和歌山県の林道について

林道について

林道は、造林や保育、素材生産等の森林施業を効率的に行うための最も重要な生産基盤です。また、山村地域の集落間を結ぶネットワークとしても機能しており、近年は災害時の迂回路としても重要な役割を果たしています。

和歌山県の林道の現況

平成27年度末時点における本県の林道(自動車道+軽車道)は、698路線であり、総延長は約1,838キロメートルとなっています。

(参考)和歌山県民有林林道延長一覧表(PDF形式 55キロバイト)

林業専用道について

国は平成22年度に、林内路網を構成する道を「林道」「林業専用道」「森林作業道」の3つの区分に整理しました。

「林道」:一般車両の走行を想定

「林業専用道」:10トン積程度のトラックや林業用車両の走行を想定

「森林作業道」:フォワーダ等の林業機械の走行を想定

林業専用道は、林道と同様の規格を有し丈夫な造りでありながらも、地形に沿った簡素な構造により開設費用を抑えた路網です。

これを受けて、本県では、「和歌山県林業専用道作設指針」を策定し、周知を図っています。現在、本県では、1路線の林業専用道が開設されています。

(参考)和歌山県林業専用道作設指針(平成23年3月31日策定)(PDF形式 122キロバイト)

(参考)林内路網の区分(PDF形式 175キロバイト)

林道和深鶴川線の画像和深鶴川支線の画像

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