和歌山県の経済動向について(平成30年1月)

和歌山県の経済動向について(平成30年1月)

内閣府は、平成30年1月19日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、緩やかに回復している。」とし、前月の判断を引き上げた。
個別項目においては、個人消費に関して「持ち直している」、雇用情勢に関して「着実に改善している」として判断を引き上げた。
なお、景気の先行きについては「雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」として、一部表現変更したものの前月の判断を据え置いた。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(11月)が2ヶ月連続で前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(12月)が5ヶ月連続で前年を下回った。百貨店・スーパー販売額(11月)は、全店ベース、既存店ベースともに3ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(12月)が1.29倍と前月から横ばいで推移し、近畿で6位、全国で40位であった。

このページの先頭へ