和歌山県の経済動向について(令和4年1月)

和歌山県の経済動向について(令和4年1月)


 内閣府は、令和4年1月18日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、このところ持ち直しの動きがみられる。」に据え置いた。

個別項目

<判断引き上げ>

  • 生産:持ち直しの動きがみられる

<判断引き下げ>



 なお、景気の先行きについては「先行きについては、感染対策に万全を期し、経済社会活動を継続していく中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、感染症による影響や供給面での制約、原材料価格の動向による下振れリスクに十分注意する必要がある。また、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある。」とした。



県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(11月)は前月を上回った。
  • 消費動向においては、自動車新車登録台数(12月)が6ヶ月連続で前年を下回った。百貨店・スーパー販売額(11月)は、全店ベース、既存店ベース共に6ヶ月ぶりに前年を上回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(12月)が1.10倍と前月から横ばいとなり、近畿で3位、全国で36位であった。


※ 新型コロナウイルス感染症の影響により非製造業を中心に幅広い業種で影響が生じており、県内経済動向は依然として厳しい状況にあるものと考えられる。
 

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