和歌山県の経済動向について(平成20年2月)

和歌山県の経済動向について(平成20年2月)

内閣府は、平成20年2月22日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断は「このところ回復が緩やかになってい る。」と、1年3ヶ月ぶりに下方修 正した。
個別項目については、生産、輸出、雇用を下方修正した。
なお、景気の先行きについては、「設備投資や輸出が増加基調で推移し、緩やかな景気回復が続くと期待される。」との見通しを示したが、「サブプライム住宅 ローン問題を背景とするアメリカ経済の減速や、金融資本市場の変動、原油価格の動向等から、景気の下振れリスクが高まっていることに留意する必要があ る。」とした。
一方、県内の経済状況については、

  • 生産動向においては、鉱工業生産指数(12月)は、10ヶ月連続で前年を上回り、電力使用量(1月)は、5ヶ月連続で前 年を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(1月)は、2ヶ月ぶりに前年を上回った。大型小売店販売額(12月)は、全店ベースでは15ヶ月連続で前年を下回り、 既存店ベースでは2ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(12月)が全国は0.98倍(前月より0.01ポイント下降)、県は0.92倍(前月より0.01ポイント上昇)とな り、差は0.06ポイントとなった 。

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