和歌山県の経済動向について(平成20年10月)

和歌山県の経済動向について(平成20年10月)

内閣府は、平成20年10月20日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断は「景気は、弱まっている」と2ヵ月 ぶりに下方修正した。
個別項目について は、輸出、生産、雇用情勢、個人消費を下方修正した。
なお、景気の先行きについては、「当面、世界経済が減速するなかで、下向きの動きが続くとみられる。加えて、アメリカ・欧州における金融危機の深刻化や景 気の一層の下振れ懸念、株式・為替市場の大幅な変動などから、景気の状況がさらに厳しいものとなるリスクが存在することに留意する必要がある。」とした。
一方、県内の経済状況については、

  • 生産動向においては、鉱工業生産指数(8月)は、2ヶ月連続で前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(9月)は、2ヶ月ぶりに前年を上回った。大型小売店販売額(8月)は、全店ベースは2ヵ月連続で前年を上回り、既存店 ベースは5ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(8月)が全国は0.86倍(前月より0.03ポイント下降)、県は0.83倍(前月より0.02ポイント下降)とな り、差は0.03ポイントとなった。

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