和歌山県の経済動向について(平成25年3月)

和歌山県の経済動向について(平成25年3月)

内閣府は、平成25年3月15日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、一部に弱さが残るものの、このところ持ち直しの動きがみられる。」と3ヶ月連続で上方修正した。
個別項目では、設備投資・生産・企業収益・雇用情勢で上方修正した。
なお、景気の先行きについては、「当面、一部に弱さが残るものの、輸出環境の改善や経済対策、金融政策の効果などを背景に、マインドの改善にも支えられ、次第に景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、雇用・所得環境の先行き等にも注意が必要である。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(1月)が7ヶ月ぶりに前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(2月)が6ヶ月連続で前年を下回った。大型小売店販売額(1月)は、全店ベースでは4ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは15ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(2月)が全国は0.85倍(前月から横ばい)に対し、県は0.86倍(前月から0.02ポイント悪化)となった。(順位は全国では22位に、近畿では2位であった。)

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