和歌山県の経済動向について(平成25年12月)

和歌山県の経済動向について(平成25年12月)

平成25年12月24日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、緩やかに回復しつつある。」と前月から据え置いた。
個別項目では、企業収益と個人消費が上方修正となった。
なお、景気の先行きについては、「輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が発現するなかで、家計所得や投資の増加傾向が続き、景気回復の動きが確かなものとなることが期待される。また、消費税率引上げに伴う駆け込み需要も見込まれる。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(10月)が2ヶ月ぶりに前月を下回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(11月)が3ヶ月連続で前年を上回った。大型小売店販売額(10月)は、全店ベースでは13ヶ月連続で前年を下回り、既存店ベースでは4ヶ月連続で前年を下回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(11月)が全国は1.00倍(前月から0.02ポイント上昇)に対し、県は0.96倍(前月から横ばい)となった。(順位は全国では23位に、近畿では2位であった。)

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