和歌山県の経済動向について(平成26年5月)

和歌山県の経済動向について(平成26年5月)

内閣府は、平成26年5月23日に発表した月例経済報告において、景気の基調判断を「景気は、緩やかな回復基調が続いているが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる。」と前月から据え置いた。
個別項目では、設備投資や公共投資が上方修正となったが、生産は下方修正となった。
なお、景気の先行きについては、「当面、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により弱さが残るものの、次第にその影響が薄れ、各種政策の効果が発現するなかで、緩やかに回復していくことが期待される。ただし、海外景気の下ぶれが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」とした。
県内の経済状況については、

  • 生産動向において、鉱工業生産指数(3月)が2ヶ月ぶりに前月を上回った。
  • 消費動向においては、新車登録台数(4月)が8ヶ月ぶりに前年を下回った。大型小売店販売額(3月)は、全店ベースで18ヶ月ぶりに前年を上回り、既存店ベースでは2ヶ月連続で前年を上回った。
  • 雇用動向においては、有効求人倍率(4月)が全国は1.08倍(前月から0.01ポイント上昇)に対し、県は1.01倍(前月から0.03ポイント上昇)となり、平成4年10月以来21年6ヶ月ぶりに1倍水準となった。(近畿で2位、全国で25位)(近畿で2位、全国で25位)

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