和歌山県の産婦人科プログラム
和歌山県の産婦人科プログラム

和歌山県 産婦人科医学研修キャリアパス

~初期研修からサブスペシャルティ修得までの道のり~

和歌山県産婦人科医学研修 キャリアパス 和歌山県産婦人科医学研修 キャリアパス

県内の産婦人科
2つ基幹施設

和歌山県立医科大学附属病院

施設概要

和歌山県立医科大学附属病院画像
交通手段:
JRきのくに線 紀三井寺駅下車 徒歩約7分
JR和歌山駅または南海和歌山市駅から和歌山バス「医大病院」又は「医大病院前」下車
TEL:
073-447-2300
URL:
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/050100/ishikakuho/client/detail/MG170609002/
病床数:
800床

初期臨床研修 概要

今年度の募集人数:
最新情報はお問い合わせください
プログラムの特色:
内科系・救急及び地域医療を必修科目とし、他の選択科目は希望に沿って自由に選択でき、自分自身でプログラミングできる自由度の高いローテート方式を実施。
また本学附属病院を管理型病院とし、県内の多くの公的病院が協力病院に加わっているため、研修医の希望を取り入れながら、地域公的基幹病院での研修(産婦人科を含む)も可能で、プライマリ・ケアの習得を質、量ともに充実。
さらに2011年度より初期研修医産婦人科重点プログラムを設置し、希望者には2年間で最大産婦人科を9か月とNICUや麻酔科を重点的に研修できるプログラムもスタート。
当院では産科、婦人科両分野においてプライマリ・ケアから高度先端医療まで全てを満たした研修を行うことが可能。
産婦人科重点 プログラムモデルコース:
1

産婦人科(必須) 3か月
内科(必須) 6か月
救急医療(必須) 3か月
2

小児科NICU(必修) 2か月
麻酔科(必修) 3か月
地域医療(必修) 1か月
産婦人科(必須) 4か月
選択科 2か月
指導医の主な出身大学:
和歌山県立医大、自治医大、産業医大、近畿大など
研修医の主な出身大学:
和歌山県立医大、自治医大、産業医大、近畿大、高知大、奈良県立医大、帝京大、山口大など

専門研修 概要

今年度の募集人数:
最新情報はお問い合わせください
研修期間:
3年
連携施設:
日本赤十字社和歌山医療センター
和歌山労災病院
公立那賀病院
橋本市民病院
ひだか病院
紀南病院
うつのみやレディースクリニック
府中のぞみクリニック
海南医療センター
新宮市立医療センター
基幹施設・連携施設から成る病院群概念図
基幹施設・連携施設から成る病院群概念図
専門研修 到達目標
専門研修 到達目標

モデルプログラム

和歌山県立医科大学産科婦人科専門研修プログラムは、以下のようなコースを提示しており、各専攻医の状況をその都度、配慮しながら研修を進めていく。

いずれのコースも基幹施設と連携施設を組み合わせて研修を行い、連携施設で研修を約1~2年程度行い、地域医療も経験することができる。

例1)産婦人科専門医養成コース

和歌山県立医科大学附属病院と専攻医指導施設において、合計3年間で専門医を取得するコース

専門研修
1年目
和歌山県立
医科大学附属病院
専門研修
2年目
うつのみやレディースクリニック
専門研修
3年目
公立那賀病院
専門研修
4年目以降
※サブスぺ修得の為の研修
指定研修施設や
大学院など

例2)産科人科専門医大学院進学コース

専門医取得から、医学博士号の早期取得へつなげるプログラム。
医学博士号の早期取得を目指す場合は、専門研修プログラム期間中に社会人大学院に所属して、常勤医として臨床研修を行いながら、臨床業務以外の時間を研究にあてながら研究をはじめることが可能。

専門研修
1年目
和歌山県立
医科大学附属病院
専門研修
2年目
ひだか病院
専門研修
3年目
和歌山県立
医科大学附属病院
うつのみやレディースクリニック
専門研修
4年目以降
※サブスぺ修得の為の研修
指定研修施設や
大学院など

例3)女性医師支援コース

女性医師で育児等のために一定期間研修に十分時間がとれない場合のプログラム。
産休・育休などを合わせて6か月以内の休職期間であればその間に学会・研修会の参加や、希望に沿った短時間勤務を行うことにより、最短3年間で専門医研修修了が可能

専門研修
1年目
和歌山県立
医科大学附属病院
産休・育休(6か月以内)
専門研修
2年目
和歌山労災病院
専門研修
3年目
和歌山県立
医科大学附属病院
うつのみやレディースクリニック
専門研修
4年目以降
※サブスぺ修得の為の研修
指定研修施設や
大学院など

いずれのコースも以下の症例経験を積む

経腟分娩(立ち合い医)/帝王切開執刀/帝王切開助手/前置胎盤・常位胎盤早期剥離の帝王切開執刀・助手/子宮内容除去術・子宮内膜全面掻爬術執刀(稽留流産を含む)/腟式手術(子宮頸部円錐切除術+子宮頸管縫縮術を含む)/付属器摘出術・卵巣嚢胞摘出術執刀(開腹、腹腔鏡)/単純子宮全摘出術執刀/浸潤がん(子宮頸がん、体がん、卵巣がん、外陰がん)手術助手/不妊症の原因・治療に携わった経験/採卵・胚移植の術者・助手あるいは見学者として参加/思春期や更年期以降女性の愁訴に対しする診断・治療経験/OC・LEP初回処方時の有害事象説明ないし説明助手経験

指導医からのメッセージ

和歌山県立医科大学専門研修プログラムでは、数多くの紹介症例があり、婦人科・産科ともに希少疾患を含めて様々な症例を経験できることが特徴です。早い時期から手術の術者を担当していただき、基礎的な手技が身に付くような指導を行っています。産科はチーム制を敷いていますが、正常分娩だけではなく、県内唯一の総合周産期母子医療センターへの多くの母体搬送症例があり重症例も経験することができます。指導体制はマンツーマンになっており、慣れないうちは診療において専攻医が不安にならないよう心がけています。また、大学院で基礎研究を行っている、妊娠・子育て中、サブスペシャルティの専門医を目指しているなど様々なロールモデルがいるので、自分にあった将来像が描きやすいと思います。

10年目 溝口 美佳

溝口 美佳

研修医からのメッセージ

大学病院の総合周産期母子医療センターでありながら県民との距離も近く正常分娩からハイリスク分娩はもちろんのこと、母体搬送や新生児搬送となる重症症例までを幅広く経験することができます。また、小手術から婦人科の良性疾患、悪性腫瘍の症例までを後期研修医から主治医・執刀医として経験し、化学療法や放射線療法なども含めた包括的治療も担当します。なにより、教授をはじめ上級医との距離も近くとても相談しやすい環境です。
私自身も後期研修中に出産、育児を経て復帰しましたが、目標となるような先輩医師に囲まれ充実した日々を送っています。女性の健康を守り、寄り添うことのできる素敵な職場です。ぜひ私達と一緒に働きましょう。

4年目 松下 彩葉

松下 彩葉

日本赤十字社和歌山医療センター

施設概要

日本赤十字社和歌山医療センター画像
交通手段:
和歌山駅、または南海電鉄和歌山市駅よりバスで20分
TEL:
073-422-4171
URL:
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/050100/ishikakuho/client/detail/MG170502006/
病床数:
873床

初期臨床研修 概要

今年度の募集人数:
最新情報はお問い合わせください
プログラムの特色:
本センターは「県下の基幹病院」としての役割を担う873床の大規模病院であるが、院内各部局の連携が緊密で症例数も豊富なことによりプライマリ・ケアから高度先端医療まで幅広い経験を積むとができる。
各部局における院内外の研修活動の充実は本センターが特に力を入れている点であり、医師臨床研修にもふさわしい環境である。
また、赤十字の特色である国際救援活動における拠点病院のひとつに指定されており、さらに地域住民健康保持のため「赤十字県大学」等、他の臨床研修病院では得られない赤十字ならではの活動を経験することがきる。
プログラムモデルコース:


内科(必修) 6か月
救急医療(必修) 3か月
外科(必修) 1.5か月
選択科 1.5か月


地域医療(必修) 1か月
小児科 ※原則2年目(必修) 1か月
産婦人科 ※原則2年目(必修) 1か月
精神科 ※原則2年目(必修) 0.5か月
救急医療(必修) 2か月
選択科 6.5か月
指導医の主な出身大学:
和歌山県立医大、京都大、大阪市大、関西医大など
研修医の主な出身大学:
和歌山県立医大、京都大、大阪市大、関西医大、宮崎大、徳島大、近畿大など

専門研修 概要

今年度の募集人数:
最新情報はお問い合わせください
研修期間:
3年
連携施設:
和歌山県立医科大学附属病院
和歌山労災病院
公立那賀病院
橋本市民病院
ひだか病院
紀南病院
京都大学医学部附属病院
基幹施設・連携施設から成る病院群概念図
専門研修 到達目標

モデルプログラム

例1)臨床経験を数多く積むことによって早くから独り立ちすることに重点を置いたコース

専門研修
1年目
日本赤十字社和歌山
医療センター
専門研修
2年目
専門研修
3年目
地域医療研修病院
専門研修
4年目以降
※サブスぺ修得の為の研修
日本赤十字社和歌山
医療センター

例2)京大病院での研修を経ることによって京大の大学院への進学や京大の関係病院での研修に重点を置いたコース

専門研修
1年目
日本赤十字社和歌山
医療センター
専門研修
2年目
日本赤十字社和歌山
医療センター
京大病院
専門研修
3年目
京大病院
地域医療
研修病院
専門研修
4年目以降
※サブスぺ修得の為の研修
京大の関連病院

例3)将来の進路を早くから決めることはありません居心地の良い施設で臨床の腕を磨きながら自分の進路を見つけしよう

専門研修
1年目
日本赤十字社和歌山
医療センター
専門研修
2年目
日本赤十字社和歌山
医療センター
地域医療
研修病院
専門研修
3年目
和歌山県立
医科大学附属病院
専門研修
4年目以降
※サブスぺ修得の為の研修
その他の医療機関

地域医療研修病院

和歌山労災病院/公立那賀病院/橋本市民病院/国保日高総合病院/紀南病院

指導医からのメッセージ

日本赤十字社和歌山医療センター産婦人科研修プログラムは、当院における分娩および手術症例が豊富であるという利点を最大限に活かしたプログラムです。専門医の取得に必要とされる分娩症例と手術症例ならびに論文作成を、ベテラン医師の手厚い指導のもとで担当していただきます。3年間の研修を終えた後には、どのような病院においても一人前の産婦人科医師として活躍できるように、数多くの臨床経験を積んでいただきます。

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研修医からのメッセージ

日本赤十字社和歌山医療センター産婦人科は、手術件数・分娩件数ともに豊富で開腹手術・腹腔鏡手術・膣式手術のバランスもよく、産婦人科専門医研修に最適︕手術の修練を積みたい先生にもおすすめ︕風光明媚な和歌山で、私達と一緒に働いてみませんか︖

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