石綿含有仕上塗材について

 平成29年5月30日付けで環境省より、石綿を含有する仕上塗材についての通知がありました。
つきましては、「吹付け工法」もしくは「施工方法が明らかでない」石綿含有仕上塗材は吹付け石綿として扱いますので、引き続き大気汚染防止法の遵守をお願いします。

事前調査について

 仕上塗材には石綿が少量添加材として使用されているものがあるため、解体等の工事を行う前に、仕上塗材について石綿含有の有無及び、新築・改修時等の施工方法を確認することが必要です。

仕上塗材に石綿が含有されていた場合

 「吹付け工法」もしくは「施工方法が明らかでない」石綿含有仕上塗材を除去する時は吹付け石綿として取扱うため、大気汚染防止法に定める特定粉じん排出等作業実施届出、作業基準の遵守が必要となります。

 吹付け工法以外の工法(ローラー塗り等)で施工されたことが明らかな場合、届出は不要ですが適切な飛散防止措置を講じてください。

作業基準の遵守

 届出の対象となった石綿含有仕上塗材を除去する際には作業基準の遵守が必要です。大気汚染防止法施行規則別表第七第一の項下欄イ~チの事項を遵守し除去等を行うか、同項下欄柱書きの「同等以上の効果を有する措置」を講じる必要があります。
今回の環境省通知では、石綿含有仕上塗材を除去する場合、以下の9種類の方法が「同等以上の効果を有する措置」とされました。

  1. 集じん装置併用手工具ケレン工法
  2. 集じん装置付き高圧水洗工法(15MPa以下、30~50MPa程度)
  3. 集じん装置付き超高圧水洗工法(100MPa以上)
  4. 超音波ケレン工法(HEPAフィルター付き掃除機併用)
  5. 剥離剤併用手工具ケレン工法
  6. 剥離剤併用高圧水洗工法(30~50MPa程度)
  7. 剥離剤併用超高圧水洗工法(100MPa以上)
  8. 剥離剤併用超音波ケレン工法
  9. 集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法

【注意】石綿含有仕上塗材除去作業を適切に実施するために、装置の使用方法、剥離剤の適用の可否等に精通していることが必要です。また、水滴飛散などによる汚れを防止するためにプラスチックシート等で養生する必要があります。

 

アスベスト問題等相談窓口について

このページの先頭へ