流行の概要

保護者の方へ

暖かくなってきました。軽症で治る嘔吐下痢症や夜に咳き込む風邪の流行が続いています。症状が発熱だけの風邪、のどの痛みを訴える風邪、鼻水の多い子、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、細気管支炎、リンゴ病などもあります。入学や新学期のシーズンで、子どもたちの環境が大きく変化します。このような環境の変化にゆっくりとしか適応できない子もいます。何となく元気がない、腹痛、頭痛など体調を崩して登園や登校が困難になる子も多くなります。体調不良を理解してあげて、家族で遊ぶ時間を設け、気分転換出来るよう工夫するなど精神的なサポートと体調管理をお願いいたします。細気管支炎では初期は鼻水、くしゃみ、微熱、咳などの感冒様症状です。咳、鼻水などの風邪の症状が 2 日程続いた後、息を吐くときにゼーゼーという音がしたり、呼吸回数が多くなり、呼吸時に胸が凹みます。ほとんどの乳児では症状は軽度で治りますが、一部の乳児では、呼吸困難が悪化し、入院を必要となる場合もあります。小さな子が鼻水に咳を伴っている場合は小児科専門医を受診して下さい。(令和7年4月10日更新)

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