イベントレポート(平成29年度大人の“りぃぶる”読み語り広場)
講座・イベント情報
講座・イベントレポート
イベント名
“りぃぶる”読み語り広場
開催日時
(1)平成29年10月13日(金曜日)10時半から11時半
(2)平成29年12月15日(金曜日)10時半から11時半
場所
“りぃぶる”図書・交流スペース
内容
絵本や詩の朗読を聴くことで男女共同参画や人権の視点を養うことを目的に、読み聞かせボランティアによる読み語りを実施しました。りぃぶる図書の大人向けの絵本や詩のなかから、人権や男女共同参画の視点を養えるもの、心の癒しになるもの、元気になるもの、子育ての参考になるもの等をピックアップしました。
10歳の少年が自らの経験をもとにつぶやいた言葉をつづった「見てる、知ってる、考えてる」、二人目が産まれることで母親を独占できなくなった子どもの目線で描かれた「ちょっとだけ」、先天的に手指に障害をもつ子どものお話「さっちゃんのまほうの手」、遠隔地に住む人たちのために本を届ける仕事をした女性が登場する「ぼくのブック・ウーマン」などが読まれました。
1、2回目ともに幅広い年齢層の方の参加があり、「また参加したい」「これをきっかけに読書をしたい」などの感想が寄せられました。多様な視点を持つ事の大切さを感じつつ、ほっこりした癒しの時間を持っていただける機会となりました。
朗読した本は以下の通りです。
(1)10月の本のリスト
- 「むねがキュンとしたんや」池内エミ子 文/井川英雄 絵
- 「ずーっと ずっと だいすきだよ」ハンス・ウィルヘルム 絵と文/久山太一 訳
- 「くまのトーマスはおんなのこ」
- ジェシカ・ウォルトン 作/ドゥーガル・マクファーソン 絵/かわむらあさこ 訳
- 「ちょっとだけ」瀧村有子 作/鈴木永子 絵
- 「見てる、知ってる、考えてる」中島芭旺
- 「ありがとう、フォルカー先生」パトリシア・ポラッコ 作・絵/香咲弥須子 訳
(2)12月の本のリスト
- 「わたしはあかねこ」サトシン 作/西村敏雄 絵
- 「まねっこでいいから」内田麟太郎 文
- 「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイ 絵/小川仁央 訳
- 「みかんのめいさんち」平田昌広 作/平田景 絵
- 「さっちゃんのまほうのて」田畑精一 先天性四肢障害父母の会 のべあきこ しざわさよこ 共同製作
- 「ぼくのブック・ウーマン」ヘザー・ヘンソン 文/デイビット・スモール 絵/藤原宏之 訳