イベントレポート(平成29年度「みんなに男女共同参画」提案事業「じぇんだー・はらすめんとって何?」)

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講座名

「みんなに男女共同参画」提案事業「じぇんだー・はらすめんとって何?」

開催日時

平成29年12月3日(日曜日) 10時から12時

場所

橋本市民会館 1階 ギャラリー

講師

千金亭 値千金さん(男女共同参画創作落語家)

企画

GEはしもとサピュイエ

内容

男女共同参画を多くの人にわかり易く伝えるため、落語を創作し全国各地で口演されている千金亭値千金さんを講師にお呼びし、男女共同参画創作落語による講座を橋本市にて開催しました。
創作落語「じぇんだーはらすめんと」とは、女性ということで男性と同じ仕事をさせてもらえない小原恭子の男性上司が、ある日出勤すると男女の立場が入れ替わった職場になっており、さまざまな苦労を体験する中で、今まで自分がしてきたジェンダーハラスメントに気づくというお話です。男だからこれをしなさいとか、女だからあれをしてはいけないと言うことが、ジェンダーハラスメントであり、人権侵害だと落語を通して面白く、楽しく伝えていただきました。
落語の後、講師がファシリテーターとなって、テーマ「そのとき小原恭子は、何と言い返せばよかったのか?」で、グループトークを行いました。私もちゃんと名前で呼ばれるのではなく、男性と同様に主任と役職で呼ばれたい、実績を積ませてほしい、上司のしていることは男女差別だ、等々の声が、グループの発表で出ていました。
まとめの中で講師は、男女共同参画社会をつくることはジェンダーハラスメントをなくしていくことであるとして、ジェンダーに基づく役割分担を他人に押し付けず、自分と違う生き方・考え方もあってもいいと認めることができれば、ジェンダーハラスメントは起きないのではと提案されました。 講座の終わりに、講師の方が小原恭子のつぶやきを替え歌で披露しました。
参加者の感想の中には「性別にこだわらず、そのひとりひとりの人格を大切に思って言動に気を付けたらと思います。」「ジェンダーハラスメントという言葉を知りませんでした。以前の職場で痛切に感じた事が多々あります。くやしさを思い出しました。」等があり、男女共同参画について考える良い機会になったのではないかと思います。

講座の様子 講座の様子

講師の千金亭 値千金さん    講座の様子

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