母子父子寡婦福祉資金貸付金
母子父子寡婦福祉資金の貸付制度は、母子家庭及び父子家庭並びに寡婦の経済的な自立と生活意欲の助長及び児童福祉の増進を図ることを目的として修学資金や就学支度資金をはじめとした12種類の資金からなる貸付制度です。
も くじ
①貸付を受けることができる方
②貸付を受けるまでの手続き
③申請に必要な書類
④貸付限度額一覧表
⑤進学や就職を目指す方へ
⑥お問い合わせ先
①貸付を受ける ことができる方
貸付対象者は、和歌山県(和歌山市にお住まいの方は除く)にお住まいの母子家庭の母、父子家庭の父、寡婦及び40歳以上の配偶者のない女子であって母子家庭の母及び寡婦以外の者などが対象になります。
また、修学資金、修業資金、就職支度資金及び就学支度資金については、母子家庭の母又は父子家庭の父及び寡婦が扶養する子、父母のない20歳未満
の児童に直接貸し付けることができます。
②貸付を受ける ま での手続き
1.お住まいの市福祉事務所、町村役場のひとり親施策担当課等又は県の振興局健康福祉部に相談
↓
2.市福祉事務所、町村役場にて申請
↓
3.県の振興局健康福祉部にて面談
↓
4.審査を経て貸付決定
※審査・手続き等のため、貸付決定までに約1か月程度要するため、なるべく早くご相談ください。
③申請に必要な書類
①ヒアリングシート |
②各種貸付申請書 |
③貸付資格証明書 |
④戸籍謄本及び世帯全員の住民票の写し |
⑤申請者及び連帯借主(連帯保証人)の各種誓約書及び同意書 |
⑥その他、各資金に応じ必要な書類(在学証明書や事業計画書など) |
※ 貸付申請の際にはマイナンバーの記入及び本人確認が必要です。
④貸付限度額一覧表
資金の種類 | 貸付内容 | 貸付限度額 | 措置期間 |
償還期間 |
修学資金 |
高校や大学、大学院等に就学する 際に必要な授業料、書籍代、交通費 受験料、被服費等に必要な資金 |
※所得により、貸付限度額が下記 より低くなる場合があります。 〇高等学校 専修学校(高等課程) 自宅 / 自宅外 公立 27,000円 / 34,500円 私立 45,000円 / 52,500円 〇高等専門学校 自宅 / 自宅外 公立 31,500円 / 33,750円 私立 48,000円 / 52,500円 ※4年以上の場合は変動あり 〇専修学校(一般課程) 54,000円 〇専修学校(専門課程) 自宅 / 自宅外 公立 67,500円 / 78,000円 私立 89,000円 / 126,500円 〇短期大学 自宅 / 自宅外 公立 67,500円 / 96,500円 私立 93,500円 / 131,000円 〇大学 自宅 / 自宅外 公立 71,000円 / 108,500円 私立 108,500円 / 146,000円 〇大学院 修士課程 132,000円 博士課程 183,000円 |
当該学校 卒業後 6カ月 |
20年以内 専修学校 (一般課程) 5年以内 |
就学支度資金 |
就学・修業する 際に必要な被服等の 購入資金 |
〇小学校 64,300円 〇中学校 81,000円 〇高等学校 専修学校(高等課程) 自宅 / 自宅外 国公立 150,000円 / 160,000円 私立 410,000円 / 420,000円 〇高等専門学校 自宅 / 自宅外 国公立 410,000円 / 420,000円 私立 580,000円 / 590,000円 〇専修学校(一般課程) 自宅 / 自宅外 150,000円 / 160,000円 〇専修学校(専門課程) 自宅 / 自宅外 国公立 410,000円 / 420,000円 私立 580,000円 / 590,000円 〇短期大学 自宅 / 自宅外 国公立 410,000円 / 420,000円 私立 580,000円 / 590,000円 〇大学 自宅 / 自宅外 国公立 410,000円 / 420,000円 私立 580,000円 / 590,000円 〇大学院 国公立 380,000円 私立 590,000円 〇修業施設(中学校卒業者) 自宅 / 自宅外 150,000円 / 160,000円 〇修業施設(高校卒業者) 自宅 / 自宅外 272,000円 / 282,000円 |
卒業及び 技能習得後 6カ月 |
就学 20年以内 専修一般および 修業 5年以内 |
修業資金 |
①事業を開始し又は就職するために必要な 知識技能を習得する ための資金 ②就職先が内定しており、就職に自動車の運転 が必要な場合の免許取得に係る資金 |
① 月額 68,000円 ② 運転免許 460,000円 |
知識技能 習得後1年 |
20年以内 |
就職支度資金 |
就職するために直接必要な被服、履物及び 通勤用自動車等を購入する資金 |
一般 105,000円 特別 340,000円 (自動車購入のみの場合は23.5万) |
貸付後1年 | 6年以内 |
技能習得資金 |
①自ら事業を開始し又は就職するために必要な 知識技能を習得するために必要な資金 ②就職先・就職内定先において又は求職活動中 で就職に際し自動車の運転が必要な場合の 免許取得に係る資金 |
①一般 月額 68,000円 技能 一括 816,000円 (12カ月相当) ②運転免許 460,000円 |
知識技能 習得後1年 |
20年以内 |
医療介護資金 |
医療又は介護(当該医療又は介護を受ける期間 が1年以内の場合に限る)を受けるために必要 な資金 |
医療 340,000円 (特別) 480,000円 介護 500,000円 |
医療または 介護を受ける 期間満了後 6カ月 |
5年以内 |
生活資金 |
①知識技能を習得している間 ②医療又は介護を受けている間 ③母子家庭又は父子家庭になって間もない (7年未満)父母の生活を安定・継続する間 (生活安定期間) ④失業中の生活を安定・継続する間。 ⑤児童扶養手当受給相当まで収入が減少 した者(家計急変者) |
① 月額 141,000円 ②~④ 月額108,000円 (注)母子家庭の母、父子家庭の父 寡婦が生計の中心者でない場合 は、月額70,000円を限度とする。 生活安定期間の貸付は259.2万円 を限度とし、生活安定期間中の 養育費の取得のため の裁判費用 については、1,260,000円 (一般分の12か月相当) ⑤児童扶養手当に準拠した額(全 部支給の額)の範囲内 |
①知識技能 取得6か月 ②医療又は 介護を受ける 期間満了後 6か月 ③貸付期間 満了後6か月 ④貸付期間 満了後6か月 ⑤貸付期間 満了後6か月 |
①20年以内 ②5年以内 ③8年以内 ④5年以内 ⑤10年以内 |
結婚資金 |
母子家庭の母、父子家庭の父が扶養する 児童、 寡婦が扶養する20歳以上の子の婚姻に際し 必要な資金 |
320,000円 |
貸付後6か月 |
5年以内 |
住宅資金 |
住宅を建設、購入、補修、保全、改築、又は増築 するのに必要な資金 |
1,500,000円 (特別 2,000,000円) |
貸付後6か月 |
6年以内 (特別 7年以内 |
転宅資金 |
住宅を移転するために住宅の賃借に際し必要な 資金 |
260,000円 |
貸付後6か月 | 3年以内 |
事業開始資金 |
事業を開始するのに必要な設備、機械等の 購入資金 |
3,470,000円 団体 5,220,000円 |
貸付後1年 | 7年以内 |
事業継続資金 |
事業を継続するために必要な材料等を購入する 運転資金 |
1,740,000円 団体 1,740,000円 |
貸付後6か月 | 7年以内 |
※連帯保証人について
・修学資金、修業資金、就職支度資金、就学支度資金については、親が貸付を受ける場合(かつ子が連帯借主)には連帯保証人は不要です。
それ以外の資金については、連帯保証人を立てる 場合は無利子、連帯保証人を立てない場合は有利子(1%)での貸付になります。
・貸付の決定にあたっては、実際に必要となる経費等を確認したうえで、上限限度額の範囲内で返済可能な額をお貸しすることとしていま す。
・貸付資金ごとに個別の貸付要件を設けています。詳しくは下記のお問い合わ せ先にてご確認ください。
⑤進学や就職を目指す方へ
進学や就職に必要な資金の貸付は他機関でも多数取り扱っています。同一目的での貸付併用は基本的にできないため、他貸付金についても
十分にご検討ください。
和歌山県生涯学習課(外部リンク)
「高等教育の修学支援新制度」に採用され、入学金や授業料が減免される場合や給付型奨学金の支給を受ける場合には、貸付額の減額や給
付額相当の償還が必要となる場合があります。
高等教育の修学支援新制度(外部リンク)
⑥お問い合わせ先
和歌山市にお住いの方は下のリンクを確認してください。
和歌山市母子父子寡婦福祉資金貸付金(外部リンク)
和歌山市以外の市町村に在住の方は、下のリンクを確認してください。