明光バス株式会社(令和7年度締結)

会社概要

所在地:西牟婁郡白浜町堅田2396-12

創 業:1930年6月24日

代表者:取締役社長 飯ケ谷 洋敏

従業員:92名(令和7年3月31日時点)

外部リンク:http://www.meikobus.jp/   

企業概要:ドラマチック白浜・紀南 明光バスで巡る旅

     

                                                                                                                
 明光バス株式会社は、1930年6月に設立、創立95年を超え、南紀白浜を拠点とする企業です。全国有数のリゾート地である白浜町や、熊野古道をはじめ世界遺産を有する田辺市の一般路線バスを主な事業としています。また、大阪や首都圏方面へ向かう高速バス、加えて貸切バス事業も行っており、貸切バス事業では貸切バス事業者安全性評価認定制度で三ツ星を獲得しています。多くの観光客が利用される白浜、熊野エリアの活性化に向け、自治体や地元企業と一丸となって取り組んでいます。従業員は、運転手、整備士、事務員などで総勢約90名。車両は約30台で営業しています。

 令和7年度から「人権尊重の社会づくり協定」を締結し、県と一緒に人権尊重の社会づくりに取り組んでいます。


従業員の人権意識向上に向けた取組

 人権に関する啓発ポスターの掲示や啓発冊子の回覧などを行っています。弊社では、従業員の約9割が運転をはじめバス運行に関わる業務に従事しています。勤務時間帯もばらばらであり、効率よく啓発を行う必要があるため、紙媒体や電子モニタ掲示板での周知を図り、事務所等に掲示することで従業員がいつでも目に入るような工夫をしています。

 また、ドライバーに対してはeラーニングによる研修を実施していますが、その際、運転技術等の内容と一緒に、人権やコンプライアンスに関する情報を提供しています。

 年々コンプライアンスに対する意識が高まってきており、弊社でも、より進んだ内容のコンプライアンス研修に力を入れていきたいと考えています。 

従業員が安心して働くことができる環境づくりに向けて

 育児・介護休暇制度はもちろんのこと、各種手当や働き方など、従業員が長く働くことができるようこれまでも就業規則の見直しを行ってきており、今後も拡充できたらと考えています。

 社内には相談窓口を設けており、困ったことがある場合は何でも相談できるような体制を整えています。センシティブな内容の相談にも対応するため、男性女性それぞれの相談員を配置し、いつでも相談できることを従業員に対して周知しています。

 また、女性のドライバーも働きやすい職場環境の構築を進めるなど、従業員のライフスタイルに合った柔軟な働き方ができる職場づくりに努めています。

その他の取組

 お客さまに対する接遇、接客に関する研修の強化を図っていきたいと考えています。特に、当地は観光地であり、近年増加している外国人観光客に対する接遇に関しては工夫が必要であると考えています。あらかじめ外国語で書かれた案内カードなどを作っていますが、一昔前に比べるとそのバリエーションも増えてきており、さまざまな場面に対応したご案内ができるよう努め、安心、満足していただける対応を心がけています。

 事業が苦しい時期もありましたが、自治体や地元企業との協力により、おかげさまで多くのお客さまにご来訪、ご利用いただいています。業績が好調の際は、従業員への還元はもちろんのこと、新車バスの購入など、ヒトとモノへの投資を積極的に行っていきたいと考えています。

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*事業副本部長の藤原善秀様にインタビューさせていただきました。

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