紀州ファスナー工業株式会社(平成27年度締結)

法人概要

所在地:御坊市塩屋町北塩屋521-1

事業内容:金属製締結部品・ナット類の製造

沿革:1957年2月 大阪市生野区に「紀州ネジ製作所」を創設

   1971年6月 日高郡印南町に和歌山工場が完成

   2013年2月 御坊工業団地内に工場を建設

   2015年10月 紀州ファスナー工業株式会社の本社を御坊市に移転

従業員数:100名(グループ全体145名)

外部リンク:https://www.kishuf.co.jp

1957年に切削ナットメーカーとして誕生して以来、現在では約5000種類のネジを手掛けています。JIS・ISO 9001に基づいた厳しい品質管理と、ISO 14001に基づく環境に留意した工場で製造された製品は、自動車をはじめ、精密機械、住宅・建設等幅広い分野で使用されています。

■経営理念

 ユーザーや顧客のニーズに対応した製品をつくり、供給することにより、社会や地域に貢献する。

また、社員とその家族の幸福のための企業であり続ける。“Challenge, New Way”

■環境基本理念

 紀州ファスナー工業株式会社 御坊本社工場は、自然豊かな和歌山県の紀伊半島に位置しており、そのような自然から多くの恵みを受けています。この恵み豊かな地球環境を次世代へ継承することが人類共通の重要課題であることを認識し、地球環境の保全に配慮した企業活動を行います。

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◆従業員の人権意識の向上に向けて

 毎月の「人権チェックリスト」や人権に関する各種ポスターを社員の目の届きやすい場所に掲示して、啓発を行っています。

 毎月1回開催している部署長会議では、定期的に同和問題やハラスメントなど人権に関する話題を取り上げて注意喚起を行い、幹部職員の意思統一を図っています。

 また、最近では同和問題を知らない職員もいるため、今後は、全社員に向けて、同和問題を周知し、正しい知識を身につけるための研修を行うことも考えています。

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◆従業員が安心して働くことができる職場環境づくりに向けて

 弊社では、「この会社で長く勤めてほしい」という願いのもと、職員が安心して働くことができるようさまざまな取り組みを行っています。

 1つ目は、相談窓口の設置です。セクハラやパワハラなどに関する相談窓口として男性1名、女性1名の職員を配置することで相談しやすい環境に配慮しています。

 2つ目は、職員に対する面談です。特に3年目までの職員に対しては、半年に1回程度面談の機会を設けて、仕事に対する悩みなどを聴き、解決に向けたアドバイスを行っています。

 3つ目は、全職員を対象としたアンケートの実施です。2年に1回程度職場環境や勤務実態などに関するアンケートを行い、職員の声をできる限り反映できるように努めています。

◆その他の取り組みについて

 弊社は和歌山県の「女性活躍企業同盟」、「結婚・子育て応援企業同盟」にも参加しています。女性の育児休業や短時間勤務などの制度はもちろんのこと、男性職員も育児休業を取得しており、男女の別なく能力が発揮できる職場づくりに取り組んでいます。最近ではSDGs、健康経営優良法人認定に対する取り組みも行っています。

 また、障害者の雇用についても法定雇用率を上回っており、今後は職員に占める女性の割合をさらに上げていきたいと考えています。
 

※常務取締役の芝大輔様にインタビューさせていただきました。

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