特定非営利活動法人七彩会(平成29年度締結)

法人概要

 所  在  地 :太地町太地2973-4 いさなの宿白鯨内

 代  表  者 : 理事長  平谷 瑞樹

 運 営 施 設 : くじらぐも事業所(就労継続支援A型、B型)

       (那智勝浦町市屋1056-7)

 従 業 員 数 : 7人
 

 特定非営利活動法人七彩会は平成28年11月30日に設立し、平成29年4月より就労継続支援A型事業所として、くじらぐもを開設しました。紀南地方唯一のA型事業所として、就労に必要な知識及び能力の向上のため必要な訓練や支援等を行っています。

 また、令和元年10月1日には、就労継続支援B型事業を開始し、就労に必要な基礎知識及び基礎能力の向上のため必要な訓練・支援等を行っています。

 障害のある方が、その人らしい生活を地域の中で安心して送れるように、ひとりひとりの状態や目標に合わせたサービスの提供を行ってまいります。

従業員の人権意識向上に向けた取組

・毎年11月と3月に職員及び利用者を対象として、太地町社会福祉協議会と共催の人権研修を実施04
しています。今年度11月の研修は新型コロナウイルスの影響で中止としましたが、3月は「人権と権利
擁護」をテーマに実施しました。

・和歌山県主催の企業責任者研修会や権利擁護の研修などにも積極的に参加し、資質向上を図って
います。

・人権啓発ポスターを掲示したり、人権チェックリストを職員に回覧することで、職員の人権意識向上
に努めています。

従業員が安心して働くことのできる環境づくりへの取組

・従業員の雇用の安定を図るため、今年度、2名の女性パート職員を正規職員として雇用しました。また、就業規則において育児休暇や介護休暇などの制度を整備し、職員が働きやすい環境づくりに努めています。

利用者に安全・安心に利用(作業)いただくための取組

・令和元年3月には労働安全衛生に関する研修を実施し、利用者が転倒などのケガを防ぐための注意事項や防止対策について学習を深めました。以後、就労継続支援A型の利用者については、作業実施前に準備体操を実施しています。

・また、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、昨年秋頃より、利用者は毎日検温して記録し、37.5度以上の熱がある場合は帰宅してもらうなど、体調万全の上で作業に従事してもらっています。

企業理念(事業所PR)など

・就労継続支援A型事業所「くじらぐも」では、太地町地域福祉センター「梛」、道の駅たいじ、那智勝浦町01
役場、那智勝浦町立体育館などの清掃活動を行っています。紀南地方で唯一の就労継続支援A型の施設
であり、一般就労への移行が成功した事例もあります。

・就労継続支援B型事業所「くじらぐも」では、缶詰や焼き菓子などの製造を行っています。

・A型B型通して、耕作作業を行っており、地元の畑や田を借り上げ、地元住民の手も借りながら、草刈り
や肥料やり、収穫などを行っています。種蒔きや収穫は地元の幼稚園児とも一緒に行うなど、地元との
連携を大切にしています。03

・収穫された野菜や手作りのジャム、焼き菓子などは太地町地域福祉センター「梛(なぎ)」にて販売して
います。

・障害者に対する理解の促進を図るため、利用者たちによるチャリティコンサートを毎年開催しています。

・今後も障害者の自立と社会参加促進及び生活支援に関する事業及び地域の人々と障害者の助け合い
を通じて住みよいまちづくりをはかっていきたいと考えています。
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* 事務局長玉井様、管理者山縣様にインタビューさせていただきました。
                                 

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