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修験道場を巡るコース
金峯山寺(奈良県吉野町)
吉野山にある修験道の中心寺院で、平安時代に藤原道長や白河上皇が参詣したことで知られています。本堂の蔵王堂は、1591年に豊臣秀吉・秀頼により再興されたもので、東大寺大仏殿に次ぐ大きさの木造建築物です。




葛城山(奈良県御所市)
山の中腹に位置する不動寺は、曹洞宗で清滝山戒那院と号し、御本尊の釈迦如来のほかに、観喜天と、大威徳明王、更には葛城山で修行し山岳修験道を開いた役行者の像も安置しています。




ヶ島
役行者は、島内に5ヵ所ある行場の一つ、虎島の序品窟に法華経の第一巻を納め、加太を第一宿として、葛城山系に至る28の霊場に法華経を納めました。その霊場の基点が友ヶ島で、ここから大阪・奈良に続く山々に、行場をめぐる道が延びています。