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多層・多機能交流圏のイメージ

紀淡海峡ルートが実現すると、
日常生活活動から文化・学術活動、産業・経済活動に至る
社会生活のあらゆる分野にわたる交流がより広い範囲へと拡大し、
それぞれの社会生活に応じた四つの交流圏により、
重層的な構造を持つ「紀淡海峡交流圏」が形成されます。



新しい臨海峡生活圏

日常生活が海峡を越えて拡がり、
多様なライフスタイルが可能となります。


紀淡海峡ルートの実現により、和歌山、淡路島、徳島は自然との共生・調和を保った1日生活圏となり、それぞれの地域の多様な生活機能を共有することができるようになり、これらの地域の交流が一層促進されます。
また、大阪湾環状都市の一翼を担う心の豊かさを実感できる新しい生活圏としてさらなる発展が期待されます。

中核的な広域海峡交流圏

高度な産業集積と豊かな文化、
学術等がネットワークされ、
新しい産業の創造が期待されます。


歴史的に海外との交流ゲートとして蓄積されている文化・学術・産業を活かし、21世紀に向けて国際交流文化都市圏と産業創造拠点を形成します。
さらに、世界の規範となる防災モデル都市圏を目指すとともに、国土管理上のリダンダンシーを確保し、多極分散型国土構造の西日本の極となる圏域として、紀淡海峡交流圏を先導する役割を担います。

新たな国土の軸の
拠点的な海峡交流圏

大都市と自然の共存により、
全く新しい国土の利用が可能となります。


紀淡海峡ルートの実現により、大阪湾環状軸及び太平洋新国土軸が形成されます。ここから地域連携軸によって紀淡海峡交流圏全域がネットワークされることにより、大阪湾ベイエリア地域の持つ多彩な経済・文化の集積と地域の個性的な資源が結びついた新しい産業展開が期されます。

世界都市圏としての
海峡交流圏

21世紀の世界平和と発展に
貢献できる地域となります。


各地域の持つ伝統文化や産業を通じた多様な国際交流のチャンネルや、関西国際空港、関西文化学術研究都市をはじめ地域で進められている大規模プロジェクトを活用した国際交流拠点を形成します。
また、紀淡海峡ルートの実現は、広域国際交流圏の裾野の拡大に大きな役割を果たします。
さらに、環日本海交流圏などとも積極的に交流し、相互に支援・補完することにより、さまざまな分野で世界にリーダーシップを発揮することとなります。



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