5つの病児保育施設でスマートフォンから空き状況の確認と予約が可能になります！

和歌山県では、デジタル技術を活用した本県の課題解決や地域の魅力向上を図る実証事業（*1）に取り組んでいます。今年度は、病児保育（*2）のICT化を図ることとしており、この度、県内5つの病児保育施設において、病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」（*3）を導入し、ICT化による効果を分析・検証することとなりました。
「あずかるこちゃん」を使うことで、これまで病児保育施設に電話で問い合わせをしないと分からなかった空き状況がスマートフォンからいつでも簡単に確認できるようになり、その後、そのまま予約申込も可能となります。
令和6年10月1日（※病児保育室「きらりん」は10月14日）から施設への事前登録、11月1日から利用の予約を開始し、2月末まで実証事業を行った上で、一定の効果が認められる場合は、その後も「あずかるこちゃん」の利用を推進し、さらに利用が広がるよう取り組みます。
病児保育は、こどもと保護者の心強い味方であり、ICT化により病児保育が利用しやすくなりますので、ぜひ病児保育をご活用ください。

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（*1）実証事業について
県の「課題解決型デジタル活用プロジェクト推進事業」として取り組んでいます。同事業は、優れたデジタル技術やノウハウを持つ民間企業から、デジタルを活用した「本県の課題解決」又は「地域の魅力向上」につながる取組を公募し、県内をフィールドとして実証事業を行うものです。
今回は、「あずかるこちゃん」を運営する株式会社グッドバトン（本社：東京都中央区）と全国病児保育協議会和歌山県支部のグループが採択されました。

(*2)病児保育について
病児保育とは、こどもが病気の際に、自宅での保育が困難な場合、病院・保育所等に付設された専用スペースなどで一時的に保育を行うことをいいます。実施主体は市町村で、県内では7施設が市町より委託を受けて運営されています。

(*3)「あずかるこちゃん」について
株式会社グッドバトンが開発・運営しているクラウド型の病児保育ネット予約サービスで、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも空き状況の確認、予約、キャンセルの依頼が可能となっています。また、マップ上で複数施設の位置や空き状況も確認できます。利用者の利便性が向上するとともに、病児保育施設の従業員の負担軽減も期待されます。現在、全国245施設で導入されています。（令和6年10月1日時点）

病児保育のICT化実証事業 参加施設

利用の流れ

• STEP1：利用したい施設への事前登録（10月1日から）※病児保育室「きらりん」は10月14日から
  （外部リンク）
• STEP2：利用の予約（11月1日から）
  

お問い合わせ先

• 病児保育について
  共生社会推進部 こども家庭局 こども未来課 保育班
  担当：松本、谷地、竹中
  電話：073-441-2482
• 課題解決型デジタル活用プロジェクト推進事業について
  地域振興部 地域政策局 デジタル社会推進課 プロジェクト推進班
  担当：山中、坂野
  電話：073-441-2407

関連リンク

• 和歌山県の病児保育について

関連ファイル

• 知事定例記者会見資料 (ＰＤＦ形式 301キロバイト)