「明治150年」関連施策について

「明治150年」関連施策について

 平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年に当たります。政府では、内閣官房副長官を議長とする「「明治150年」関連施策各府省連絡会議」を設け、①「明治以降の歩みを次世代に遺す施策」、②「明治の精神に学び、さらに飛躍する国へ向けた施策」、(3)「明治150年に向けた機運を高めていく施策」の3つを柱として、政府一体となって「明治150年」関連施策を推進しているところです。国だけでなく、地方公共団体や民間も含めて、日本各地で、「明治150年」に関連する多様な取組が推進されるよう、ロゴマークの使用促進や広報などを通じて、「明治150年」に向けた機運の醸成を図っています。 詳しくは以下のホームページを御覧下さい。

  http://www.kantei.go.jp/jp/singi/meiji150/portal/

ロゴマーク

和歌山県内における「明治150年」関連施策

実施団体 施策名 施策の概要 実施時期
和歌山県 没後120年陸奥宗光シンポジウム 旧和歌山県議会議事堂において、本県出身の偉大な先人「陸奥宗光」の没後120年を記念し、その功績をあらためて顕彰するため、シンポジウムを開催した。
 
平成29年9月23日
旧和歌山県議会議事堂・重要文化財指定記念講演 明治期に建設された(平成28年に移築復元)旧和歌山県議会議事堂が、7月に国の重要文化財に指定されたこともあり、歴史的価値の認識や今後の保全・利活用を促進するための記念講演会とミニコンサートを開催した。 平成29年9月11日
特別展「明治150年記念 『水彩画家・大下藤次郎展』」
 
明治期に活躍し、日本全国に一大水彩画ブームを巻き起こした水彩画家・大下藤次郎が、各地を旅しながら残した美しい明治の風景を紹介した。
 
平成30年2月10日
から3月25日
歴史資料のデジタルアーカイブ構築 時間の経過等によって散逸・劣化が懸念されている明治期以降の文書や写真を収集・整理、デジタル化して保存するとともに、歴史資料として多くの方に活用されるよう、順次インターネット上に公開した。
 
旧和歌山県議会議事堂を活用したイベント等の開催 明治30年に建設された旧和歌山県議会議事堂(重要文化財指定)が竣工120年を迎えるに伴い、文化遺産としての歴史的価値を再認識しながら同議事堂を活用するイベント等の開催を促進した。

 
平成30年4月から平成31年3月
明治150年シンポジウム 同時期の偉人や紀州藩の改革を踏まえ「明治と和歌山」をテーマに、地域の歴史を見つめ直すシンポジウムを開催した。 平成30年12月15日
和歌山市 生誕150年 夏目漱石・正岡子規 和歌山市民図書館一般開架室において、夏目漱石と正岡子規の生誕150周年を記念し、2人の関係性がわかる本等390冊を展示した。
 
平成29年11月1日
から30日
特別展「幕末の紀州藩」 和歌山市立博物館において、江戸幕府が政権を朝廷に返上した大政奉還から150年を迎えるのを記念して、激動の幕末に活躍した紀州藩出身の徳川家茂や陸奥宗光などに関する資料を展示し、その活動の一端を紹介した。
 
平成29年10月21日
から11月26日
特別講演会「幕末の政局と徳川家茂」久住真也氏(大東文化大学)
 
和歌山市立博物館において、特別展「幕末の紀州藩」に関連する特別講演会を開催した。 平成29年10月28日
特別講演会「将軍家茂上洛前後の畿内社会」岩城卓二氏(京都大学) 和歌山市立博物館において、特別展「幕末の紀州藩」に関連する特別講演会を開催した。 平成29年11月4日
特別講演会「紀州藩士 酒井伴四郎について」小野田一幸氏(神戸市立博物館) 和歌山市立博物館において、特別展「幕末の紀州藩」に関連する特別講演会を開催した。 平成29年11月11日
特別講演会「慶応期における紀州藩の動向」佐藤顕(和歌山市立博物館) 和歌山市立博物館において、特別展「幕末の紀州藩」に関連する特別講演会を開催した。 平成29年11月23日
特別講演会「雑賀崎台場の構築とその背景」藤藪勝則氏(和歌山市文化スポーツ振興財団) 和歌山市立博物館において、特別展「幕末の紀州藩」に関連する特別講演会を開催した。 平成29年11月25日
特別展「お殿様の宝箱―南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術―」 平成30年は、紀州徳川家15代の徳川頼倫が創設した日本初の私設図書館「南葵文庫」の公開から110年目にあたる。これを記念して、和歌山市立博物館において、南葵文庫の関連資料と紀州徳川家に伝来した美術品の数々を紹介する展覧会を開催した。 平成30年9月15日から10月21日
特別講演会「徳川吉宗から南葵文庫まで 収蔵書から見る近世日本の文化と科学」佐藤賢一氏(電気通信大学) 和歌山市立博物館において、特別展「お殿様の宝箱―南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術―」に関連する特別講演会を開催した。 平成30年10月13日
明治150年特別講座「お殿様の見た100年前の日本―新発見の徳川頼倫旧蔵古写真から」近藤壮(和歌山市立博物館) 和歌山市立博物館において、特別展「お殿様の宝箱―南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術―」に関連する特別講座を開催した。 平成30年10月13日
講演会「あの名品この名品―実は紀州徳川家の伝来だった!」近藤壮(和歌山市立博物館) 和歌山市立博物館において、特別展「お殿様の宝箱―南葵文庫と紀州徳川家伝来の美術―」に関連する講演会を開催した。 平成30年10月13日
ホール展示「津田出と明治初期の和歌山」 明治元年に紀州藩の藩政改革を任され、新政府も注目する成果をあげた人物・津田出(つだいずる・1832~1905)の事績を紹介する展覧会を和歌山市立博物館で開催した。

 
平成30年11月6日から12月2日
橋本市 大正浪漫薫るまち
「高野口」
平成29年9月から11月の指定日に、明治から大正にかけて高野山参詣の玄関口として栄えた町「高野口」の歴史に触れるイベントを開催した。
江戸後期・明治から現在まで長らくの間高野口を見守る邸宅のお庭を眺めながらのお点前の披露を実施した。
平成29年9月27日、11月19日
明治後期・大正時代に賑わった旧旅館の一室で地元和菓子とお抹茶を振舞った。普段は非公開としている館内見学も行った。 平成29年10月9日、22日、11月3日
明治から大正時代にかけて高野山参詣の玄関口として繁栄した街を語り部の案内と共に歩くウォークイベントを実施した。 平成29年10月15日、22日、平成30年11月10日
明治後期から大正時代に鉄道が開通するまで高野山への参詣客を乗せた人力車が行き交っていた当時を再現し、街中で人力車乗車体験を実施した。 平成29年11月5日
有田市 明治150年記念特別展「明治150年記念 明治・大正期の箕島」 陶器商・材木商といった近代有田市の繁栄を後世へ伝えるため、近代(明治~大正期)の商売道具・日用品などを活用した特別展を有田市郷土資料館で開催した。 平成30年9月29日から12月2日
御坊市 会津藩士の戊辰戦争~紀州(御坊)の人々に助けられた会津藩士~ 山川浩(会津若松)、中野家(御坊)との交流や戊辰戦争での会津藩士の行動を知っていただくため会津若松市が作成した「戊辰戦争」に関連したパネルを御坊市において展示した。 平成31年2月から平成31年3月
串本町 樫野埼灯台旧官舎保存及び展示 英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントン設計により明治3年竣工した日本最古の石造灯台官舎(平成15年国登録有形文化財)の保存及び展示を行った。
平成22年に改修が行われ、竣工当時の間取り、部材を大切にして、保存できるものはすべて現状のまま残す処理をした。
 
平成29年度から平成30年度

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