「和歌山県特定複合観光施設設置運営事業」の事業者公募における優先権者候補の選定について

 和歌山県では、和歌山マリーナシティにおいて特定複合観光施設設置運営事業を実施するため、民間事業者の公募・選定手続きを進めてきたところですが、この度、優先権者候補を決定しましたので公表します。

1.優先権者の候補として選定する者

 クレアベストニームベンチャーズ株式会社及びClairvest Group Inc.のコンソーシアム(以下、クレアベストという。)

2.選定の経緯

 2021年1月15日、和歌山県はクレアベスト、サンシティグループホールディングスジャパン株式会社(以下、サンシティという。)の2者から提案審査書類の提出を受けました。

 本県では、公平かつ公正な提案審査書類の審査(以下、提案審査という。)を行うために設置した事業者選定委員会(以下、委員会という。)において計3回の提案審査を行うとともに、併行してカジノ事業の免許の基準を踏まえ、適格性を確認するための予備調査を実施してきたところです。

 4月30日には、委員会から提案審査の結果としてサンシティ、クレアベストの順に評価点が高い旨の報告を受けました。

 そうした中、5月12日付で、サンシティより、コロナウイルス感染拡大等の様々な要因により世界経済の先行きが不透明であることなどを理由として、本県の公募を辞退する旨の届け出がありました。

 和歌山県としては、委員会の評価点が高いサンシティからの辞退届を受け、次点であるクレアベストを、予備調査の結果も踏まえ優先権者候補として決定しました。

3.今後の流れ

 今後、和歌山市及び和歌山県公安委員会との協議を経て、優先権者を選定する。

 優先権者選定後、区域整備計画の作成を行うが、計画作成にあたっては、提案内容の更なるブラッシュアップ、事業実施体制の強化などを求めていく。

 なお、地元経済の発展や地元雇用の創出等により、地域経済の地域経済の振興に寄与するため、事業実施体制の強化にあたっては、県内事業者が広く参画できるオール和歌山の体制づくりを求めていく。

 その上で、地域振興に大きく寄与し、国の観光立国政策に貢献する優れた区域整備計画を作成し、申請期限である2022年4月28日までに国への申請を行う。

4.添付資料

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