長期総合計画 「世界とつながる愛着ある元気な和歌山」~県民みんなが楽しく暮らすために~の実現に向けて

世界とつながる 愛着ある元気な和歌山~県民みんなが楽しく暮らすために~の実現に向けて

本県では、これまで2008(平成20)年に策定した長期総合計画に基づき、「未来に羽ばたく愛着ある郷土 元気な和歌山」の実現に向けて、各種施策を着実に進め、交通ネットワークの充実、戦略的な観光政策による観光客の増加、出産・子育て環境の充実、先進的な防災対策の推進、企業への充実した支援体制の整備など「将来を拓く礎」を築いてきました。

その計画の最終年度は2017(平成29)年度となっており、終了まであと1年を残していましたが、本県を取り巻く状況は、本格的な人口減少社会の到来や相次ぐ大規模自然災害の発生、経済・社会のグローバル化の進展、情報通信技術等の急速な進歩など大きく変動しています。

こうした時代の流れに取り残されることなく、状況の変化に適切かつ迅速に対応していくため、2017(平成29)年度から10年間の道しるべとなる新たな長期総合計画を策定しました。策定にあたっては、多くの県民の皆様の御意見をお伺いするとともに、県外で御活躍の有識者の方々からも幅広い分野の御意見をいただき、県庁をあげて議論を行ったところです。

この計画では、本県のもつ優れた特色(強み)を積極的に生かして県政を発展させていく姿を、「『世界とつながる 愛着ある元気な和歌山』~県民みんなが楽しく暮らすために~」と表現し、めざす将来像としています。県政を進める上での指針とすることはもちろんのこと、県民の皆様にも共鳴していただき、県民一人一人の主体的な活動の指針となることが重要であると考えています。

計画に掲げためざす将来像の実現に向け、共に歩んでまいりましょう。


2017(平成29)年4月 和歌山県知事 仁坂 吉伸

このページの先頭へ