(1)災害時の役割 二次災害を引き起こさないために・・・

避難場所の開設

風水害などの際は避難場所となる小学校や町民会館などの施設を開設する必要がありますので、施設の開設をいち早く行えるよう、市町村との協議によりいち早く施設を開設する役割を自主防災組織が担うケースがあります。

避難所の運営

避難所は、災害の発生時、一定期間避難と生活をする施設です。災害発生後に避難所を開設する場合は、市町村が指定した施設の安全確認がされた後、避難場所から避難者を収容し、各班で必要に応じた支援を行うことが重要です。

避難所ごとにあらかじめ定められた避難所運営マニュアルに基づき、市町村や自主防災組織を中心として運営を行います。

市町村避難所運営マニュアル作成モデルについてはこちら

情報の収集・伝達

被害が発生した場合、的確な応急対応をとるためには、災害情報の正確かつ迅速な収集及び伝達が必要不可欠です。

災害時においては、自主防災組織が地域における災害情報の中継点となり、市町村や消防機関等から提供される地域の災害情報や災害発生時の行政の対応に関する正確な情報収集を行います。また市町村や消防機関等に被害状況や安否情報、住民からの要望などを報告します。

角丸四角形: 情報の収集  ○避難者数  ○避難所の安全確認  ○ライフライン  ○避難所運営本部の編成状況  ○各班からの要望  ○緊急を要する事項  ○対処すべき事項  ○食料・物資の要請    角丸四角形: 情報の伝達  ○避難所生活のルール  ○最新情報(今日入った情報)  ○県・市町村からのお知らせ  (り災証明書発行、被災者生活支援制度など)  ○生活情報(風呂、給水車、ライフライン復旧状況など)  ○復興情報(求人、復興資金など)  ○使用施設関連情報  ○避難所ニュース  ○その他(NTT災害ダイヤル171の登録方法など)

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