平成26年公表 地震被害想定

和歌山県では、平成24年4月に設置した「和歌山県地震・津波被害想定検討委員会」での意見を参考に、内閣府が平成24年8月及び平成25年3月に公表した被害想定の手法を用いるとともに、 平成25年3月に公表した本県の津波浸水想定の結果を反映させ、「東海・東南海・南海3連動地震」及び「南海トラフ巨大地震」の2つの地震被害想定を行いました。

1 被害想定の目的

(1) 県や市町村の地域防災計画や防災減災対策の基礎資料とします。
また、ライフライン関係企業、公共交通機関並びに病院、福祉施設及び工場などの民間施設等、様々な機関の防災減災対策の基礎資料としても活用します。

(2) 被害規模を明らかにすることで、県民の防災対策への理解を深め、自助・共助の取組を促進します。

(3) 被害想定を踏まえ、防災減災対策を講じることにより、被害を最小限にするとともに、すべての住民の命を守り、死者ゼロを目指す対策を進めます。

2 被害想定の概要

(1) 約100年周期で発生すると想定されているM8クラスの「東海・東南海・南海3連動地震」と千年に一度、1万年に一度と想定されているM9クラ スの「南海トラフ巨大地震」の震度、津波の浸水等を基に、人的被害、建物被害等を取りまとめています。

(2) 市町村の地震・津波対策に活用できるよう、市町村単位で人的や物的等の被害想定を実施しています。

(3) 地震はいつ発生するか分からないため、季節・時刻・風速等、いくつかのパターンで被害想定を実施しています。

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