令和4年7月27日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和4年7月27日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

はじめに、3名の方がお亡くなりになりました。お亡くなりになりました方に哀悼の意を表します。 

一人目の方は、7月14日に陽性が判明し、7月26日10時24分に永眠されています。

二人目の方は、7月23日に陽性が判明し、7月26日14時30分に永眠されています。

三人目の方は、7月24日に陽性が判明し、7月27日9時48分に永眠されています。

本日は、新たに1,225名の陽性者を確認しました。感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。

また、クラスターが5件、判明しています。

一つ目は、和歌山市保健所管内の特別養護老人ホームで、9名が陽性になり、511例目のクラスターになりました。

二つ目は、岩出保健所管内の高等学校で、10名が陽性になり、512例目のクラスターになりました。

三つ目は、新宮保健所管内の障害者支援施設で、6名が陽性になり、513例目のクラスターになりました。

四つ目は、和歌山市保健所管内の病院で、14名が陽性になり、514例目のクラスターになりました。

五つ目は、田辺保健所管内の障害者支援施設で、8名が陽性になり、515例目のクラスターになりました。

本日は、病院、高齢者施設、障害者施設、学校の運動部クラブという代表的なクラスターが発生しています。そういう中で、高齢者の感染が増え、亡くなる方が増える状況です。職員の方は、大変ご苦労があると思いますが、施設に持ち込むと大変なことになります。今一度、感染予防対策の徹底をしていただきたい、有症状で勤務をすることがないようお願いします。

高齢者が新型コロナによる発熱、脱力、関節痛などにより足に力が入らないため倒れたことによる骨折、裂傷、蓋頭出血になる例があるので、特に、在宅の高齢者は十分に注意をしていただきたいと思います。

新規感染者数が多く発生し、当日又は翌日の連絡が遅れている保健所があります。症状が悪化した時、保健所へ連絡が繋がらない場合は、「和歌山県コールセンター(073-441-2170)」に相談していただければと思います。

(感染者が増え、重症者の中で亡くなる方が増加している状況について)

感染が爆発すると、弱い方にしわ寄せが来るのが常ですので、感染の爆発を起こさないことが非常に大事で、特に、基礎疾患のある高齢者と接する方は、十分そういうことを認識の上、対応していただきたいと思います。

(医療従事者、介護施設、障害者施設の従事者の濃厚接触者の待機について)

国が文書を発出したことを受けて、7月22日から濃厚接触者の待機期間が、7日間から原則5日間になりました。また、2日目、3日目に抗原検査をして陰性であれば、3日間でも可能です。ただし、和歌山県は、医療従事者、介護施設、障害者施設の従事者については、この短縮型を適用すると、院内感染、施設内感染、いわゆるクラスターの発生が大変危惧されるので、原則、この短縮はせず、5日間待機をしていただき、6日目の出勤前には抗原定性キットで陰性を確認することが望ましいと考えています。また、クラスターが発生したような施設で、例えば、全員濃厚接触者になった場合は、保健所等に相談、毎日、検査必須の上、勤務できることにしています。

7月26日からは、特例的な措置として、医療の提供体制として、原則5日間の待機が困難であると医療機関が判断したような場合は、医療機関の責任において、3日目に解除することが可能としますが、その場合はきっちりと検査を4日目、5日目、必要に応じて6日目、7日目についても検査をしてください。

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