令和4年1月30日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和4年1月30日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

 はじめに、本日は2名の方がお亡くなりになりました。お亡くなりになりました方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご親族の皆様方に心からお悔やみ申し上げます。

 一人目の方は、1月27日に発症して陽性が判明し、1月29日に容態が悪化し、1月30日午前3時7分に永眠されています。

 二人目の方は、1月26日に発症し、1月29日午前0時42分に永眠されています。
 

 本日は、新たに471名の新規陽性者を確認しました。感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。

 また、クラスターが2件、判明しています。

 一つ目は、田辺保健所管内の保育施設で、5名が陽性となり、140例目のクラスターとなりました。

 二つ目は、湯浅保健所管内の介護事業所で、5名が陽性となり、141例目のクラスターとなりました。

 

(連日、感染者が400名を超え、クラスターも50件目になったことへの受けとめ)

 感染の急拡大が、まだなお止まらない状態の中で、特に、高齢者の感染が非常に増えています。しかも、救急を要するような患者さんもすごく増えています。

 感染爆発を起こすと、弱い方に感染が広がり、その方々が亡くなられる例が出てくるので、心を痛めているところです。一人一人の感染予防対策を、しっかり行ってください。

 それから、集団での対策としては、早期発見と、感染予防対策をさらに強めていただくことが大事です。施設関係者は、早期発見に努めていただきたいと思います。

(保健所がかなり逼迫し、積極的疫学調査もかなり厳しい状況に対する認識と今後の方針)

 今日も、和歌山市はもちろん、新規感染者数が多い保健所では、積極的疫学調査が十分できない状況です。とにかく、感染者に対するファーストタッチを早くできるよう、事務職員などを増員しながら行っています。とにかく、陽性者を早くキャッチする姿勢は貫いています。ただ、急拡大している保健所では、これまでのように、濃厚接触者、ご家族等、全員への検査が十分できない状況があります。家族等、身近に陽性者がいた場合、自主的に1週間は自宅待機をし、症状が出れば、とにかく保健所に教えていただきたいと考えています。

 ただ、重点的な医療機関や福祉施設は、まだ積極的に疫学調査を続けています。

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