令和4年1月15日　新型コロナウイルス感染症 発生状況　説明概要

　本日は、新たに157名の新規陽性者を確認し、過去最多となりました。感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。
 

　また、クラスターが3件、判明しています。

　一つ目は、橋本保健所管内の飲食店で、利用者及び従業員の計9名が陽性となり、100例目のクラスターとなりました。当該施設は、「居酒屋わらべ」、橋本市小原田74－9です。1月9日、1月10日、1月11日に同店舗を利用された方は、橋本保健所及び近くの保健所に申し入れて、検査を行っていただきたいと思います。

　二つ目は、岩出保健所管内で行われた成人式後の同窓会で、計18名が陽性となり、101例目のクラスターとなりました。

　三つ目は、岩出保健所管内で行われた県外チーム等も参加したバレーボール大会で、選手および関係者を含む計9名が陽性となり、102例目のクラスターとなりました。

　オミクロン株疑いの陽性者は、累計198名です。
 

　本日、本当に残念ながら、成人式後の同窓会で、非常に大きなクラスターになり、そこから家族等に広がっています。こうしたことも踏まえ、感染予防対策の徹底を行っていただきたいと思います。感染が高齢者に及んでいくと、行政や医療機関の皆さんがどれだけ頑張っても、命を守れない事態に陥ります。県民の皆様には、本当に危機感を持っていただきたいと、切にお願いしたいと思います。
 

　感染爆発が起こっているところでは、今まで、当日または翌日に入院調整ができていたのが、だんだんと遅れてくる、保健所のファーストタッチも遅れてくる形になります。医療資源、保健資源は限られているので、今、本当に感染を抑えることをしないといけません。それを十分、県民の方には分かっていただきたいと思います。
 

（追跡調査は、一応、今、把握できているのか、との質問に対し）

　関連の市町村、看護協会、他の保健所からの応援、振興局内の職員等々を動員するなど、最大限の努力はしていますが、かなり厳しい状況です。そういうことも、県民の方には、分かっていただきたいと思います。

　感染が爆発すると、感染経路が分からない市中感染者が増えている。そういう中で、高齢者施設や医療機関にウイルスが潜り込むと、色んなことに影響が出て、一般医療が守れない状態になります。本当に、今、危機的な状況だということを、繰り返し申し上げたいと思います。

関連ファイル

• 令和4年1月15日報道提供資料 (ＰＤＦ形式 1,790キロバイト)