令和3年8月30日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和3年8月30日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

 はじめに、本日1名の方がお亡くなりになりました。お亡くなりになりました方のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご親族の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。
 

 お亡くなりになられたのは、1499の10番で、8月19日に陽性が判明し、8月22日頃から酸素投与が必要となり、8月29日午前10時34分に永眠されています。なお、直接の死因は他疾患です。
 

 本日は、新たに43名の新規陽性者を確認しました。うち1名は県外の計上です。

 感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。
 

 1週間人口10万人当たりの推移を見ると、8月25日がピークで、その後、徐々に下がってきており、歓迎すべきことです。しかしながら、県外からの持ち込み例が多く、近隣の大阪では、まだ下降傾向が見えていない状況で、いつ感染の再拡大が起こるかもしれないという危険性をはらんでいることを、引き続き十分ご理解いただきたいと思います。
 

(和歌山県における直近の感染者の動向の要因は、との質問に対し)

 感染者が少なくなっている要因としては、和歌山に来る、和歌山から他府県に行く、その両方の帰省関係が減ったことが一番かと思います。

 今後、感染拡大するかもしれない要因としては、感染が拡大した地域で集団に持ち込まれる、例えば、院内感染などは要注意です。特に、学校関係は、学校から家族に持ち込まれると、家族全員が感染してしまいます。そういったところがデルタ株の特徴かと思いますので、大変危惧しているところです。

 また、一番近隣で感染の拡大が見られている大阪が下降気味になっていない。大阪との交流による感染引き込みは、非常に注意しなければいけないので、その地域への不要不急の外出等は、ぜひやめていただきたい。

 今、気を緩めると、集団感染の再爆発が起こり得ます。引き続き、感染予防対策をしっかり行ってください。

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