令和3年5月6日　新型コロナウイルス感染症 発生状況　説明概要

　本日は、新たに24名の新規陽性者を確認しています。うち県外計上が1名です。

　感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。
 

　令和3年4月の新規感染者のうち、発症してから医療機関を受診するまでの日数で、発症5日以降に受診した方が31人もいます。また、発症から検体採取までの日数も、発症から5日以上経ってから検体採取に至った人が41人もいます。

　さらに、症状が出ているのに受診が遅かった70～80歳代の症例・事例を見ると、基礎疾患の有無に関わらず、最初の受診時に肺炎像や低酸素血症を認め、ICUに入室し、人工呼吸器の装着に至っているケースがあります。また、検査時に呼吸困難、診断時に肺炎像があり、重症の呼吸不全、血圧低下で救急搬送され、ICUに入室され、その後死亡したケースもあります。

　こうしたことから、やはり早期の受診と早期の検査をお願いしたい。

　それから、検査を行うまでに3～4回受診されている方もいますので、医療機関は早期に検査をしていただき、もし、ご自身の病院で検査ができない場合は、他の病院への紹介を適切に行っていただきたいと思います。

関連ファイル

• 令和3年5月6日報道提供資料 (ＰＤＦ形式 1,538キロバイト)