令和3年5月3日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和3年5月3日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

 はじめに、本日4名の方がお亡くなりになりました。お亡くなりになりました方のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご親族の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。

  一人目は、539の22番です。4月22日に発症して陽性が判明し、医療機関に入院しています。翌日には、肺炎像があり、酸素投与が必要な状態となりました。その後症状が悪化し、5月3日午前8時34分、新型コロナウイルス感染症で永眠されました。
 

 二人目は、576の12番で、クラスターとなったサービス付き高齢者住宅「バナナホーム金池」の入居者です。4月14日に陽性が判明し、15日に医療機関に入院しています。この時は無症状でしたが、4月20日に発症し、肺炎像を認めています。4月22日には酸素投与が必要な状態となり、5月2日に状態が悪化し、5月3日午前3時2分、新型コロナウイルス感染症で永眠されています。
 

 三人目は、785の2番です。4月23日に一度PCR検査を行って陰性でしたが、4月24日に発症し、4月26日に陽性が判明し、医療機関に入院しています。4月28日に肺炎像を認め、酸素投与が必要な状態となっています。その後状態が悪化し、5月3日午前5時15分、新型コロナウイルス感染症で永眠されています。
 

 四人目は、710の4番で、グループホームオアシスIIの入所者です。4月20日に陽性が判明し、4月23日に医療機関へ入院しています。この時に肺炎像を認め、4月26日に酸素が必要な状態となっています。その後状態が悪化し、5月2日午後12時5分、新型コロナウイルス感染症で永眠されています。
 

 次に、新たに15名の新規陽性者を確認しています。

 感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。
 

 新規感染者が約3週間ぶりに20人を切っていますが、まったく安心していません。近隣府県が大変な状況で、紀北エリアは特に注意をしなければいけないと考えています。

 やや危機感を持っているのは、1週間人口10万人当たりの人数が、橋本保健所管内で徐々に増加してきています。やはり、大阪の通勤圏等になっていますので、そこでの感染再拡大を非常に危惧しています。
 

(高齢者施設の入居者が多く亡くなっていることへの注意喚起を、との質問に対し)

 やはり、高齢者になると、抵抗力が弱くしかも基礎疾患をお持ちの方が多いと、一般的に言われています。そのような方が感染すると、新型コロナウイルスが増殖し、重症化して、酸素投与が必要になり、悪化して死に至ることになります。高齢者に接する方々は、細心の注意を払っていただきたいと思います。ご自身の命だけではなく、周りの方の命を守るために、ぜひ徹底をお願いいたします。

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