令和3年4月16日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和3年4月16日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

 本日は、新たに33名の陽性者が判明しました。また、これまでの陽性者のうち新たに変異株スクリーニング陽性者は20名、延べ226名となっています。感染者の詳細な情報については、資料をご覧ください。
 

 県内の発生状況について、第四波を中心として、まとめました。

 3月14日から始まりました本県の第四波は、大阪を主とした県外への往来あるいは交流により、感染者が急増しています。これとともに、変異株の感染者が急増し、家族や接触者に感染が拡大しています。また、感染者の急増により、病床の使用率が高くなり、酸素投与の必要な方もこれまで以上に増加している状況で、医療提供体制がかなり逼迫した状況になっています。
 

 感染の機会としては、家族等の共同生活が最も多く、やはり家族内でも、感染予防対策を徹底していただきたいと思います。県外からの持ち込みあるいは県外の方との交流が多い世代からの変異株の持ち込みも多い状況です。 
 

 変異株は、肺炎の併発率が若い年代でも高いので、若いからといって軽微で終わるものではないことを、十分認識していただきたいと思います。
 

 今、本当に、これまでで最大の危機が訪れています。この危機を乗り切るためには、やはり、知事が申し上げたような一定の行動制限はやむを得ない。そして、個々人の感染予防対策を徹底していただく。マスクの着用、手洗い、密を避ける、換気、そういったことが非常に重要です。そして、医療従事者・介護関係の皆様は、特にこの時期に集団感染を起こしますと本当に命が守れない、こういうことを十分認識していただきたいと思います。
 

 一人の方が感染することにより多数の感染者が出て、さらに重症の方が出る、こういう構図になっていますので、これを断ち切ることが非常に重要です。
 

 本当に、皆様方の一層のご理解をよろしくお願いいたします。

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