令和3年3月23日　新型コロナウイルス感染症 発生状況　説明概要

　本日は、新たに9名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。また、これまで判明した陽性者のうち、新たに2名の変異株スクリーニングの陽性が判明しました。

　さらに、これまでの変異株スクリーニング陽性者のうち2名の変異株が「イギリス型」と判明しました。
 

　471の11番は、40代女性、橋本保健所管内、会社員で、471の6番の接触者です。3月18日から症状がありました。3月22日に検査対象者として検査して陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

　471の6番の関連で、3月15日の食事会に参加された方のうち6名の陽性が判明し、県内30例目のクラスターとなりました。
 

　471の12番は、10代女性、橋本保健所管内、学生で、471の6番の同居家族です。3月19日に検査対象者として検査しましたが陰性でした。3月21日から症状があり、3月22日に再度検査し、本日、陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

　479の2番は、70代女性、湯浅保健所管内、無職で、479番の別居家族です。3月22日から症状があり、本日、検査を行い陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

　480の1番は、40代女性、和歌山市、会社員で、480番の同居家族です。3月19日から症状がありました。3月22日に検査対象者として検査して陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

　484番は、30代女性、県外在住の方で、自営業です。3月22日に医療機関を受診し検査を行い陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

　485番は、50代男性、和歌山市、会社員です。3月20日から症状があり、3月22日に医療機関を受診して検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

　486番は、70代女性、湯浅保健所管内、無職です。3月18日から症状がありました。3月22日に検査を行い陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

　487番は、10代女性、和歌山市、学生です。3月18日から症状がありました。3月22日に検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

　487の1番は、20代男性、和歌山市、アルバイトで、487番の同僚です。3月20日から症状がありました。3月22日に医療機関を受診して検査を行い、陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

（変異株の「イギリス型」判明について）

　変異株は、諸外国からの持ち込みだと言われる4種類と、起源が分からないものを含めて5種類と言われております。「イギリス型」は、感染力が従来のものと比べて4割程度増加するということ、また死亡率も高まるのではと言われております。再感染やワクチンの効果の低下についてはまだ不明ですが、現在、我が国では一番多い変異株の型になっています。
　対策としては、これまでどおり、早く診断して早く入院すること。そして、接触者を早く把握して、早く検査をして、入院につなげることが非常に大事です。和歌山県で行っている囲い込みが、市中感染を防ぐために極めて大事です。

 

（感染者数が増えていることを聞かれて）

　やはり人の動きが活発になってきているということです。特に若い人など非常に行動の活発な方から県内に持ち込まれていると考えています。

　今日のお願いは、症状が出た場合に早く受診していただきたいということです。また、医療機関の皆さま方には、早くコロナを疑って検査をしていただくようお願いします。

　変異株も出てきており、やはり接触した人を早く確認して検査する必要があるため、保健所の積極的疫学調査にぜひご協力いただき、接触者をお知らせいただきたいと思います。

　それから、引き続き、手洗い、マスク、換気などの感染予防対策を徹底していただきたいと思います。

関連ファイル

• 令和3年3月23日報道提供資料 (ＰＤＦ形式 231キロバイト)