令和3年3月16日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和3年3月16日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要


 本日は、新たに3名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。

 469の4番は、50代女性、和歌山市、無職で、469の2番の同居家族です。3月15日に検査対象者として検査して陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 470の2番は、50代女性、和歌山市、パート職員で、470番の友人です。3月13日から症状があり、3月15日に検査対象者として検査して陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

 471の3番は、40代男性、橋本保健所管内、自営業で、471の1番の友人です。3月13日から症状があり、3月15日に検査対象者として検査を行って陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

 県では、2月から変異株のスクリーニングを行っていますが、本日、県内で初めて、3名の変異株のPCR陽性を確認しています。

 この変異株は、国立感染症研究所に検体を送付して同定を行いますが、分かるのは、最短でも今週末、もしくは来週になる可能性があります。

 1例目女性、2例目女性、3例目男性で、海外の渡航歴はありません。なお、今日の発表者イコールではございませんので、お間違いのないようお願いいたします。

 変異株については、感染性が高いことが危惧されています。致死率も高くなるのではないかというような研究結果も出ていますが、やはり、感染性が高くなりますと、広く感染し、基礎疾患をお持ちの方等への感染の蔓延等が危惧され、結果、重症者が増えるという可能性が高くなります。従いまして、現時点では、やはり感染拡大防止、つまり囲い込みをきっちり行っていくという姿勢です。

 そういうことから、症状のある方は、症状軽快後24時間経った後、PCR検査で2回陰性を確認した後、退院になります。無症状の方は、陽性が判明してから少なくとも6日経過した後、PCR検査で2回陰性を確認して退院になります。ウイルスの培養等、感染力がないかどうか等について、まだ不確実なところもあるので、このような厳格な対応を、当面とることになります。

 従って、変異株の感染者が増えてくると、入院期間が延びる可能性があります。そういうことから、保健医療行政の立場として、変異株の感染拡大防止を最大限図り、病床への逼迫をなくすことが大変重要だし、重症者を予防することが重要であるというふうに考えています。

 

(県内での変異株ウイルスの広がりは、どのように考えていますかとの質問に対し)

 スクリーニングの結果から、まだ広がっていないというふうに思っています。ただ、現時点で、スクリーニングを行っていない部分もあるので、今後は、すべての陽性について、変異株のスクリーニングを行っていきたいというふうに考えています。

(県内で初めて変異株が見つかったことの受け止め)

周辺の府県でも変異株が確認されていますので、やはり人の流れ、交流がある以上、いつくるかと思っていました。確認さてもやることは変わりませんが、一層の感染予防対策の徹底にご協力をいた  

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