令和3年2月12日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和3年2月12日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

 本日は、新たに11名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。
 

 449の10番は、70代男性、和歌山市、無職で、449番の同一施設の利用者です。2月5日に検査対象者として検査しましたが陰性でした。2月9日から症状があり、2月11日に医療機関を受診し再度検査を行い陽性が判明し、医療機関に入院しています。
 

 455の7番は、30代男性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の8番は、20代男性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月9日から症状がありました。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の9番は、30代男性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の10番は、50代女性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月8日から症状がありました。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の11番は、20代女性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の12番は、20代女性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の13番は、30代女性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 455の14番は、70代女性、和歌山市、無職で、455番が入院していた病院の入院患者です。2月10日に検査対象者として検査を行いましたが、陰性でした。2月11日から症状があり、抗原検査を行ったところ陽性が判明し、PCR検査でも陽性を確認しました。本日、転院しています。
 

 455の15番は、40代男性、和歌山市、医療従事者で、455番が入院していた病院の職員です。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

 「済生会和歌山病院」のクラスターは、現時点で16名となっています。済生会和歌山病院の対応ですが、2月10日から新規入院、救急外来の受け入れを停止しています。2月11日から一般外来を停止しています。

 また、いわゆる接触者外来を、本日から実施をしていただいています。
 

 458の1番は、20代女性、橋本保健所管内、会社員で、458番の同僚です。2月4日から症状がありました。2月11日に検査対象者として検査を行い陽性が判明し、医療機関に入院しています。


 

(明日で県内初確認から1年となり、この1年の県の対応の総括を聞かれて)

 早期発見、早期隔離、行動歴を調査して、幅広い検査を行って、同じように早期に発見につなげて、そして情報の集約分析を行いながら、保健所ネットワークをうまく活用して感染拡大防止に取り組んできたということで、皆さんの努力のたまもので、感染の爆発は防止できてきたと思います。

 ただ、感染者が徐々に減ってきた中でも、いったん集団に持ち込まれると、いつ爆発的な感染がおこるとも限らないという状況ですので、引き続き対策を緩めるわけにはいかないと感じています。
 

(ワクチンについて、県民の方に呼びかけを聞かれて)

 コロナウイルスは本当に厄介なウイルスで、無症状の方から、あるいは発症前の方からも感染します。症状は非常に極めて多彩で、肺炎を起こしやすい。また、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は致死率が高い。それから軽症の方や若い人でも、後遺症を残すということで、大変厄介なウイルスです。

 基本的な予防対策というのが重要で、マスクの着用、手洗い、一定の距離を保つなど、いわゆる伝播を防止していくことが非常に重要です。

 ワクチンですが、まずこのコロナウイルス感染症には決定的な治療薬が現在ありません。要するに決定打がない。決定打がない中では、やはり感染の広がりを抑えるためには、一人ひとりの感染予防対策とともに、ワクチンによる発症や重症化の予防への効果が期待されているところです。各個人の感染予防とこのワクチンの併用が、今の段階では重要な感染拡大防止の一つの策になるのではないかと思います。

 従いまして、副作用等にはきっちりと対応しながら、できるだけ、対象者の方にはワクチン接種をお願いしたいと思っております。

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