令和2年12月25日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和2年12月25日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

 新たに1名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。
 

 245番は、60代女性、和歌山市、無職です。12月21日から症状があり、12月22日に近医を受診し、12月23日に別の医療機関を時間外に受診して検査を行い、12月24日に陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

(大阪府への外出自粛要請延期を踏まえた、年末年始の過ごし方について)

 新型コロナウイルスは、肺炎の併発率が高いということで、年代ごとでは、40代から肺炎の併発率が高くなり、60代からは酸素が必要な重症度になってきます。さらに、60代から亡くなられる方が出てきて、80代以上では、致死率が15.2%になります。

 このため、高齢者の感染は、やはり大変危険です。もちろん、高齢者の集団感染は、医療機能を逼迫させる恐れがあり、帰省される方は、家庭内に高齢の方、基礎疾患をお持ちの方がいらっしゃる場合は、家庭内でもマスク、あるいは手洗い等、できるだけ感染予防対策をしっかり行っていただきたいと思います。
 

 それから、11月からの第3波のウイルスの遺伝子解析結果を見てみますと、エピセンター(感染集積地)としての東京から直接和歌山に入る経路と、東京から大阪を経由し、大阪から和歌山に入ってくる経路がほとんどです。そうしたことから、年末年始にかけても、大阪への外出自粛を行っていただいて、県内への持ち込みがないよう、ぜひご協力を賜りたいと思います。

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