令和2年11月19日　新型コロナウイルス感染症 発生状況　説明概要

　本日は新たに15名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。
 

　143の8番は、60代男性、和歌山市、医師です。昨日公表してる「創菜こころ」の利用客で、11月10日から症状があり、「創菜こころ」の利用者として、11月18日に検査を行って陽性を確認し、本日、医療機関に入院しています。

検査対象者は、職場3名、友人3名、家族1名を予定しています。

　151の1番から151の7番までは、151番関連のクラスターである、社会福祉法人喜成会デイサービス「有本の家」の利用者です。デイサービス「有本の家」は、11月17日から12月1日まで閉所する予定です。また、それぞれに濃厚接触者が多数あり、現在、調査中です。

　151の1番は、90代女性、和歌山市、無職です。11月16日から症状があり、18日に濃厚接触者として検査を行って陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。

　151の2番は、80代女性、和歌山市、無職です。11月18日に濃厚接触者として検査を行って陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。

　151の3番は、70代男性、和歌山市、無職です。11月17日から症状があり、18日に濃厚接触者として検査を行って陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。

　151の4番は、60代男性、和歌山市、無職です。11月18日に濃厚接触者として検査を行って陽性が判明し、医療機関に入院しています。

　151の5番は、70代女性、和歌山市、無職です。11月15日から症状があり、濃厚接触者として検査を行い、本日、医療機関に入院しています。

　151の6番は、90代女性、和歌山市、無職です。11月18日に濃厚接触者として検査を行って陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。

　151の7番は、80代女性、和歌山市、無職です。11月18日に濃厚接触者として検査を行って陽性が判明し、昨日、医療機関に入院しています。
 

　152の2番は、60代女性、岩出保健所管内、無職で、152番の同居家族です。11月11日から症状があり、濃厚接触者として検査を行い、昨日に陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。
 

　153の3番は、30代男性、和歌山市、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院にお勤めの医師です。濃厚接触者の関係でPCR陽性になり、明日、医療機関に入院予定です。

検査対象者は、153番の検査対象者も合わせて、外来患者79名、医師30名、看護師6名、その他関係者14名です。

　155番は、20代女性、橋本保健所管内、大阪市内に勤務するアルバイトです。11月17日から症状があり、近医の医療機関を受診しています。11月18日に再び医療機関を受診して、抗原の定性検査で陽性が判明し、県のPCRでも陽性を確認し、本日、医療機関に入院しています。

検査対象者は、同居家族3名、友人1名、職場は大阪府に依頼する予定です。
 

　156番は、30代女性、橋本保健所管内、パート職員です。11月13日から症状があり、11月18日に近医の医療機関を受診し、PCRの検査を行って陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。

検査対象者は、同居家族2名、知人3名、職場3名です。
 

　157番は、60代男性、大阪府在住で、無職です。11月15日から症状があり、11月18日に、県内のかかりつけの医療機関を受診して、院内PCRで陽性が判明し、同日、医療機関に入院しています。

検査対象者は、大阪府に調査を依頼します。
 

　158番は、30代男性、岩出保健所管内、会社員です。11月14日から症状があり、11月16日に医療機関を受診し、唾液の検体を民間の検査機関に提出され、11月18日に唾液のPCRが陽性で、11月19日に医療機関に入院しています。

検査対象者は、同居家族1名です。
　　

　159番は、60代男性、田辺保健所管内、会社員です。11月14日から症状があり、11月18日に近医を受診して検査医療機関を紹介され、そこで検査を行ってPCR陽性が判明し、本日、医療機関に入院しています。

検査対象者は、別居家族1名、知人2名、職場12名を予定しています。

（本日、県内で過去最多の感染者数となったことの受け止め）

　大変危機感を持っています。特に、今回もそうですが、医療従事者、介護従事者の方々が、症状がありながらもそれぞれ勤務されており、今後、更なる感染拡大が考えられるので、本当に皆様方、今、非常に正念場だと思います。

熱だけがコロナの症状ではないことを十分ご理解いただき、風邪症状、体の強いだるさなどがある場合も、勤務はぜひ控えていただきますよう、そして、基本的な感染予防対策をとっていただきますよう、本当にお願い申し上げたいと思います。
 

（第三波と第二波を比べたときの、感染者に対する所感）

　本日は、濃厚接触者が結構ありましたが、新規感染者が増えると、さらにそこからの濃厚接触者ということで、感染者がどんどん増える状態なので、大変危機感を持って対応しているところです。本県では、原因不明というのはまだ少なく、やはり県外からの持ち込み、または県外の感染者との接触、そういったキーワードは引き続きあると思います。ただ、何となくですが、一旦引き込むと感染しやすくなってるのではないかという危惧を持っています。
 

（疫学調査や医療体制の逼迫具合への対策）

　和歌山市を除く県立保健所は、県内全市町村と保健師の派遣に関する協定を結びました。橋本保健所管内では、実際に、市町村の保健師に応援体制に入っていただいています。岩出保健所でも、県からの応援体制を組んでいます。

看護師協会との話も既についており、体制は整えています。
 

（GoToイートの利用人数について）

　大勢が同じテーブルで密に飲食すると、それはかなり危険です。かねてから知事も、大勢での飲食は控えて欲しいと申し上げています。テーブルとかの環境によって違ってくるので一概に言えないと思いますが、たくさんで一緒に行くと感染のリスクは高くなるので、保健医療サイドとしては、かなり危機感を持っています。

関連ファイル

• 令和2年11月19日報道提供資料 (ＰＤＦ形式 264キロバイト)