令和2年11月12日 新型コロナウイルス感染症発生状況説明概要

令和2年11月12日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要

本日は新たに6名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。
 

 122の2番は、122番の同居家族で、40代女性、湯浅保健所管内、職業は湯浅保健所管内の医療事務です。

11月2日、濃厚接触者として検査し、陰性でした。その後、濃厚接触者として自宅待機しています。11月10日から咽頭痛があり、11月11日に医療機関を受診し、抗原の定性検査が陽性で、CTで肺炎像を認めています。11月12日、県行政でもPCRで陽性を確認、医療機関に入院となっています。病状は安定しています。
 

 133の1番は、133番の同居家族で、10代女性、和歌山市、県内の学生です。

11月10日から症状が出て、11月11日、濃厚接触者として検体を採取し、陽性を確認しまして、本日、医療機関に入院となっています。病状は安定しています。

検査対象は、学校関係者で、13名と念のため1名を検査する予定です。
 

 135の4番は、135の1番の親族で、70代男性、橋本保健所管内、職業は自営業です。

11月10日、症状が出て医療機関を受診し、11月11日、濃厚接触者として検体を採取し、陽性が判明して、本日、医療機関に入院となっています。病状は安定しています。
 

 138番は、10代男性、岩出保健所管内で、県内の学生です。

11月10日から発症したため早退し、近医を受診しています。11月11日、発熱が続くので、医療機関を受診され、検体を採取し、院内PCRを行いまして陽性が判明し、本日、医療機関に入院となっています。

検査対象は、同居家族3名、友人を検査予定です。学校関係は、全体として、現時点で生徒81名の検査を行う予定で、濃厚接触者の一部は、本日、検査しています。
 

 139番は、50代男性、和歌山市で、職業は大阪市の会社員です。

11月10日から症状があるため、和歌山市保健所に電話で相談があり、かかりつけ医である診療検査医療機関を受診して、検体を採取し、11月11日に陽性が判明して、本日、医療機関に入院となっています。

濃厚接触者は、同居家族3名、別居家族1名で、検査を行う、または行う予定としています。職場につきましては、大阪に調査依頼を行っています。
 

 140番は、60代女性、岩出保健所管内で、無職です。

11月6日から症状があり、11月10日に症状が続くので近医を受診して、検体を採取し、民間検査機関にPCRを依頼して陽性を確認し、本日、医療機関に入院となっています。病状は安定しています。

 

(最近、県内の感染者が増加傾向で、県内の状況が第3波かどうか)

 可能性はあるというふうに思われます。少し様子が変わってきている点が気になるところで、まず、第2波の中心が、20代とか若い人でしたが、今現在、50歳以上の方がやや増えている状況であるということと、もう一つ危惧しているのは、肺炎の併発が増えているということで、今後の感染拡大を、大変危惧しています。ただ、日本全国の状況も大変重要なことで、軽はずみには言えませんが、第3波の可能性が非常に高いというふうに思います。

 従いまして、やはり個々の感染者から集団感染にしないことが大変重要であり、症状のある方、特に県外に行かれて症状が出た方は、早めに医療機関にご相談し、受診していただきたいと思いますし、症状のある方は、勤務とかはしないよう、ご協力いただきたいと思います。

また、基本的な感染予防対策には、ぜひ努めていただきたい。

 

(気温とか季節要因みたいなもので、感染が広がる可能性について)

 一般的に、風邪の季節というのは、空気が乾燥し、しかも閉めますので閉鎖空間になりやすく、換気が不十分な状態で、乾燥して咳とかもどうしても出やすくなるので、それはやはりあると思います。

関連ファイル

このページの先頭へ