令和2年10月22日　新型コロナウイルス感染症 発生状況　説明概要

　本日は新たに6名の陽性者が判明しました。発症の経過等につきましては、資料をご覧ください。
 

　116番の2は、御坊保健所管内の40代女性、会社員で、116番の職場の同僚です。116番と同じく、10月15日から発症し、10月16日に近医を受診しましたが、その後も症状が続き、10月20日に116番の濃厚接触者として検体を採取し、10月21日に陽性が判明し、10月22日に医療機関へ入院しています。病状は安定しています。

濃厚接触者は、家族3名、職場等の接触者4名を予定しています。
 

　116番の3は、御坊保健所管内の30代男性、会社員で、116番の職場の同僚です。10月17日から倦怠感があり、10月20日に116番の濃厚接触者として検体を採取し、10月21日に陽性が判明し、10月22日に医療機関に入院しています。

濃厚接触者は、家族3名、職場等の関係者6名を予定しています。
 

　117番の2は、御坊保健所管内の20代女性で、117番が経営しているお店のアルバイトです。10月15日から発症し、近医を受診しましたが、その後も症状が続き、10月20日に117番の濃厚接触者として検体採取を行い、10月21日に陽性が判明し、10月22日に医療機関に入院しています。病状は安定しています。

濃厚接触者は、同居家族2名を予定しています。
 

　117番の3は、御坊保健所管内の20代女性で、117番が経営しているお店のアルバイトです。10月14日から発症し、10月15日に近医を受診しましたが、その後も症状が続き、10月20日に117番の濃厚接触者として検体を採取し、10月21日に陽性が判明し、10月22日に医療機関に入院しています。病状は安定しています。

濃厚接触者は、同居家族2名、別居家族6名、その他接触者1名を予定しています。
 

　117番の4は、御坊保健所管内の20代女性で、117番が経営しているお店のアルバイトです。10月14日から発症し、10月15日に近医を受診しましたが、その後も症状が続き、10月20日に117番の濃厚接触者として検体を採取し、10月21日に陽性が判明し、10月22日に医療機関に入院しています。病状は安定しています。

濃厚接触者は、家族2名、友人9名、別の勤務先の同僚5名を予定しています。
 

　116番の2、116番の3、117番の2、117番の3、117番の4ですが、一昨日発表の、116番、117番を入れまして、エピソードとしては、10月10日に帰省した117番の別居家族が、10月14日に発症しており、陽性が確認されました。大阪府発表の11733番です。その時、友人1人も一緒に帰省されていますが、この方は10月13日に発症しており、その友人も陽性が判明しました。大阪府発表の11544番です。

　実は、117番が御坊保健所管内でスナックを経営されており、10月10日に、116番、116番の2、116番の3、大阪の陽性者2名が、そのお店に来ています。また、10月10日に従事していた、従業員3名も陽性になりました。従いまして、大阪からの持ち込みであるというふうに考えています。

　現在、スナックの来店者は、10月10日が11名、10月14日が2名、10月16日が2名、これ以外に感染の機会のある日は閉店であり、お店の皆様のご協力により、すべての来店者が把握できました。県内で7例目のクラスターですが、お店は現在、閉店しており、来店者がすべて把握できていますので、店名の公表は控えさせていただきます。
 

　118番は、湯浅保健所管内の60代男性で、自営業です。10月16日から症状があり、10月17日にはご自宅の行事に行っています。10月21日に医療機関を受診し、鼻咽頭の抗原検査をしたところ、定性で明らかな陽性を認め、肺炎もあったので、この日から入院していただいてます。10月22日、鼻咽頭のPCR検査でも陽性が判明しました。

　エピソードは、10月12日に、ご自宅での催し物のために、別居家族を神戸の方までお迎えに行き、そこで1時間ほど滞在していますが、別居家族のうちお1人が、頭痛等の症状があったということです。ここで感染があったのではないかということで、10月17日に接触のあった方々について、県内の方および県外には依頼をして、検査を行う予定です。

 

（今回の感染を受けて、県民への呼びかけ）

　やはり、閉鎖空間で飲食が長時間に渡りますと、そこに感染者、あるいはまだ症状が出ていない感染者がいた場合、感染する恐れがありますので、そういう飲食、カラオケの機会があってから症状が出たら、早めに医療機関に行っていただきたいと思います。

　県の感染状況は、まだ小康状態だと思います。このように、集まってるところに感染源となる人がいて、感染が広がることは、いつでもあり得ることだと思いますが、市中感染がある状況ではない。

　今回も、市中感染に至らないよう、保健所が連携し感染拡大防止に努めたいと考えています。

関連ファイル

• 令和2年10月22日報道提供資料 (ＰＤＦ形式 204キロバイト)