令和2年4月24日 新型コロナウイルス感染症 知事記者会見 説明概要

令和2年4月24日 新型コロナウイルス感染症 知事記者会見 説明概要

 まず、打田中学校の関係では、今、8人入院しています。残りの教職員36名のPCR検査をしたところ、皆さん全員陰性でした。

 それから、80歳代、女性、橋本保健所管内の方で、陽性が出ました。

 この方は、デイサービスセンターさくら苑を利用している方です。昨日陽性となった従業員が勤務している4月16日にデイサービスを利用し、21日に微熱が出て、22日に近くのクリニックでレントゲンを撮ったところ肺炎症状があり、23日に病院を受診して検体を採取し、24日に陽性となり、入院予定です。

 この方の家族構成は、同居家族が1人です。現在、検体採取の予定です。

 デイサービスさくら苑の検査対象者は、現時点で、職員12名のうち、2名が陽性(27番、27番の1)、7名が陰性、残り3名が不明です。法人職員18名のうち、2名は陰性で、残り16名は不明です。受診医療機関の7名は、全て陰性です。それから、利用者31名のうち、1名が陽性(27番の2)、5名が陰性、残り25名が不明です。

 詳細は、引き続き保健所で調査中です。

 もう1人、90歳代、女性、橋本保健所管内の方で、陽性が出ました。

 この方もデイサービスさくら苑を利用しています。4月10日にさくら苑を利用し、4月11日に自宅で転倒し、和歌山県立医科大学附属病院紀北分院へ救急搬送されました。15日に手術を受け、術後に微熱が出ています。4月16日早朝に胸痛を感じ、酸素投与を開始したところ、症状が回復したので、4人部屋へ入っています。4月17日、18日と微熱が出て、19日は解熱し、レントゲンを撮ったところ、軽度の肺炎の所見がありました。4月20日に再度CT検査を行ったところ、はっきりと肺炎の症状を確認しました。4月20日と22日の夜に胸痛が悪化し、4月23日に新型コロナを疑って検体採取し、同日個室へ転出して、4月24日に陽性となっています。

 この方の家族構成は、同居家族2人、別居家族が1人です。同居家族2人は、発熱、せき等の症状があります。別居家族1人は、風邪の症状が出ています。現在、3人とも検体採取を進めていて、PCR検査の実施予定となっています。

 和歌山県立医科大学附属病院紀北分院は、24日の午後から、外来と新規入院を止めています。現時点で、この病院関係のPCR検査対象者は、医療従事者、同室の方を含め、74名です。

 詳細は、引き続き保健所で調査中です。

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