知事記者会見 令和元年9月5日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和元年9月5日 知事記者会見

令和元年9月5日 記者会見室

「紀の国わかやま文化祭2021」に係る「きいちゃん」キービジュアル及び文化祭ロゴが決定しました

資料1(PDF形式 356キロバイト)

 発表事項が四つございますが、まず、紀の国わかやま文化祭2021が再来年に迫って参りました。その前に、ねんりんピックがあるし県人会世界大会があるし、今日はICOM(国際博物館会議)のオフサイトミーティングがあるし、もういっぱい(事業が)あるので、再来年のことを言うと何とかが笑うみたいな感じがありますが、非常に大事なことでございますので着々と進めております。その一環でキービジュアルと文化祭ロゴが決定いたしましたので、ご報告させていただきます。私も1個貰ってここへ付けていますが、今日出来たそうで、公式ピンバッチを200円で売ります。どこで売っているかは、そこ(資料)に書いているところですが、よく売っているところが少ないのではないかと言われるので、追い追いもうちょっと増やしていきたいと思っております。それから「きいちゃん」キービジュアル、バッジの前提になるデザインはこれで、その他、PRグッズなどもこれから出していきます。

外交史料展「外交史料と近代日本のあゆみ」を開催します

資料2(PDF形式 3,389キロバイト)

 その次は、「外交史料と近代日本のあゆみ」。これは今年でございまして、いっぱいあってもう大変でございますが、外交史料館が所蔵する資料を中心に、美術資料も加えて、明治期の日本の歩みを紹介するということでございます。外務省の絡みでこういった展示は和歌山県だけでなく全国であり、昨年は鹿児島県と北海道でありましたが、今年は和歌山県ということでございまして、和歌山の明治期の政治となると、やはり陸奥宗光が中心の外交というのがあるので、そういうことを中心にしてやっていきたいと思っております。会場は近代美術館でございます。11月2日から12月15日までで、展示内容は、第1部は「明治の日本外交と陸奥宗光」という外交史料、第2部は「外交史料と美術」ということで、そこ(資料)に絵があります。昔は、写真がいまいちですから、歴史的な事件があった時は絵を描いて残したということで、その絵がいくつか展示されます。それから、フロアレクチャーをやりまして、外務省の外交史料館の編纂官が直接解説をしてくれます。それから、中・高校生は励みになるのでクイズをしてみようということで、いろいろ物知りだという人は出てもらったら良いと思います。それから、オープニング式典は、後でちょっと出ますが、3年に1回の大規模な展示がちょうど11月に行われています。それは、「ミュシャと日本、日本とオルリク」という展覧会でして、それのテープカットと同時開催で行いたいと思います。それから、記念シンポジウムを11月4日、振替休日ですが、県立図書館の2階で行います。テーマは、「近代日本を取り巻いていた世界情勢」ということで、学習院大学学長の井上寿一さんに、「近代日本外交の興隆-陸奥宗光とその時代」ということで講演いただきます。パネル・ディスカッションは、井上さんに加えて、日本大学危機管理学部教授の小谷賢さん、それから福嶌香代子さん、この方は前にも岩出のシンポジウム(一昨年の陸奥宗光シンポジウム)の時に来ていただきましたが、外務官僚で外交史料館の館長さんでいらっしゃいます。それから、私がコーディネーターをさせていただきます。(資料1ページの)小さい写真だと分かりにくいのですが、次ページをめくっていただきますと、伊藤博文や陸奥宗光と李鴻章が向かい合っている資料が出て参ります。

「ミュシャと日本、日本とオルリク」展を開催します

資料3(PDF形式 1,498キロバイト)

 その次は、今ちょっと半分申し上げましたが、日本とチェコの交流100周年ということも一つの記念にいたしまして、「ミュシャと日本、日本とオルリク」という展覧会を開催します。チェコというと、我々は中欧にある小さい国という感じがしますが、一時ソ連ブロックに入っていたというところもあるかもしれません。だけど、第一次世界大戦前ぐらいでは、軍事的に強国ではないのですが、経済的及び文化的には大変な一等国です。その中で、文化は爛熟しているわけですが、それを代表する方々が、特にジャポニスムに少し興味を持つ、影響されるということもありまして、チェコと日本の双方に影響を与え合った様子を、チェコ出身の2人の芸術家、アルフォンス・ミュシャとエミール・オルリクの作品を中心に紹介します。私なんかは素人なので、今、読売新聞の紙上を見ると大阪でクリムトの美術展をやっていますが、クリムトに比べるとちょっと知名度が低いかねと言ったら、とんでもないと。東京で(ミュシャの展覧会を)やったときに65万人が来て、2017年の(展覧会入場者数)日本記録はミュシャさんの展覧会だそうで、私みたいないまいち人間ではなくて、美術の愛好家とかにとってミュシャさんはものすごい人気だそうです。読売新聞社が主催をしてくれますが、また宣伝なんかをよろしくお願いします。他社も大いに出して貰いたいと思います。中身については、後ろの方に解説がありますから、それを見ていただきたいと思います。

令和元年度わがまち元気プロジェクト第2弾が決定しました

資料4(PDF形式 353キロバイト)

 その次は、わがまち元気プロジェクト『箕島漁港』プロジェクトでありまして、わがまち元気プロジェクトとして採択になります。これはやっぱり箕島漁港なので、箕島漁港の磨き上げというのが中心でありまして、進行中で産直施設の整備をしている。これをてこにしようということです。その時に、漁港ですが農産物も一緒に売る。有田市ですから有田みかんの中心だし、みかん以外にもいっぱいあります。それから外国人も来ていただきたいということで、外国人観光客向けの体制を整備する。それから、漁港周辺の道路等の環境整備をするということで、要するに基盤整備も含めてちゃんとやる。それから、(資料に)「~まち・ひと・食~」と書いていますが、いろいろな観光商品を作っていく。観光商品というのは、ここへ来たらこんな良いことありますよということを一つのパッケージにして宣伝をするということでございまして、そこ(資料)に書いてあるような、こういうところが良いですよというのは一番目の●に、二つ目の●には手段を書いていて、こんなことをやっていく。それから、その次は、やっぱり何といっても水産業に従事する人が、やっぱりかなり少ない。箕島漁港は、今でも結構流行っている元気な漁港ではありますが、それでも後継者について不安がないかというと、そんなことはないので、後継者対策とか、それから漁場とかの保全、こんなことをまとめて全部やるということで、わがまち元気プロジェクトで有田市、漁協、その他と組んでやっていきたいと思っております。

 以上です。

質問と回答

毎日:外交史料展ですが、なぜ和歌山でやるのかと言った時に、やはり陸奥宗光がいるのが一番大きな要素だと思いますが、知事がシンポジウムでコーディネーターも務められるということで、知事ご自身、陸奥宗光についてどのように思っていらっしゃるのかお伺いしたいのですか。

知事:和歌山県が生んだ偉人ですが、日本の外交史上、一番立派な人だと私は思っています。外務省の人もそう思っていて、外務省に銅像が一つしかないのですが、それは陸奥宗光です。分かる人は分かっているということです。個人的には、結構知っていて、実は私が知事になった時に、尊敬する人は誰ですかと聞かれて、どうせ徳川吉宗さんとか言うだろうと思ったら違います、陸奥宗光ですと言ったのです。それぐらい、私は大変尊敬している人です。蹇蹇録(けんけんろく)の最後に、「他策なかりしを信ぜむと欲す」とありますが、あれなんか本当に一生懸命やった人の最後の言葉として、素晴らしい言葉だと思います。そんな、陸奥宗光さんですから、例えば、伊藤博文、西郷隆盛はみんな知っているけど、もっと賢いのは陸奥宗光で、特に一番難しかった日清戦争の前後、それから日本にとって明治前半の最大の問題であった不平等条約の改定について、完全に解決した人です。だから、日本の恩人みたいな人です。それをやっぱり明治期というのはどんなんであったかということも含めて、陸奥宗光を中心にして、その周りのいろんなことをもう一度検証したら良いのではないか、こんな感じです。

NHK:昨日、国からIRの基本方針の案について公表され、大阪なんかは11月にも事業者の公募を始めたいという話もありますが、知事としての受け止めと、今後の和歌山でのスケジュールに何か変更とかありましたらお願いします。

知事:和歌山県は、もう今でも工事が始められるぐらいの準備が整っているので、別に色んなことを焦る必要はないのです。政府のお出しになったスケジュールに従って、着々淡々と進めていけば良いので、別に焦って早く決めなければいけないとか、そんな必要はない。基本方針案が出たので、今度は我々は実施方針を作るわけですが、基本方針案を見ると、政令以上のものに書いてある話がほとんどで、将来、例えば、実施方針を出すときに、こんなふうにして書きなさいというような、若干その指令が出ている部分もあります。実施方針については、我々、基本構想という法律事項と関係ない、我々として準備をした時から作って来ましたが、それはいろいろもうかなり揉んでいるので、それを基本方針に定められた指示に従って、忠実に変えていくということになる。着々淡々とやれば良いと思います。

NHK:事業者の公募なんかはいつごろに始めるとか、だいたい決まっていますか。

知事:もうちょっと後でしょう。とにかく実施方針をちゃんと作って発表して、基本方針もまだパブリックコメントですから確定はしていない。だから我々は、あんまり変わらないと考えて、実施方針の準備をしておいて、それで基本方針が固まったらというか、要するにパブリックコメントが終わって策定されたら、遅滞なく実施方針を出したら良いのではないかと思います。そこからですね。

NHK:関連で、先週にIRシンポジウムがありましたが、3社の事業者さんがそれぞれ事業案の構想などを示されましたが、結構準備に差があったと思います。あの段階での準備の差というのは、あまり関係ないのでしょうか。

知事:あんまり差があるとは思いませんでした。ちょっと、最近になってやりたいと言った企業が一社いましたから、それはやっぱりちょっと一発お金をかけて良い動画を作ろうと思ったのでしょう。それですぐに影響されて、これは準備が進んでいる、なんて思うつぼですね。みんな一生懸命やっているわけですから、別にそのプレゼンが華やかであるのが全てではない。実際に、法律や政令や基本方針や実施方針に定められたリクワイアメント(必要条件)をどう達成するか、というのをきっちり達成してくれる人を選ぶということでしょう。

時事:ふるさと納税についてですが、国地方係争処理委員会が総務省に対して、泉佐野市を除外したことを再検討するようにと勧告を出されました。知事は従来、新しいルールを過去に遡って適用して除外というのはおかしいという考え方もある、とおっしゃっていたかと思いますが、今回その考え方がある種お墨付きをもらったような形ですけれど、どう思われますか。

知事:やっぱりねと思うでしょ。私なんか随分長く役人をやっていますから、公務員業が長いので、常識ですよね。法曹関係の人もそう思うでしょう。だけど、やっぱり一種の安売りテレビショップみたいになったら、それはやっぱりね。しかも、国の税金を使ってやるのはおかしいので、総務省が今やろうとしている制度は僕は良いと思うから、それに移行するのだけど、過去に言うことを聞かなかった市町はけしからんという一般的な世論がある。そういうのを総務大臣などはお考えになったのではないかと思います。だから、どういうふうに思っておやりになったのか良く分からないけど、過去にさかのぼってやってしまえというのは、長く役人をやっていた官僚たちからすると、ちょっとね、よくやったねという感じはあります。それが形になって表れたのではないですか。次のことも考えておられるでしょう。

読売:話が戻って恐縮ですが、IRの件で追加の質問ですが、知事はもう基本方針の案はご覧になられましたか。

知事:そんなに詳細に見ていないけど、今朝、いろいろ教えてくれました。これから自分でも、じっくりと一行一行読もうと思っています。

読売:お話を聞かれた段階での感覚で構わないのですが、今まで県で基本構想を出してこられたと思いますが、そこから実施方針を書くにあたって、この部分は変えないといけないとか、大きな変更点みたいなものはありますか。

知事:ないのではないですか。

読売:基本構想に定めていたものを、ルールにちゃんと沿う形に直していくというぐらいのものでしょうか。

知事:そういうことです。それで良いのではないかと思います。

読売:時期などの目途というのは、今のところありますか。

知事:焦る必要もないしグズグズするのもみっともないし、ということで和歌山県はやることは早いですから着々とやっていくし、その時はデュープロセス、和歌山県としてのデュープロセスもありますが、それはちゃんと踏んでやります。

読売:長崎とか横浜とか大阪など、IR誘致について名乗りを上げているところが多いと思いますが、インフラ整備が進んでいるとか、和歌山県ならではの強みというか、和歌山県はここまで進んでいるというような部分をシンポジウムでもおっしゃっていたと思いますが、改めて、この方針に従ってこれから取り組むうえで、和歌山はこんなところはもう出来ているとか強みという部分があれば教えていただけますか。

知事:それはセールスマンの口上みたいになるので、私なんか性格的にそんなセールスマンチックなことをペラペラしゃべるのは性に合わないのですが、本当の話として、業者さんに聞いた話を紹介しているわけです。何で和歌山が良いのですかと言ったら、四つあって、一つは関西国際空港に近い。関西国際空港は日本を代表する大空港です。地方空港では駄目ですと、南紀白浜空港が断られてしまって、歯牙にもかけてくれなかったのだけど、他もそんなところがあります。大空港でないと駄目です、外国人をたくさん連れてくるにはそれしかありません、というのが一つです。和歌山はものすごく近くて、大阪市よりも近い。それから二つ目は、出来上がっているのでインフラ投資とかは要りません。コンクリートで固まっているわけですから、地盤もしっかりしていて長い間経っているし、すぐに建設も始められるということで、これは良いという話をしていました。それから三番目に、日本有数のマリーナなんです。別にIR業者のものではないけどマリーナがあって、他にもたくさんのクルーザーとかヨットとかがいっぱいあるわけです。それから、あそこはセーリング部門のナショナルトレーニングセンター、すなわち、オリンピック強化基地です。それから、今年のインターハイもそうですけど、全部和歌山でやることになっています。そのぐらいマリンスポーツの中心なので、IRで来られた方というのは、きっと和歌山で何をしたいかというと、海へ乗り出して遊びたいと思う人が多いでしょう。文化施設を見るために繰り出したい人もいると思うけど、そういう人が多いと思うので、そういう人のために最も適合的なところです。そういう意味では、良いのではないかと言っていました。それから四番目、やっぱり京阪神がバックグラウンドにあるので、いろんなイベントをした時は割合集客しやすいだろうと言っていました。これは大阪がそのど真ん中にあるからもっと良いわけだけど、大阪から和歌山までわずか1時間ちょっとで来れますから、魅力的なイベントをやった時に多くの人が来てくれる可能性があるので、イベントのスケールを大きくしやすい。そうすると営業なんかも良いわけで、本当の田舎の方はあまり好ましくありません。だから、和歌山はものすごく良いとみんな言っていました。言っていたのをそのまま皆さんに言っています。

毎日:先日のお話の続きですが、メガソーラーに関して事業者さんが仮の認定を求めたのに対して、地裁が却下したということがあったようですが、それについて知事はどのように受け止められたかお話いただけますか。

知事:当たり前じゃないですかね。それを認めろと言った瞬間に、日本はもう縄文時代も最近は立派な国だったらしいので、旧石器時代ぐらいに帰るのではないですか。当たり前ですよね。

毎日:先日、FIT制度について、国に思うことをいろいろとおっしゃられておりましたが、知事ご自身どうでしょう。今後こうしたほうが良いとか、そういうことについて国に言ったりとかはありますか。

知事:一番良くないのは、あんまり後先考えないであんなもの(FIT制度)を作ってしまって、人を惑わした当時の政府が悪い。惑わされた方は、半分惑わされているわけだから、そういう意味ではちょっと気の毒なところもある。それで焦って無茶苦茶なことをするのは、気の毒を通り越してこれはもう無茶苦茶ということです。今はそんな事態になっている。だから今、経済産業省はどんどんとFITの条件をある一定のところまで卒業させようとしています。少しは優遇するのでしょうが、それは良いことだと思います。だけど、一番初めにやってしまった国が悪いと私は思います。不明をごめんなさいと言ってもらいたい。それが今あちこちで起こっている大混乱の原因です。もう一つは、皆さん忘れていますが、あれが全部実現したら電気代に全部オンされます。それをみんな誰も意識していない。やっぱり政策をやるときには、こういう結果になりますとちゃんと言って政策をして、それでも良いですかと言う。要するに、山肌を削ったりして無茶苦茶開発しないと出来ません、電気代にみんなオンされます、これでも良いですよと言ったら、それはやりますが、そんなこと言いましたか。何も言ってない。私なんかはワーワー言っていましたが、言ってる人は風を読めないとかなんか言って、あの時ぼろくそに言われました。と、恨みを言っていてもしょうがないので、とにかく現在はちゃんと太陽光条例を作りましたから、太陽光条例に従って着々と淡々とやっていくしかないということです。

毎日:昨日、9月4日が紀伊半島大水害から8年ということで、いろんな慰霊の催しが行われました。私も実際に現地に行って参りましたが、やはり、まだまだ復旧復興という部分で、どんどんどんどんやっていかなければいけないというご遺族の方々からの声がありました。現状の知事の受け止めと、今後さらに講じていくところがございましたら、お願いします。

知事:8年前の紀伊半島大水害で、直さなければいけないところが多分三つ。一つは奈良県にあるのですが、和歌山県にある二つはかなり直っています。完成しないとちょっと心配なところがあるけれども、特に国が助けてくれるところがありますが、住民の方もそんなに無茶苦茶にならないなと思っていただいて良い水準までやってくれて、それの完成を急いでもらいたい、最後までちゃんとやってくださいということです。一番問題なのは、実は奈良県側にある急斜面の大崩落です。これは何が問題かというと、次に大崩落が起こるとはあまり思わないのだけど、あれだけ雨が降れば別のところが崩落しますが、今あるところが、ちょっとした雨で濁水がダムに流れ込んで、その濁水が熊野川に流れ込むことになる。そうすると、熊野川は本来ものすごくキレイな川ですが、そういう原因で濁ってしまうのは残念なので手を打ってもらっていて、とりあえずフェンスを作ったり、汚濁度が高い時はちょっと(水を)出さないようにしてもらうとか、応急対策みたいなことをやってもらっています。それはちょっと成功しています。斜面の崩落を完全に止める、例えば地肌がグワーッと見えているところを、熊野(いや)でやってるような斜面コントロールをきちっとやってもらうのは、和歌山県全体にとっては熊野(いや)以上にやって欲しいことです。それは大水害の話ですが、その後いっぱいあちこちで被害が出ているわけです。和歌山県に関しては、あれだけ酷いのはないけども、そういうところの爪痕はまだいっぱいある。生石山がずるずるとすべったりして必死になって止めているし、最近は(9月議会の)補正予算に出しますけど、田辺龍神線が地滑りを起こして、地すべりを完全にコントロールするとともに、農林水産省がやると言ってくれていますが、対岸を通って応急的な迂回路を作らないといけない。それには随分お金が掛かりますが、やらざるを得ない。そういう対策は、日夜必要性も出てくるし、それから急いでやらないと住民の暮らしが困るので、たくさんのことをやらないといけない、と改めて9月4日の慰霊日に思いました。

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