知事記者会見 令和元年10月15日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和元年10月15日 知事記者会見

令和元年10月15日 記者会見室

台風第19号の被災地域へ先遣隊を派遣します

資料1(PDF形式 71キロバイト)

 まず、今回の台風19号で、和歌山県はそれなりに(被害がある)ですが、特に東日本で大変な被害が出て、死者数でいうと紀伊半島大水害を上回るかもしれないような犠牲者が出てしまったということで、心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、ものすごく多くの方が災害被害で苦しんでおられるので、心からお悔やみを申し上げます。和歌山県も(東日本と)比べると少しですが、被害が少しありますから、それは急いで復旧に努めないといけませんが、併せて、被災地の復旧が少しでも早くなるように、栃木県に先遣隊として要員を派遣したいと思っています。昨日、関西広域連合の各府県で話し合いをいたしまして、カウンターパート方式で各県がそれぞれの県に当たることにいたしました。和歌山県は徳島県と一緒に、栃木県を助けに行くことにいたしましたが、先遣隊として今日から3人をとりあえず派遣いたします。防災部局から2人、環境部局から1人です。誰が行くかは災害対策課長に聞いてください。場合によっては、大部隊の応援部隊を出さないといけないかもしれないので、そこは先遣隊と栃木県との間でよく相談をしてもらって、それでどんどん出していこうと思っています。なお、警察は全国的なネットワークのもとに、長野県に県警の職員8名がすでに行っています。そのような状況です。

ねんりんピック紀の国わかやま2019和歌山県選手団壮行式を開催します

資料2(PDF形式 123キロバイト)

 その次は、ねんりんピックが近づいて参りました。11月9日の開会式まで、あと1ヶ月をきったぐらいの感じであります。10月25日、和歌山県選手団の壮行式を、アバローム紀の国の2階鳳凰の間で行います。13時30分から約1時間ということで、お手元の資料にあるような参加種目の選手が、今回は開催県なので随分たくさん出場します。例年よりたくさんの方が選手団として出るので、26種目600人となります。

南紀白浜空港⇔東京(羽田)線機材大型化に伴う空港利用促進策について

資料3(PDF形式 2,458キロバイト)

 その次は、南紀白浜空港の機材大型化の開始日が10月27日からで、3往復のうち朝と晩の2往復について、これまでの「エンブラエル190」から「ボーイング737-800」に変えてくれました。料金の値下げはもうやっていて、特割などの早手回しで買うチケットは、安いものがいろんな種類ありますが、それも随分値下げをしてくれています。そういうことで、例えば、予約一杯で断られるということはない一方、機材が大きくなりましたから、仮に見通しが狂ってがら空きだとなるとえらい恥ずかしいし、ひょっとしたら機材を小さくされる可能性もあります。従って我々は、いくつかのキャンペーンをこれから張ろうと思っていますが、とりあえず二つあります。

 一つは、南紀白浜空港サポーターズクラブを作ります。これは、入会費や年会費は無料で、県内に限らずどこの方でも入れますが、登録していただきますと、加入の特典がありまして、そこ(資料)にありますように、コーヒーサービスやお買い物10%引きとか、いろいろなものがありますので、ぜひ入っていただいたら良いのではないかと思います。大体は、メールでいろんな情報が届く感じになります。二つ目は、往復航空券とか、あるいは和歌山の名産品が抽選で毎月当たるというキャンペーンをいたします。お乗りになった方は、空港で配布を予定しておりますチラシの郵送か、チラシを空港の中(にある応募箱)で入れていただくと、ある時期にいろんなものが当たるということをやります。特に、かくなる上はというか、料金も安くなったので、例えば、和歌山県の方々が東京に行かれる時、あるいは東京で乗り継いで東日本とかに行かれる時は、南紀白浜空港からお乗りになるとすごく得だと思います。二つ理由があって、一つは料金が随分と安くなっているので、旅行のスケジュールがビシっと分かっている場合は、計算をしていただきますと、関西国際空港を使ったり、あるいは新幹線で行ったりするよりはずっと安くなります。

 二つ目は、南紀白浜空港の駐車場はタダなので、滞在期間が少し長くても、駐車場に停めておいて白浜から行って白浜に帰ってくるとなると、随分と得でございますので、県内の方もぜひどんどん乗っていただきたい。他の全国にある地方空港に比べると、白浜空港は周りに住んでいる人口が圧倒的に小さい。そうは言っても、やっぱり便利な時は使ったら良いと思いますので、県民の皆さんもぜひ見直して使っていただきたいと思います。今回の発表の対象ではないのですが、首都圏の旅行業者に対してファムトリップを実施して、もっと利用して来てくださいと(PRを)したいと思っています。それから、機材が小さくて何が一番困っていたかというと、せっかく伸びてきた修学旅行、今でも伸びていますが、電車で来てくれていました。これが飛行機で来てくださる可能性が出てきています。160人ぐらい乗れるので、二クラスから三クラスぐらいの子供に乗ってもらって、バッと来てもらうことが出来ます。前の機材だと、クラス全員が乗れなくてどうしても利用が進まなかったのですが、もう一度、修学旅行の面もあるなと私は思っております。それから、首都圏とか全国向けに、メトロガイドに載せてもらったり、あるいは旅行会社の営業をガンガンやっていろいろなところに載せてもらったり、機内誌に載せてもらったり、そんなことをどんどんやっていきたいと思っております。

『ねんりんピック紀の国わかやま2019』 わかやまねんりんフェスタを開催します

資料4(PDF形式 2,118キロバイト)

 その次ですが、わかやまねんりんフェスタを行います。これについては、すでに資料提供しておりますが、ねんりんピックに伴いまして、たくさん、こんなパンフレット(資料)にあるように、いっぱいあちこちでお祭りをやります。そのお祭りをやりました時に、紙をぽいと捨てないで(チラシ端の引換券を)ちょん切って持参いたしますと、先着で豪華景品がもらえることになっております。ぜひ、(チラシを)ぽっと捨てないで、ちょん切って持参していただいたら良いのではないかと思います。(お祭りは)たくさんいろいろあるので1個1個は説明しませんが、こういうことをガンガンやっております。

 以上です。

質問と回答

NHK:台風の件ですが、非常に多くの河川で決壊などが起きて大きな被害が出ていますが、和歌山県も川が多いと思います。知事としてどう受け止めたかということと、今回先遣隊で3人行きますが、和歌山県には災害の経験が豊富な方もいらっしゃると思いますが、3人に期待することがあればお願いします。

知事:まず川が決壊というのがあって、和歌山県に関して言うと8年前の台風12号の時は、日高川なんかが決壊というか溢れるということがたくさんありました。今回のように、水が増えてきて(堤防が)洗掘されてバーンと空いてドッというのはずっと起こっていないのですが、危険は十分あるわけです。そういう意味では、弱いところはちゃんと補強しとかないといけないと思いました。それからもう一つは、10数年前に堤防で何とかするからダムなんか要らないと言った人がいました。それで、天下のマスコミなんてみんなそうだそうだと言って、ダムもいるぞと言った人を迫害しましたよね。あれどうよと。その結果、多分今から考えると正論を吐いていたのに、みんなにボコボコにされて飛ばされてしまった近畿地方整備局長なんていました。あの人なんてすごく可哀想ですよね。それを検証していないのではないかという感じがします。堤防を直すというのは、すごく長いからものすごくお金が掛かる。それに対してダムで止めるというのも一つの手立てだと思います。今回のケースが当てはまるかどうか分かりませんが。和歌山県については、ダムも決して無視はしなかったし、あの時はすごく風(当たり)が強かったけど、それに抵抗してちゃんと切目川ダムを造りました。しかも、(県内ダムの)運用については、電力会社にお願いして、極限まで水を抜いてもらうという操作を必死でやっています。それでも危ない時が結構あります。そういうことで、100%みんな努力しているのかなあというのを、今回の検証だけではなくて、過去の検証もさかのぼって日本全国でやるべきではないかと。もちろん我々もやらなきゃいけない。偉そうに言いましたが、我々が抜かっているとこもあるかもしれません。そういうことは、これから助けに行きますけど、助けに行く中でも勉強してくるということもまた大事かもしれません。もちろん助けることが大事ですけどね。それから、二つ目の質問に対して言うと、何でも助けなければいけない。ご要請に応じて何でもやりますというのが、一つ目の我々のやらなければいけないことです。二つ目は、我々は栃木県に行くわけですが、テレビなどで見ているとたくさんの家が水没しているので、家財道具を表に放り出すことになってくると思います。そうすると、災害廃棄物の山が出来る。それをめちゃくちゃに積み上げると、また東日本大震災みたいになります。我々はあれを見ていて、あの時も大変な愚かしい混乱がいっぱいありました。災害廃棄物を各県で引き取れと言った環境相がいました。何を言っているのだと言ったら、私は炎上しましたが。だけど、ちゃんと分別をして現地で処理をしていく。大きなものだし、しかも燃えるものとか有用物とかいっぱい入っています。だから、一番大事なのは分別して処理をしていくことです。そのシステムをさっさと現地で一生懸命急いで作らないといけない。そういうことを和歌山県の職員は、あれ以来ずっと訓練されてきているので、栃木県にもお教えすることが結構あるのではないかと思います。ただ、それをどう受け入れてくれるかは栃木県の問題で、今まで熊本県とか広島県とか岡山県とか、これだけはちょっと真似したほうが良いと思いますよということは知事に申し上げたりして、今回のように大規模ではないですが、職員を派遣したこともありますので、今回も向こうの知事さんに、そういうことはどっかの空き時間でちょっとお聞きになったら良いと思いますよと、ちょっと言っておこうと思っています。

NHK:今回災害を受けてすぐなのでまだ何も決まっていないと思いますが、例えば緊急で堤防の点検とか具体的に何かアクションを起こすというのはありますか。

知事:まあ別にいつも点検していますからね。ただ、今回の災害の点検をしなければいけない。我々自身も傷んでいるところがいっぱいあるかもしれないから、それはやらなければいけないのですが、点検と言っても何をどう点検するかという問題がある。だから、前の基準はこんなことでちゃんと作っているはずですが、それだと、実はアローワンス(許容)がピリピリのところで言えば、今回のようなケースが起こったら危ないなあというのが仮に知見としてあるとすれば、それを勉強しにいかないといけない。そうすると、そこを点検するというのはまた必要になってきます。とりあえずは、ヒビが入っていないかとか、去年の台風で堤防の壁がちょっと壊れたところがあります。今回はまだそういうことは別にないけど、海岸とか漁港とかの傷んでいるところは、ちゃんと直していかないといけない。それから、もう一回来たら壊れるようなところがあったら、壊れていなくても急いで直さなければいけない。その点検はすぐにします。

時事:不勉強で申し訳ないのですが、先ほど知事がおっしゃった堤防で何とかするからダムは要らないといった人というのは、どなたの発言でしょうか。

知事:名前は言いません。調べてください。ダムはいらない、代わりに堤防を全部強化したら良いのだ、その方が安上がりだと言った人がいました。ちょっとおかしいのではないか、あんな長いところをどうやって直すのだろう、大変だよねと思ったし、ダムもある程度いるのではないかと思いました。それを、絶対にそっち(ダムが不要)が正しいと言った専門家がいて、その人が時代の寵児になり、そんなこと無いと言った人は、あの時、悪逆非道の大悪人みたいに言われました。私なんかもおかしいよねとか言いましたが、そんなに光が当たらなかったから、悪逆非道の大悪人にはならなかったけど、それでもダムは絶対に要りますと言って、切目川ダムの時に、ちゃんと政府の要請に従って検証した上で要りますと言ったら、政権にしっぽを振らない風を読まない変な知事だとかぼろくそに言われました。そういうことがありました。今は世の中が少しずつ、それはちょっと違ったのではないかと思い始めているところもあると思いますが、何もしていないのは、あの時にごめんねと言った人は一人もいない。それで人生がちょっと辛くなった人がいっぱいいる。もちろん、人間って間違うこともあるから、それを直すのが良いと思います。あれちょっと間違えました、こういう理由で間違えました、ごめんねというようなことはちゃんと言うべきではないかと。そういうことをしなかったから、日本は戦争に突入したのではないかと思います。

時事:民主党政権時代の話ということでしょうか。

知事:ダム弾圧時代です。あれは近畿地方が一番中心だったのです。

時事:今回の台風を通して、改めてダムの必要性というものを感じられたということですか。

知事:堤防は元気なように見えるけども、本当に大変だと。例えば、溢れた時に逆側が洗堀されるわけです。洗堀されないようにしようと思ったら、全部コンクリートで固めないといけない。ミニダムの万里の長城が出来なければ、絶対に洗堀を防げないのです。そういうことを言った人を弾圧した人は、けしからんというかその時はみんなそう思ったのかもしれないけど、それの反省が無いのではないかと。あの時に(ダムが不要と)言った人が表に出てきて、どうですかと言う話をちゃんとみんなですべきであって、あの人(ダムが不要と言った人)は間違ったと思ったら、自分で出てきて、違う違うあれは特殊事例でとか、そういうのがあるべきと思います。今、ダムをもう一回造ろうと言っているところもありますが、やっぱり間違っていたごめんねというような話は、一回も聞いたことが無いです。それから八ッ場ダムなんかも、ごめんねという話は一回も聞いたことが無いです。あれで、今回止まったという報道がちょっとありました。いつも正しいとは限りませんから、いろんな議論があっても良いのですが、違った時には、それはなぜ違ったのだろうかとか、あるいはそれは違うのではないかということについて、迫害しないで少数意見もちゃんと載せてあげるという、マスコミの立派な態度も必要な気がします。時事通信はいつも良いのですが。最後は心に無いごまをすりました。

時事:迫害したのは、要するに、専門家、学者とか政治家とかマスコミという人たちでしょうか。

知事:一番はマスコミでしょうね。

読売:台風関連で続いて申し訳ないのですが、今回派遣される三名の県職員の現地での活動内容としては、ここ(資料)に書かれているような必要物資の確保だったり、避難所でのニーズ調査になってくるのでしょうか。

知事:先遣隊ですから、大量の部隊を投入して全部引き受けますということでは無いのです。ですから、要請に応じて何でもやる。それで、もっと必要だったら、どんどん親元に言ってきて、続々と部隊を編成して出しても良いという気持ちでいます。ただ、同じようなスタイルで先遣隊として岩手県に乗り込んだ4人組ぐらいがいましたが、岩手県庁が大混乱していたので、援助物資の整理を朝から晩まで体育館の中で、岩手県のトラック業者と一緒にやっていたという事実があります。なぜそんなことになったかというと、要するに、経験が無いから、全国の人は気の毒だと思って何でも送ってくる。それを片っ端から受け入れた。そうすると、先着順に順番に積むから、何がなんやら分からなくなって大変な騒ぎになって、体育館がはっきり言うと古着の山で満杯になったわけです。そうすると、あそこで水が足りないとかここで何が足りないと言っても、それを出して持っていけない。それで、もう一回再整理してということを、ほとんど不眠不休でやらされたと言って帰ってきた人がいました。これも現地が混乱しているわけですから、怒ってもしょうがないので、そういうことになったらやってあげたら良いと思います。いずれにしても、まず行った人はこれやると決めていくわけではありません。

和歌山放送:ラグビーワールドカップで上富田町でキャンプをしたナミビアが、残念ながら台風の影響で試合は出来ずに予選敗退ということになりました。改めて、知事からナミビアチームに向けてのお声がけはありますか。

知事:よく頑張られたと思います。とにかく相手が強いわけです。善戦しましたが、ちょっと相手の方が上回って点差が開いたような試合も結構ありました。カナダも全敗だったので、よしこれで一勝だと思ったのですが、天候のせいで中止になってしまった。だけど、カナダチームもナミビアチームもみんな地元の人と交歓をして素晴らしい光景があったので、良かったのではないかと。上富田町の部分も含めて、良い思い出を作ってくださったのではないかと私は思いました。

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