ようこそ知事室へ 知事記者会見 平成30年7月31日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

平成30年7月31日 知事記者会見

平成30年7月31日 記者会見室

ブロック塀の緊急安全対策に係る補正予算の専決処分について 資料1(PDF形式 158キロバイト)

本日は、発表3つ、話題事項3つであります。
1つ目は、ブロック塀の点検をずっとしてまいりましたが、そのうち県の76施設について、緊急に手を打った方がいいと思うところがあります。そこ(76施設)については、今年、すぐに(撤去・改修工事を)してしまおうと思いまして、そうすると予算措置を講じていないものですから、県議会の方々にも了承を得た上で、専決処分でさせてもらおうというふうに思いました。そこで、次(資料に記載)のような形で県有施設におけるブロック塀の緊急安全対策を実施します。その下段にはどんなところ(を緊急に撤去・改修工事を実施するの)かを書いています。
それから、通学路とか避難路とか、そういうところでちょっと危ないところを、学校長やそれぞれの地域の方々に調べてもらっていますね。そこで、「これはどうかなあ」と分からないところがあるわけです。つまり、中に鉄筋が入っているとか入っていないとか、そういうものについて調べに行かないといけないので、県の建築士関係団体に現地調査を委託して、今年、バーッとしてしまおうというふうに思っております。そういうことで、そのための予算も含めて、専決処分でさせていただこうと思っておりますので発表させてもらいます。

山崎製パン(株)が麻生津(おおづ)生活圏で「企業のふるさと」活動を開始します 資料2(PDF形式 457キロバイト)

その次は、「企業のふるさと」というのがあって、今まで3つ(の活動事例が)ありますが、代表的なものは、1番初めのかつらぎ町の天野で、伊藤忠商事株式会社が活動していただいているわけです。
別に「企業の森」がありますが、企業の森に限らず、例えば、山里みたいなところでいろんな活動をしてくれて、地域の方と交流をしてもらうというのがなかなかいい話なので、場所・企業を決めて、それで約束事をしていろんな活動をしてもらう。こういうことでございます。
4つ目の「企業のふるさと」として、山崎製パン株式会社が紀の川市の麻生津(おおづ)生活圏で、この活動をしていただくということになりました。そこで、ちょっと約束事の調印式とかそういうのは、まだ決めていないんですけれども、すぐに発表してしまおうということです。麻生津(生活圏)というと、紀の川市の紀の川南岸の赤沼田(あかんた)とか、あるいは横谷、麻生津中、北涌(きたわき)、西脇、西脇北の6地区からなるわけですけれども、そういうところでいろいろな活動をしてもらおうというふうに思っております。
今後、予定されている応援活動というのは、これに限りませんけれども、1番下に書いてありますが、第1に盆踊りを一緒にしようということで、準備活動から入っていただきます。それから、援農作業で耕作放棄地を再生するとか、(麻生津の農産物の)社内販売、あるいは山崎製パンの材料として麻生津産のいろんな物を使ってもらうとか、そういうことを予定しております。その辺のスケジュールは、次のページに書いています。

平成30年度 第2回「わかやま産業交流サロン」を開催します 資料3(PDF形式 268キロバイト)

それからその次は、「わかやま産業交流サロン」というのを開催しておりますけれども、今年度の第2回目といたしまして、キッザニアを運営しているKCJ GROUP株式会社の代表取締役社長兼CEOの住谷栄之資(すみたに えいのすけ)さん、田辺市のご出身なんですが、この方に話をしてもらいます。日時は、9月14日の18時30分から19時30分ということで、その後、交流会も開かれます。これは「わかやま塾」と違って、申し込めば老若男女誰でも(参加できますが)、ビジネス中心の方がよろしいかと思いますよね。どうぞよろしくお願いします。申し込んでください。

全ての学校にエアコン導入を目指します 資料4(PDF形式 114キロバイト)

話題事項ですが、1つ目は、全ての学校にエアコン導入を目指すように、県教育委員会が(取り組んでいますが)、小中学校の場合は市町村立なもんですから、設備については市町村でしないといけない。もちろん国の補助金もありますが、この国の補助金をもらいながらしていかないといけないということであります。これについて、これから決めても結構時間がかかりますから、この夏すぐにというのは無理かもしれませんが、来年度もまた猛暑があるということを考えると、今から導入を考えておいてもらった方がいいのではないかということであります。そういうことで、県教育委員会として、(市町村教育委員会に)命令はできませんが、お願いに行くということで、立場を明らかにしておこうということであります。

WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリーを実施します 資料5(PDF形式 2,448キロバイト)

それから、サイクリングを振興しようということで、WAKAYAMA800というサイクリングのキャッチフレーズを作って、(サイクリングロードに青い)線を引いたり、あるいは地図を作って、サイクリングロードに沿った休憩所とか、なかなかしゃれた食事処とか、あるいはタイヤを直せるところやコンビニ、自転車がそのまま収容できるようなホテルもありますから、そういうものを全部入れた情報を渡したりしているわけです。
さらに、モバイルスタンプラリー。スタンプラリーなんですが、スマホでもってスタンプラリーができてしまうという新しいシステムを作りまして、みんなにどんどんスタンプラリーをしてもらおうということになりました。チェックポイントは全部で45カ所ありまして、その45カ所のうちの約束事に従って何か所カ所行ったら、パーフェクトだと1名様にTREK(トレック)ロードバイクが抽選で当たる。(パーフェクト)達成者全員に副賞として、達成証はもちろん、(WAKAYAMA800オリジナル)サコッシュ、ステッカーがもらえるということでございます。その他いろいろございますので、ぜひこんなのを励みに、和歌山で走り回ってもらいたいというふうに思っております。

公益財団法人日本サッカー協会 田嶋幸三会長が来県されます 資料6(PDF形式 113キロバイト)

それから、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が再び来県されます。これは何かというと、ワールドカップの前に、日本チームが頑張りますようにということで、お願いに来られたわけです。
熊野三山は、日本サッカー協会のエンブレムである八咫烏のもともとご本尊みたいなところですから、そこにお参りをする。これは中村覚之助さんという那智勝浦町出身の明治生まれの方が、日本のサッカーの草分けであるということも加味して、エンブレムが八咫烏になっているわけです。そういうこともあり、大国際試合があるときは、日本サッカー協会の方などがよくお見えになっていました。
田嶋さんが前回お見えになってお願いしたところ、あかんと言われていたグループリーグを無事に通過して、ベスト16のところでも、ベルギーとものすごい良い試合をしたということでありますので、お礼に来られるわけです。8月1日から2日で、1日は、熊野那智大社と那智山青岸渡寺、熊野速玉大社にお礼をされて、次の日は、熊野本宮大社に参拝するということになっております。ぜひ皆さん取材にお越しください。
県庁の人も誰か行かせようと思っております。残念ながらスケジュールをチェックしたら、私は行けないんです。

記者発表資料

  • 資料1資料1(PDF形式 158キロバイト)
  • 資料2資料2(PDF形式 457キロバイト)
  • 資料3資料3(PDF形式 268キロバイト)
  • 資料4資料4(PDF形式 114キロバイト)
  • 資料5資料5(PDF形式 2,448キロバイト)
  • 資料6資料6(PDF形式 113キロバイト)

    Q&A

    産経新聞 日曜日の和歌山市長選挙で、現職の尾花さんが圧勝したと思うんですけれども、尾花さんがこれほど市民に受け入れられている要因というのは、どういうことだというふうに考えられますか。

    知事 熱心にきちんと務めを果たして、一所懸命しておられるからじゃないんでしょうかね。ひたむきな熱心さというのは、みんな評価しているんじゃないですか。それからやっぱり、市民の方には直接見えないかもしれないけれども、いろんなものが実現していきますよね。その実現していく時には、やるぞという崇高な気持ちだけではなかなか難しいので、それを達成できるようなテクニックと、いろんなところの情報ルートというものを持っていた方がいいんですよ。行政官の力量だと思いますけど、そういう点でも尾花さんはあるので、そこのところは市民は見えないと思いますが、結果的にはいろんなものが次々とできてきますよね。世の中は良くなっているように思う。そういうところは、非常にいいんじゃないですかね。

    産経新聞 この1期4年間に県の立場からしても、県市が連携した3大学誘致についてもそうだと思いますが、県と和歌山市が連携して進む仕事というのは、非常に増えたように思いますけれども、県としてもそのように考えておられますか。

    知事 前々から私自身としては県市連携でして、昔の歴史を紐解くと、なんかあまり仲良くなかったと言う人もいるんだけど、私は大橋さんと一緒にいたときも、大橋さんをできるだけ立てて、それで相談をしたり、これは欠けてるかなあと思ったときは補ったりはしていました。それから、いろいろ意見を言ったり。大橋さんも立派な人ですから、それは十分に応えてくれたと思います。ただ大橋さんと尾花さんとの違いを言えば、割合、大橋さんは「そうだやるべきだ」と言って、共感をしてくれるんだけれども、「あれはやっぱりできません」と。要するに、テクニック的にできないということを部下の人に言われて、納得するのが早かったというのがありましたね。尾花さんはそういうことができるかできないかということを自分でよくわかっているから、部下の人ができないと言ったときも、こういう手を使えばできるよねというようなことが、説得できるんじゃないですかね。だから、やっぱりできませんというのがずいぶん減った感じがします。

    産経新聞 今回の選挙戦で、メディアはIRを特に取り上げていましたけれども、相手方はIRを争点に掲げていた一方で、尾花さんはほぼほぼ触れていなかった。圧勝はしたけれども、IRが立地自治体である和歌山市民の民意を得たというふうに知事は考えられますでしょうか。

    知事 IRが好きか嫌いかというかね、カジノが好きか嫌いか、もっと言えば賭け事が好きか嫌いかと言われたら、嫌いな人の方がまだまだ多いんじゃないですかね。それは例えば、大工場が好きか嫌いかとか、そういうのとやや似たようなところがあって、あるいは高速道路をつくることが好きか嫌いかとかね。今は、(高速道路の重要性や利便性を)思い知ったから好きな人の方が多いと思うんだけど、例えば、私の学生時代の頃なんてのは、嫌いという人の方が圧倒的に多く、反対決議なんかも出ているわけです。あるいは、例えば、住金は公害を出すから嫌いとか、何かそんな雰囲気があって、今のままでずっといけるんだというふうにみんなが思っている。今はそんなに悪くないので、ここでいいじゃないか、これでいいじゃないかというときに新しいことを言うと、それが物凄く魅力的な美しい概念のものだったらいいんだけど、ちょっとなあというようなものであると、とにかく嫌い、反対というふうになりますね。だけど、その結果どういうことになるかというのは、じっくりみんなで考えてみたときにどうかというのは、別の議論になるんじゃないかと私は思っているから、そういうことをずっと言っているわけです。
    ただ市役所との関係でいうと、これ(区域整備計画)は県庁でちゃんと作り上げて、あんまり懸念はないと思いますが、逆に止めてしまうとこんな問題がありますよ、こういう成長要因を全部失うことになりますが、それでもダメですかというようなことを言っていかないといけないし、こちらが作り上げるのを失敗したら、もうそれで終わりになる。だから、市役所は2年後にちゃんと材料をピシッと見て判断すればいい話なので、あまり今からバタバタすることはないということではないかと思います。
    県庁の方はバタバタしないと、ずーっとバタバタし続けないといけない。いろいろな動向はちゃんと漏れなく把握して、必要な手は打っていかないといけない。もちろん市役所も無視するわけにいかないので、情報はどんどん入れるようにしたいと思います。

    産経新聞 知事が依存症に対する不安を払拭されるために、他府県がしていないことをされているのは承知しているんですけれども、和歌山市は2年後に賛同するかどうかを決める立場にあると思うんですが、市役所以外の一般の市民が意思表示する場というのは、どういう場が適切だとお考えか。

    知事 それは、一番投票された市長さんがどう考えるかというのが第一義的で、市長さんは市議会に聞くというから別にそれでもいいと思いますけど、法律上は、市というのは市長さんが代表するということですよね。市民の方との関係でいうと、やっぱりさっきも言いましたように、みんなこのままでいいと思っているわけです。現在生きているんだから、飢え死にしそうになっているわけじゃないでしょ。だけど、一方では自分の子孫や子供たちが、このままだと和歌山は廃れていくので何とかしてちょうだいと漠然と思っている。だから、それが実は結びついているんだということについて、理解をしようとしないか、理解ができていないかという問題はあります。何でもそうなんですが、そこをちゃんと見極めて説明をしていくというのが、政治家とか行政のトップの責務ですね。だから、私はそういうふうにしようと思っていますけどね。

    産経新聞 これは個人的に思うんですが、別にその尾花さんが政策的に正しいということで思っておられるのであれば、今回の市長選挙でもIRについても、IRだけで選挙するのはおかしいと思いますけれども、主要な争点の1つとしてもっと訴えてもよかったんじゃないかというふうに思いますけど。

    知事 例えば、私だったらどうするかというと、もしこれを止めてしまうとこういう成長要素を全部放棄することになりますよ。その結果、和歌山はこんなになってズルズルと、元々あるものは常に下がっていくんだから、新しい要素を加えていかないと全体的に下がっていく。そんなことは統計を取ればあっという間にわかりますからね。旧産業・旧企業だけで、今(の経済)がもっているかというと、圧倒的にマイナスになっているわけですよ。それが新しい企業なんかが加わる。例えば、今の世界で言えば、島精機というのは結構栄えているけれども、30年前というのはそんなに大きくなかったからね。ましてや40年前、50年前、私の子供の頃はマージナルな(周辺的な)企業だったですよね。では残りの企業で、その当時栄えていた企業だけで和歌山はもっているかというと全然もっていない。そういうようなことを見極めて、その先を読んでいくというのは私たちの仕事ですよね。それから、それ(IR)を説明する材料は、県にはあるわけです。だけど、市役所はそんなもの(IR)をする立場にもないし、材料も持っていない。県の材料を使って、こうでしょうというのはちょっと恥ずかしいでしょ。私も国の材料でこうでしょうとか、そんなことは言いませんよ。だから、県の材料はちゃんとあるから、それこそお金もかけて、一流のところを雇って、うちの職員と一緒にゴリゴリガリガリ勉強して、ようやく出来上がった資料ですから、使えるんだけど、ちょっとこれを使って市民に言ってみたらどうかねと、そんなことはできないでしょう。それから、私は元上司だったけど、上司の言うことだから丸飲みして信用します、そんなことを尾花さんは言えないでしょう。私も言いませんよ。経産省の時の上司がどこかにいて、俺の言うことを聞けば大丈夫だよ、任しとけとか言ったって、こんなもの中身を聞かないと信用できませんよと。そう言わないけど、それは当たり前じゃないですか。だから、別に尾花さんはそんなところを議論しなくてもよかったんじゃないですか。

    読売新聞 大阪の方でIR業者といろいろ対応するときの職員向けのルールというのを、新しく作ろうという動きがあると思うんですが、和歌山県ではどのような対応になるんでしょうか。

    知事 それは、僕は初耳なんですが、和歌山県は倫理規程がビシッとありますから、その倫理規程をきちんと守って対応するしかないんじゃないかと思います。今頃何を言っているんだという感じはします。必要性を聞いてみたい。もちろん、その必要性を聞いてみて、なるほどと思ったらすればいいと思います。必要性があれば、また教えてください。

このページの先頭へ