ようこそ知事室へ 知事記者会見 平成30年7月24日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

平成30年7月24日 知事記者会見

平成30年7月24日 記者会見室

~県内の老舗~「和歌山県100年企業」の表彰式を開催します 資料1(PDF形式 158キロバイト)

今日は、発表事項が3つあるんですが、最後にちょっとひと言申し上げます。
1つ目は、100年企業表彰を3年ぶりにさせていただくということにしたいと思います。お手元の資料にあるように、今まで118社も認定されております。これは平成19年度から始まった話なんですが、19年度に申請するの忘れたというのは21年度に出してもらい、23年度もよかったらどうぞということで出してもらったんですが、だんだんと減ってきたということもあって、しばらく間を置こうというのが、その時の感じでした。平成27年度に(表彰を)1回していて、それで3年たったのでまた表彰することになりました。
初めは従業員の数が結構たくさんないとね、誰でもいいというわけにはいかないという話だったんですけれども、ちょっとこの考え方を反省しまして、業種によっては、最近は従業員が少なくてもビジネスとしてちゃんとしているところが結構あります。相当数の従業員がいて、そして業界の中の平均的な姿からすれば、ちゃんと従業員がいるということであるならば、必ずしも確定の数にこだわらないということで、表彰しようではないかというふうにいたしました。その結果、自薦、他薦を入れてたくさんの企業が申請され、ちゃんと調べて、そのうちの29社が合格ということになったということでございます。29社については、お手元の(資料に)一覧がございます。表彰式は7月31日、来週の火曜日の17時から19時に行い、表彰式の後、懇談会もするということで、皆さんぜひ取材してください。

農林水産業競争力アップ技術開発事業(平成29年度終了課題)の「研究成果集」を作成しました 資料2(PDF形式 193キロバイト)

その次は、農林水産業関係の競争力アップ技術開発。これについて2点申し上げます。1つは、29年度終了の技術開発テーマについて、研究成果集を作りましたので発表します。(配付資料の)2枚紙が概要で、それの中身、研究成果集というちょっと厚めの紙があります。さらにこんなものではわからないという方は、それぞれの研究所で取材をしていただければいいし、もちろん研究推進室長に言っていただければ、ちゃんとお答えするということであります。

平成31年度農林水産業競争力アップ技術開発事業の新規研究テーマを募集します 資料3(PDF形式 439キロバイト)

それから、その関係でこれ(農林水産業競争力アップ技術開発事業)は何かということを申し上げるとともに、新規研究テーマを募集するということを申し上げたいと思います。
発表事項の3つ目を見ていただきますと、新規研究テーマを募集するということになっております。これは3年間の研究テーマを公募で(募集し、)議論して決めようというのがミソであります。公募というからには、どんなふうに公募するのかというと、(資料の)下の方に決定フローが書いてありますが、1番左のところから始まります。研究テーマを募集、今回は8月の1日から9月12日までの間に出してくださいということになっております。そこの字が小さいですが、一般、農林水産関係者、行政、試験場とあります。誰でも出せるということであります。
これを昔々の姿と対比して申し上げますと、昔、こういう農業系の研究開発テーマは、それぞれの研究所で研究員の方が一生懸命考えて、それでこんなテーマでしましょうということで(研究を)していました。時間も別に決まっているわけではなくて、大体、自分たちで考えてずっとしてきたということです。
それに対して、私が農業者の方とかいろんな人と話をしていたら、こんな研究テーマをして欲しいなあというような話が結構たくさんあります。中にはもうしているというのもあるんですが、「その研究所に言いに行ったかい」とか言ったら、「いやそんなこと言うても仕方がないから、あなたに言います」とか、なんかそんなような話であります。これはやっぱり農業者の方は農業をしている時に、林業者も水産業者もそうなんですが、自分の仕事をしている時に、いろいろ切実な問題を抱えるわけですが、それをちゃんと研究するという活動に結びつけるようなメカニズムがないと、なかなか実際には役に立たないということを思いました。
一方で県庁の本庁、あるいは振興局なんかで、農林水産業の振興行政をしているわけです。そのとき(普及活動をしているとき)に和歌山の農林水産業をさらに盛んにするためには、こういう研究開発をしてもらって、こんな成果を出してもらいたいなあというふうに思う向きもあるわけです。したがって、そういう人たちはみんな、まずこういうことをしてくれということを、どんどんテーブルの上に載せましょうというふうに思ったわけです。もちろん従来のように、研究所で一生懸命考えている、こういうことができたらいいなあと考えているような人たちのアイデアも大事なので、そこに(書いて)あるように、試験場の人たちもこんなことをしたいと、するべきだというようなことを言ってもらってもいい。そういうのをすべてテーブルの上に並べて、それで専門家を委嘱しておりますので、そういう専門家の方々にいろいろ議論していただいて、順番をつけて良いものから採用して、期間は一応3年間ということにしました。
それから、これを1番初めに始めたときに、研究費として大体いくらぐらい使っていたかというと、意外と少なくて3000万円ぐらいなんです。それでは困るだろうということで、この研究テーマを中心に、研究費として倍の6000万円にしようということで、現在に至っているということであります。
(新規研究テーマ決定)フローは、8、9月ぐらいに研究テーマを募集しますが、9から12月には課題化の検討をする。それから1月には内部検討会、2月には提案書作成、3月には外部評価委員会にかけて、それで4月に決定をし、研究を開始するというふうな流れです。その後ろの資料には、平成28・29・30年度、平成29・30・31年度、それから平成30・31・32年度と現在行っている研究テーマについて、各試験場ごとにいろいろ並べています。今こんなことをしているのかということとともに、次の31年度から始まる研究テーマを大々的に募集したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

県立星林高校教諭による生徒への暴行事件

それから資料はございませんが、今日、知ったんですが、7月15日の夜、星林高校で教師による生徒暴行事件が発生したということがわかりました。何でわかったかというと、読売新聞が書いてくれたわけであります。
今までそんな報告を受けていなかったということについては、非常に遺憾であります。それから教育委員会は、16日は休みでしたから17日に校長からその話を受けているということでありますが、これについては教育委員会の中で、いろいろ事情聴取はしているようでありますけれども、教育委員を招集して議論をするとか、そういうことは今までなかったということについても問題というふうに思います。
教育委員会の調べによりますと、ラグビー部の合宿で、顧問の先生を交えて合宿の打ち上げの食事をみんなでしていた。これは別に問題はないと思う。そこで、教師である2人の顧問がビールを飲んだ。ちょっと生徒の前でというのはどうかと思うけど、ちょっとしたことでしょうね。そのときに、教師からグランドの整備が遅いという注意があった。ある生徒がそれに対して、「部員も少ないのでなかなかそんなに簡単にはいきません。このぐらいが限度です。」というような言い訳をしたらしいんですね。それに対して教師が激高して暴行を働いた。頭を蹴ったというよりも踏んづけたという感じらしいんですが、それでも怪我をさせています。傷は浅いらしくて、今、その生徒さんは登校しているらしく、もちろん教師も反省しているようですが、こんなことを許していたら絶対いけないというふうに思います。教育的な指導というのはあり得るのかもしれないけど、理屈を言ったら途端に暴行したなんてのは、しかも酒に酔って暴行したのは、とんでもない話だというふうに思っています。そこで教育委員会に対して、厳正に対処する、事態は明らかにして公表するように指示しておきましたので、後は中身を関心を持って見たいと思います。ひょっとしたら警察の問題かもしれないというふうにも思っています。
以上です。

記者発表資料

  • 資料1(PDF形式 158キロバイト)
  • 資料2(PDF形式 193キロバイト)
  • 資料3(PDF形式 439キロバイト)

    Q&A

    産経新聞 発表項目以外ですけれども、コメントは先週いただいたんですが、IR整備法が成立したことについて、知事の感想を一言いただけますでしょうか。

    知事 IR整備法ができて、実際に区域整備計画を作って選定をするというのは、最短で2年後なんですが、これから法律ができたわけですから、それを前提に着実に手続きが進むので、和歌山県としてもさらに話を進めて(いく中で)、いろんな問題もあるでしょうし、業者さんとの議論もいろいろ出てくるでしょう。今、すでにご意見があったらどうぞと、8月末を目処に出してもらっていますが、そういうのを今度は参考にして、詰めるところを詰めながら、政府の動向も見ていかないといけないと思います。そんなことで不確定要素が1つ減ったということだと思います。

    産経新聞 これまで整備法の成立を見極めて、外国人専用をどうするかということをお考えになると言われていたと思いますけれども、外国人専用ではなくて、日本人を入れるというお考えは、最終的にはどのように。

    知事 これは前から言っておりますように、一部は規制の話もあるけれども、一部は業者さんと私たちで話をして、私の気分としてですけど、100%その不都合なこと(ギャンブル依存症や破産リスクなど)を防ぐような、県民・市民に対して防ぐようなことを一緒に作り上げていかないといけないので、協力してもらえなければ、それはだめですよね。ですから協力してもらえるならば、それを前提にして、日本人を入れるということはいいのではないかというふうに思っているので、その線で協力してもらえるように上手くしていこうと思っています。

    産経新聞 その判断は、その協力する事業者がこれまで県が考えているようなIRカードとかを、採用してくれる事業者が現れた段階での判断になるのか。

    知事 それは現れなければ止めるんですが、そんなことはあり得ないと思いますけどね。だから、基本的にはそれで進めるということです。

    産経新聞 今、市長選挙中なのでちょっと言いにくいとこもあるかもしれませんけれども、IRは誘致の主体が都道府県だと思うんですが、立地自治体の同意が必要。和歌山市長選挙に出馬している候補者の片方は外国人専用にすると、もう一方はもう誘致自体しないということを言っているので、いずれにしても市長を翻意させないといけないと思うんですけれども、知事としては一週間後、また市長を翻意させるにあたっては、どのように説得されていこうと考えておられるのか。

    知事 一週間後、どちらかが勝ったときに、それじゃあと言って説明をする材料はまだないわけです。多分、こういう基本コンセプト(和歌山県IR基本構想)で、私たち県を全面的に信用しろよなと言ったって、何かみんな嫌でしょう。それは多分、心の中では信用はしてくれていると尾花さんについては思うけど、あなたの人柄を信じてというわけにはいかないでしょ。だから、その申請をすべき材料を見て、これならばといって分析が始まるのではないかと思いますよ。手続的にも市長さんに同意みたいなのは、何回もありませんのでね。その(同意を求める)時点での市長さんに相談をするのは、だいぶ後になるのではないでしょうか。そういうことを見て、なるほどと思ってくれたら同意してくれたらいいし、絶対に同意しないと言うのなら、それ(IR)はできませんね。できませんが、その時はその代わり、歴史の審判を得ないといけませんね。つまり和歌山の発展を、10%ぐらいの県民所得が上がる話を止めたとしたら、やっぱりみんな発展してもらわないと困る、生活は良くならないから困るということであれば、代わりに何をしますかというのも要りますよね。それがなくて、なんとなく嫌だから反対とか、いろいろ不都合があるかもしれないから反対というのは、話はものすごく簡単なんだけど、それは、あの時あんなこと言ったよねというふうに歴史が後で審判してくれますよね。だから、辻褄というんですけど、反対するならば、それに対してちゃんとした閉じた考え方で、こっちを言っといて、こっちは知らないと言うのではなくて、言わないと無責任ですね。

    産経新聞 現時点でちょっと答えにくかったら、来週お聞きしようと思っているんですが、市議会にかけるという手法はどういうふうに知事は思っておられますか。

    知事 良いと思いますよ。私は別にそんなことを考えないけど、考えたらいいんじゃないですか。議会の方々というのは、みんな市民の代表として選ばれているんだから、そういう人はさっき言ったみたいな市長さんと同じように、和歌山をどうしようかという責任がありますよね。そういう方々と相談をしたいということが、悪いことでも何でもないと思いますけどね。

    NHK 話が変わるんですけれども、西日本豪雨でちょっと問題になっている災害廃棄物なんですけれども、和歌山県の方では受け入れたりとかする考えはありますか。

    知事 これはどこから言われたかな。環境省かな。それで実際、基本は市町村なんですよね。市町村の一般廃棄物の中で、どのぐらい処理能力があるかということを調べて、「可能ですか。どうですか。」と言って、ここ数日、精力的に調べてみました。そうしたら、ある程度受け入れられますよというふうに、容量がパンパンのところもあるので全部じゃないけれども、余裕のあるところは言ってくれています。したがって、もしご要望があれば、それは運んできてもらえば容量に限度はあるけれども、処理できるというふうには思います。
    あれ(災害廃棄物)を片づけるには、ものすごい時間がかかるでしょうね。もちろん地元もそうだ(処理能力に限度がある)と思いますけど、近隣のそういう(処理)能力を使ってもなかなか簡単にはいかないけど、我々も協力します。和歌山県としてというか、市町村の総和として協力しますよということです。
    ただ基本的には、いつも環境省はそれをするんですよ。別にいいんですが、積み重ねている災害廃棄物について、「これを何とかしてください。持って行ってください。」とかいうのを、すぐに言い出したのが東日本大震災の時の環境省なんです。それはあんまり意味はなかった。なぜかというと、分別もされてないものをむちゃくちゃ積み重ねたから、「それを何とかしてくれ」とか言うので、それはおかしいんじゃないのと僕なんかは思っていました。つまりちゃんと仕分けをしないと、運ぶだけでもものすごい日本の交通渋滞の元になるような感じですよね。コストもものすごいかかるから仕分けをして、うんと選別していったら、もっといい知恵はあるのにというのが、私の当時の気持ちでした。だけど今回、そういうこと(分別)を多分された上で、例えば、「燃やすものを持って行くけどよろしく頼む」と言われたら、それはもうウェルカムということだと思います。あの中に本当はいろいろ混じっているんですよ。それで混じってるものを分別しないといけないですね。例えば、瓦礫の固まり、石、そんなものも一緒になってドーンとあるので、そんなものは不燃物と可燃物に分けて、特に自然の不燃物である石、土砂、瓦礫、そういうものはどちらかというと、むしろ復旧・復興のための材料としてどこかに置いておくとか、谷間が崩れたところを止めるような材料にするとか、そんなようなことをするんです。それからあの中には、有用物がいくつかあるんです。その有用物については、リサイクルの材料として持って行ってくれと言ったら、持って行ってくれる可能性があるんです。それから処理能力ということを考えると、実は産廃業者の方々がものすごく能力はあるんです。そういうのを上手く組織して処理していけば、和歌山みたいに、あっという間とは言わないけど、本当に驚くべきスピードでなくなったでしょ。だから、実はちょっとアイデアは吹き込んでありますけど、これから岡山県や広島県は、立派な知事さんだから考えてしていくんじゃないかと思います。すでに岡山県なんかは、某大産廃業者に契約をして、いろいろ委託をしたりするというようなことを言っていましたね。そんなことで本当はなくなっていくものの方がはるかに多い。だけど、これ頼むよねと言われたら、余裕はあるんですからウエルカムです。ただ、持ってくるのも、持ち出すのも大変ですよね。あそこ(被災地)は大交通渋滞だからね。

    紀伊民報 星林高校の問題なんですが、先ほど知事は県教委内で議論していなかったことは問題というふうに言われたんですけど。

    知事 教育委員に言ってもいないというのは、教育委員会の議論というのは教育委員が決める話なんです。ですから、教育委員の方々には、こんな大事な問題ですからすぐに言っとかないといけないし、それから(教育委員の)任命権者ですから私にも言ってもらいたいということです。別に何でも言ってこいということだけが重要なことではなくて、これは放置しておいたらいけない問題ですよ。何もしていないということはないんだけど、調べることしかしてなくて、ようやくその父兄への説明なんてのはこれからするとか何か言っているぐらいで、本当に遅いよね。一週間、何をしていたんだろうというふうに、私なんかは思います。

    紀伊民報 経緯を説明するというのは、教育委員に対してということですか。

    知事 そうでしょう。だって教育委員会というのは、教育委員が少なくとも教育委員会の中での意思決定者です。したがって、教育委員の方々に「こんなことありますよ。」「ありました。大変です。」「こんなふうに今、対処しています。」「どうしましょう。」とか、そういうことぐらい普通は言うんじゃないの。それから少なくとも大変大変と言って、17日には私のところへ吹っ飛んでくるんじゃないかな。もう大変遺憾ですね。

    紀伊民報 システムとして、何か教職員の不祥事があったら知事のところに報告するというようなのは。

    知事 別にありません。ありませんが今までは、例えば、万引きをした。それからのぞき見をした。そういうような話は、すぐに教育長が飛んできて言ってくれましたね。だけど今回について言えば、今日、学校教育局長が飛んで来られたから、昨日起こったことかと僕は思った。そうしたら何と驚くべきことに15日というので、信じられないと思いますね。

    紀伊民報 知事への報告がちょっと遅れた理由なんかは。

    知事 わかりません。だから、まず慎重に調べるということであったんだろうな。だけど逆に言うと、教育委員会の人にそんな悪意のある人はいないと思うんだけど、結果的には皆さんのようなマスコミからすると、隠していたなというふうに思われかねないでしょ。そういうのはよくないよね。どんどん事実は公表して、それでちゃんとした論理的な事実に基づく処分をしたり、対処をしたりする。それをまた発表するというのが行政のいろはですよね。

    ABC 話がまた変わるんですが、アドベンチャーワールドのパンダに妊娠の兆候があるということで公開が中止になっているんですが、それをお聞きになっていかがでしょうか。

    知事 これは期待。胸ワクワクで期待ですね。またかわいい赤ちゃんが生まれて欲しいですね。

    ABC 東京の方では今、1頭の赤ちゃんが生まれていて、和歌山は8頭を産んでいるお母さんがいるわけなんですが、かなりの数の差があるんですがその辺りはどうですか。

    知事 いや、それは皆さんに言うと嫌味になるからもう言いませんが、東京のパンダが生まれたときに、どんどん報道してくれたら僕はいいと思いますけど、和歌山のパンダが生まれた時も同じくらい報道して欲しいなあというふうに思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。特にテレビ局には、心から公平な報道をしてくださるようにお願い申し上げます。
    まあまだ兆候ですから、ちょっとハラハラ、ドキドキ、ワクワクして待っていないといけませんね。

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