ようこそ知事室へ 知事記者会見 平成30年5月29日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

平成30年5月29日 知事記者会見

平成30年5月29日 記者会見室

南紀白浜空港民間活力導入事業の基本協定を締結しました 資料1(PDF形式 2,946キロバイト)

今日は発表事項が4つございます。

まず、南紀白浜空港民間活力導入事業の基本協定を昨日、締結をいたしました。それでこの間、優先交渉権者になりました経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館コンソーシアムとこの基本協定を結びました。次は7月を目途に実施契約を結ぶ。その実施契約が本当の契約と言ったらおかしいんですが、決定的な契約になります。お配りしております資料はもちろん協定書そのものと、それからこの間の優先交渉権者になったときに、そのコンソーシアムの方から出してもらったマスタープランを皆さんのところに参考までにお届けしておきます。「こんな感じにするぞ」と言っておられるのを、基本協定を結んで、「じゃあ、よろしいからちゃんとできますか」というような話を、これから実施契約までぎりぎりするとこんな感じになります。

和歌山県IRに関する投資意向調査(RFI)を実施します 資料2(PDF形式 701キロバイト)

それからその次は、IRに関する投資意向調査。5月8日に記者会見をしたときに、(このIRに関する投資意向調査の実施時期について)、皆さんにはっきりした事を言わなかったんですが、ご覧のような資料を作りまして、それで本日付けをもって発表です。それで6月8日に和歌山で説明会をしたり、現地の視察会をしたりいたします。それから6月13日に東京でもう1回説明会をして募集をするということです。それから8月31日が意見・提案募集の締め切りです。後でちょっと細かい字で書いた別紙1に載っておりますけれども、ひと言で言うと8月31日までご関心の向きは、いろんな意見とか構想とか、何でもいいから出してください。様式も問いませんということでございます。関心のある人は出してくださいと、こんなことであります。

農林水産省の支援策が検索できるWEBサイト「わかやま農林水産業支援ナビ」ができました 資料3(PDF形式 622キロバイト)

それから3つ目は、この間、予告をしておきましたが、農林水産業の支援策について、わかやま農林水産業支援ナビというのを作りました。ご覧のようなお手元の資料どおりの感じでありまして、例えば、農業編では、農地というのをクリックすると、農地のページへ飛んでいって一覧表が出て、その1番右側の丸印をポコンと押すと詳しいことが出てくると、こんな感じのつくりになっております。大いに皆さんに利用していただいて、それでいろんな政策、いろんなというのは県庁の政策、県庁のいろんな政策に加えて、国の政策とかそういうようなものもみんな入っていますから、こういうのにアプライ(応募)したいという方は、県庁でお助けして(支援策などを)取れるようにしますというようなことも含めて、これの用途を精一杯利用してほしいと、こんなことであります。

県内小学校等へ県産農水産物(うめ)を提供します 資料4(PDF形式 227キロバイト)

4つ目は、県内の小学校への県産農水産物「うめ」を今回、提供いたします。毎回、果物とお魚と提供していますが、今回はうめ。うめのジュース作りということを各小学校でしてもらおうじゃないか、こんな感じでございます。以上です。

記者発表資料

  • 資料1(PDF形式 2,946キロバイト)
  • 資料2(PDF形式 701キロバイト)
  • 資料3(PDF形式 622キロバイト)
  • 資料4(PDF形式 227キロバイト)
     

    Q&A

    産経新聞 発表項目外なんですけれども、和歌山出身の知事も対談されたことがあると思うんですが、津本陽さんが亡くなられたということなんですが、そのことについてちょっとひと言いただきたいんですが。

    知事 しばらくお会いしていなかったんですよ。それでご生家の前なんかを通り過ぎたらちょっと時々思い出したりして、「最近どうしておられるかなあ」とか思っていたんですが、新聞の確か連載なんかもどこか忘れましたがされておられたし、まさかそんなに体が悪かったり、ご病気だったり、重体だったりとは思いませんでした。はっきりした病状とかそういうのは把握しておりませんけれども、誤えん性肺炎で亡くなられたということは、かなり弱っておられたんじゃないかと思うんですね。それは申し訳ないことをしたと思っています。津本さんは、本当に私も尊敬している和歌山が生んだ大作家だと思うんですね。それでたくさんいろんなものをお書きなんですけど、私の思い出としては(和歌山県総合情報誌)『和(なごみ)』で対談をさせてもらいました。その他、『和』で対談する前にいろいろずっとお付き合いがあって、「今度、『和』に出てくださいね」ということだったんですが、『和』では紀州人ですね。紀州人気質というのをいろんな人、南方熊楠とか濱口梧陵とか、一部に弁慶が出てきたかな、陸奥宗光とか、そういう方々を例にとってしゃべっていただいたというのが、今となってはいい思い出になりました。それから実は、NHKを前にして言いにくいのですが、NHKの大河ドラマで「陸奥宗光をしてよ」というふうにずっと頼みに行ってたんですが、種の小説がないとなかなか難しいんですよと言われていて、種の小説をぜひ作ってくださいよと言って、私はお願いをしたことがあります。ちょうど就任早々ですね。そうしたら2つ書いてくださったんです。1つは、「荒ぶる波濤(はとう)」。これ実は、半分以上は坂本龍馬なんであんまり伝記らしくないなあと思っていたんですが、そうしたらごく最近、2016年で「叛骨(はんこつ)」という小説を陸奥宗光の生涯で書いてくださいましたね。あれなんかはとってもよかったと思います。お願いをして叶えていただいて本当に感謝をしています。
    それからもう1つの思い出は、彼は本当の剣豪なんです。剣豪小説を書くんですが、自分でも剣豪なんですね。居合を毎日されるんです。真剣でされたんじゃないかと思うんですけど。毎日、身体を居合で鍛えておられて、まさにそういうきりっとしたすばらしい人だったと思います。大変残念でございます。

    産経新聞 発表項目なんですけれども、今回出てるこの南紀白浜空港マスタープランというのは、これは事業者側から提示されていると思うんですけれども、これは基本協定を締結するのに当たって、こういうのを出されてきたという位置づけでよろしいんでしょうか。

    知事 優先交渉権者(選定)の2回目(第二次審査)の提案。この間、優先交渉権者を決定しましたね。(その決定の)前提となった提案です。もう1つの方は、それ(提案)を出さなかったんで、落っこちたということですね。それでその中身を審査委員会で見てもらって、よかろうということになったんで優先交渉権者にして、優先交渉権者になってから基本協定まではそんなに事態の変化はありません。ちょっと手続的な話が中心と言ってもいいかもしれませんね。それから今度は実施契約の時までには、その構想がちゃんとできるんでしょうねというようなことは、かなり詰めるということになりますね。

    産経新聞 実施契約の締結のときに、もう一度そういうもっと具体的な構想みたいなのが出てくるのか。

    知事 構想はそれだと思うんです。だから構想はそれなんですが、構想どおりにできますよねというのは詰めないといけませんね。

    産経新聞 このマスタープランを前提に優先交渉権者を選んでいるし、今回、基本協定も締結されると。

    知事 そうです。こんなことをしたいんだなあということを、とりあえずいいんじゃないかというふうにしたというのは、俗語で言うとそういうことですね。

    NHK 前々回はマスタープランにあまり目を通していないということだったと思うんですけど。

    知事 私は当時忙しかったんで、あんまり教えてもらえなかったんですが。

    NHK 今回はご覧になられたんでしょうか。

    知事 もちろん。

    NHK この中でお気に入りのところは。

    知事 別にないですけど、基本的には、今我々が負担してる金額よりも、コストが少なくて済みそうだし、それから国内、海外ともに航空便を増強、あるいは大きくしたり、それから増便したりするぞと言っておられるんで、ちゃんと頑張ってしてよねということですよね。それから初めから国際ターミナルは造りますといって、それは民営化というかコンセッションと関係なく、設置者としてもう造らないといけない。そういうふうにもうそれは決めて、予算も取っていましたから。その国際ターミナルについて、どんなふうなのを造ったら経営がしやすいですかということも提案のうちの一つで、そういうふうにしてくれるのかというふうに、今、思っています。

    NHK 資料の4ページなんですが、ターゲット顧客で欧米とかオーストラリアとかロシアとかも国際線のところになってくるのかなと思うんですが、これももう実現してもらうというような形でしょうか。

    知事 もちろんそうですね。ここに書いてあることは、ちゃんとできるんでしょうねということではありますね。

    NHK もう一点。その上の着陸料のところなんですけれども、これは今よりも価格が上がったりということも考えられるんでしょうか。国内線も含めて。

    知事 そこは多分逆で、下がるんじゃないですかね。何で下がるかというと、下がらないとたくさん便を呼んでこれないじゃないですか。だから、我々の期待及び見通しとしては、どのぐらいまで下げて営業するのかなあというような感じです。

    NHK 基本協定を締結するのに、多分、内々とか郵送とかで行われたと思うんですが、ちょっと味気なかったと思うんですが、その次の契約の時とか、もしくは契約者側の方が表敬で来られるとか、そういったことは考えられますか。

    知事 実施契約はもうちょっと本格的にすると思いますよ。これはもう決め打ちですからね。今回の基本協定はオプション契約みたいなもんで、優先交渉権者に選びますというだけだと、ちょっといろいろな手続的なことが約束されないので、そういうことは中身を見たらわかりますけど、手続的なことを基本協定に書いたということですよね。だから、あまりたいした話じゃないので。実施契約は、私は大変重要だと思っていますね。

    読売新聞 津本さんの件で一つ補足なんですが、最初の交流はどういうふうに始まったのでしょうか。

    知事 あんまりしょっちゅうだから忘れたなあ。1番はじめね。僕は知事になる前は知りませんでした。もちろん作家としての存在と和歌山ご出身であるということは知っていますが、津本さんに実際にお目にかかったり、お話をしたりする1番のきっかけは忘れましたね。もっと言うと、関係ないことをしゃべりますと、剣豪ですから刀に興味があるんですね。私のもともとのずっと長い間の友達で、刀の鍔(つば)を収集してる人がいて、両者をご紹介したんです。今から10年ぐらい前かな。そうしたら何か物凄く2人が喜んでね。趣味人ってこういうもんなんだなあと思いました。私だけ蚊帳の外でしたから。

    読売新聞 作品として一番気に入られているのは何でしょう。

    知事 作品は全部おもしろいんですよ。「深重の海」なんてのは鯨の話を書いてくれているし、和歌山人としては大変興味のあるものはたくさんあります。僕は新聞で読んだのは「下天は夢か」かな。あれは織田信長ですよね。織田信長の解釈で「へえー、こういうことか」と言って、何かちょっと新鮮な驚きを持って新聞を読んでいた記憶があります。後は自分で頼んでお願いして作ってもらった(作品が)2つございますよね。これは何か感謝の気持ちを持って読ませてもらいました。全部おもしろいですよね。

    読売新聞 あと南紀白浜空港の方なんですが、先ほど4ページ目の方で、定期便でこれ欧米豪露となっていると思うんですけど、この辺は距離的に飛んで来れるんでしょうか。

    知事 ターゲット顧客と航空ネットワークとはちょっと違うと思うんで、欧米便を白浜に入れますとはどこにも書いていないんで、これは多分、羽田とか成田とか、そういうところから欧米豪露の人も連れてきますよということを言っているんじゃないでしょうか。あそこに直接欧州便を入れることは、ちょっと滑走路の長さからいうと無理だと思いますね。

    読売新聞 あと前の発表の時ですかね。審査委員会の方から新しく料金を徴収するような場合は、内容を充分に検討するというような指摘があったと思うんですけれども、この中に利用者負担の増加みたいな話はあるんですか。

    知事 5ページの右側ですが、ピーク時でも航空利用者が確実に駐車できる環境を整備ということで、一時、有料にしようかという案もあったんですよ。それは(審査委員会から)慎重にするようにと言われたんで、慎重にしてくれるようにと言ったら、(優先交渉権者は)慎重にしますと言って、当分は止めと。(駐車場が)パンパンになってどうしようもなくなるまでは、今の状態(駐車場は無料)でいきますというふうに言っておられるようです。それがあんまり具体的に書いていなかったんだけど、審査委員なんかが気にしていたところでしょうね。実施契約の時までの問題なんですけれども、それはもう解消されている。

    読売新聞 このピーク時でも航空利用者が確実に駐車できる環境整備というのは、今の駐車場を拡充するとかというふうになるんですか。

    知事 いやいや違う。無料で流行ってくると、要するに駐車ができなくなるんじゃないかと。そうすると若干やっぱり、ずーっと長く止めていてもタダというのは、ご遠慮いただいた方がいいから有料にしたいという構想もあったんです。だけど、それはまだ流行らないと分からないわけだから、それはまだ今のところ余裕があるので、有料にして稼ぐなんてそういうつもりはないから止めますという話であった。まあ、いっぱいになってきたらまた考えないといけないですね。増設をするか、あるいはちょっと利用者を抑えるかのどちらかを考えないといけないんだけど、私の趣味からいうと増設の方がいいけどなあというふうに思いますけどね。その時はだけど設備だから、県費をまた投入しないといけないかもしれませんね。

    読売新聞 基本的に利用者負担が増えるようなものは。

    知事 今のところはあの時に、具体的に審査委員の人が念頭にあったことは、契約はまだ結んでないけれども、無くなったと、一応消えたと思ってもいいと思います。

    産経新聞 RFIの実施のお知らせのことでお伺いしたいんですが、もしもこの意見を募集する中で、これはという意見が和歌山県の目に留まるような意見が出てきた場合、今後の事業者選定にあたっての参考にしますか。

    知事 しません。それは、事業者選定にあたっては、実施方針を出すときに、実施方針の中にこれはと思うようなアイデアは、そうだそうだと思ったら入れたいと思うし、そうかと、この企業は関心はあるんだなあということについての我々の意識はできますね。そのぐらいの意味です。実際に、今度は実施方針を作って「さあ皆さん出してください」といったときに、全然違うものをお出しになってもいいわけだし、今度は事業選定をしますよという前提で皆さん考えてくださいと、こうやってもう1回します。デュープロセスはそこから始まる。したがって、今回はもういろいろ好きなことを言ってくれて結構ですということです。

    産経新聞 そうなると当面は、違う意見が出てくるのも歓迎ということはよく分かったんですけれども、当面は出てきた意見はどういう形で…

    知事 我々の参考にする。1つは、まず関心事業者としてマークしないといけないなと。出て来なかったらあんまり関心がないということでしょう。2つ目は、その中で見るべき意見。ああ、そうだと。今、基本構想を出しているわけですから、それはもう1回ぐらい改定しようと思っているわけですね。さらによく検討した上で実施方針を今度は法律の手続きですが、我々は作らないといけないでしょ。そういうところに生かしていくであろうというふうに思います。

    産経新聞 あとIR実施法案がようやく国会の審議を終了しましたけれども、それについてどういうふうに受け止めていますか。

    知事 早く作っていただいたらいいと思いますよ。何せぐずぐずというのは何の得にもならないからよく審議していただいて、早く可決していただいたらいいんじゃないかと思います。和歌山はそれに応じて準備できる自信は100%ありますからね。ですから、早くしてもらったらいいんじゃないでしょうか。

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