知事記者会見 令和4年10月11日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和4年10月11日 知事記者会見

令和4年10月11日 記者会見室

和歌山県「企業の森」第1号で活動20年目のユニチカ労働組合が活動地を拡大~2箇所目の活動に参画~

PDF形式を開きます資料1(PDF形式 133キロバイト)
 今日は、発表事項が一つ、話題事項が三つですが、実は四つあります。発表事項は、企業の森で、ユニチカ労働組合が活動地を拡大ということで、ありがたいことだと思います。ユニチカの森は、今回で103番目になりますが、実は、たくさんある企業の森の中の第1号で、今の表で言うと、第1号と第103号が載っています。(前回は)日高川町の高津尾地内でしたが、今度は高津尾川地内になり、随分、白馬林道に近いところの山の上の方です。10月13日に、知事室で協定調印式を行います。ユニチカ労働組合は二つ目ということで、ありがたいことだと思います。

令和4年度「きのくに文化月間」について

PDF形式を開きます資料2(PDF形式 1,533キロバイト)
 話題事項ですが、きのくに文化月間が開かれます。紀の国わかやま文化祭2021は、大変大盛況だったと思いますが、これを記念して、11月をきのくに文化月間として定めようということで、(文化事業を)少し集めて、できるだけ全体でプレイアップして、PRして、県内外からできるだけ多くの人に来てもらうということをしようと思っています。こんな格好良いパンフレットを作って、中に(文化事業が)たくさん入っているので、これを見て、面白そうだと思うものに行っていただければよろしいかと思います。

ミティラー美術館コレクション展~和歌山県とインド・マハラシュトラ州との覚書締結10周年に向けて~

PDF形式を開きます資料3(PDF形式 1,099キロバイト)
 もう一つ話題事項で、ミティラー美術館コレクション展を近代美術館ですることになります。ミティラー美術館とは何かということですが、新潟県に長谷川さんという篤志家の方がいらっしゃって、その方が、マハラシュトラ州との友好交流で、現地にあるいろいろな工芸を集めて、(資料の)3ページ目に出ていますが、新潟県十日町市の雪深いところに美術館を作っている。そこで、マハラシュトラ州と和歌山県は仲がいいから、じゃあやりますかという話になって、たくさんの作品を貸してくださることになり、今回に至っています。10月8日から12月25日までやるということです。

令和4年度和歌山県優秀技能者知事表彰式を開催します。

PDF形式を開きます資料4(PDF形式 785キロバイト)
 それから、令和4年度の和歌山県優秀技能者知事表彰式を開催します。10月17日に正庁でありまして、ここに(資料に)載っているような方を表彰します。
 

(副知事のベトナム(ハノイ、ダナン)訪問)

それから、(項目に)載っていませんが、日程をくれないの。
 

知事室長:副知事室に(記者が)行っていただいた時に(配ります)。


副知事がベトナムから帰ってきて、昨日ヘトヘトになって1日倒れたぐらいだと言っていましたが、三泊四日(正しくは、四泊五日)で、ものすごい強行軍でハノイとダナンの二つに行ってきてくれました。業界の方も関心が高くて、随分たくさんの人が一緒に行きました。ベトナム側は大歓迎で、副知事と向こうの政府の副首相の会談、商工大臣との会談、農業農村省の副大臣、外務副大臣との会談、そういう方が続々と来て、歓迎攻めみたいになったようです。日本の企業も、すでに進出を決めている企業もちょっといますが、随分、ベトナムは関心が高いので、今回、和歌山県の企業が随分たくさん付いていきました。日程と誰が行ったかを配る予定でしたが、ちょっと間に合わないので、後で皆さんのところへ配るようにします。まだ時間は決めていませんが、記者会見というよりも、座った囲みで、副知事室で副知事がいろいろ語りますから、皆さん興味があったら聞いてください。私も、まとめてびしっとは聞いていないですが、皆さんにも聞いてもらったらいいのではないかと思います。
 本日の会見は、以上です。

質問と回答

産経:発表項目と違って恐縮ですが、先週金曜日に、メールの誤送信がありました。

知事:また、やってしまいました。

産経:年度でいうと、去年に並んで14件となっています。その所感と、今後、対応をどうしていくかというところをお願いします。

知事:本当に困ったことで、やってしまいます。割合多いのが、CCとBCCを間違ってやってしまうので、メールアドレスが(別の人に)分かってしまうということもあります。それから、ちょっとした間違いで、別の人にあまりよろしくない情報を出してしまったようなこともあって、しまったと思ったら、すぐ消してくださいとかいろんなことして、大禍はないのですが、あってはいけないことなので、これからも注意をして、そういうことが起きないように、努力していかないといけないと思います。
 その努力は、当然、知事室長からお触れを出して、ちゃんと気をつけろと言うとか、幹部会でもある部長会議でも気を付けろという話はしていますが、どうも、ちょっとこれは根本的に問題があると思っているのは、やっぱり最近、DXというかITというか、そういうものを使っていろいろなことをすることが、どんどん増えている。それはそれでいいと思いますが、結構ベテランの人だと、そういうのにあんまり慣れてない人がいます。そうすると、頭で全貌が分かっていなくて、間違いと正しいものの違いが、論理的にあまり分かっていないことも多いのではないかと思います。
 従って、特に、ちょっとベテランの職員に対して、IT教育というか、そういうこともしないといけないかなとちょっと思っています。単に不注意だけではなく、不注意の結果、どういうことになってどうなってしまうということがちゃんと分かっていたら、こういうことが起こったら大変だから、この不注意だけはやってはいけない、と思います。単に、歩いていたら石にけつまずくのとはちょっと違って、石にけつまずかないようにと言っても、あまり注意しないので、そういうこともしないといけないかなと、今、ちょっと思っていて、これから考えていきたいと思っています。

産経:ただ、先月から続いているのは、いわゆるヒューマンエラーで、事案を見ていても、かなり単純な操作ミスだと思いますが、そのあたりは。

知事:単純であるがゆえに、そうやったらこんな重要なことになるということが分かっていない可能性があるので、そういうところも含めて、もう一回、研修というか、知識をもう一回きちっと教えるところから間違うなよと言わないと、また間違えそうだと思います。自分自身もうっかりした人間なので、よくいろんなことを間違えますが、間違ったらこうなるということが分かっていれば、これだけは間違ったらいけないというふうに思います。そういうことが必要かなと、ちょっとこの間から言っていた矢先なので、いろいろ考えて、絶対に間違えのないように努力したいと思います。間違いは、県民の皆さんに陳謝したいと思います。

NHK:発表項目とは別のことですが、本日から全国旅行支援が解禁になると思います。受け止めと期待を教えていただけますか。

知事:私は、個人的な好みで言うと、旅行は自由自在にすればいいので、お金づくで旅行するというのが好きか嫌いかと言われたら、あまり好きではないのですが、全国いたるところでやるから、チャンスなので、どうせだったら、好きとか嫌いとか言っていられないから、大いにそれを利用して、和歌山に来てくださいという話をしないといけない。今、観光局を中心にして、SNSなんかで一生懸命宣伝をしている状況です。
 そろそろ、旅行については、期待できるような事態になっているのではないか。新型コロナがまだ収まってはいないので、気をつけながらやらなければいけないけど、気をつけながらやりましょうというのは、ずっと和歌山が言っていたことなので、ようやくオールジャパンで、そういうふうになってきたということで、これはチャンスだと思っています。

それから、今、お話しになかったけど、海外の制限が抜本的に直りそうです。従って、ここはもっと期待できると思います。中国は、国の政策としてゼロコロナで頑張っているので、まだ来ることを認めないと思いますが、残りのところは、ほとんど(日本へ来るのが)全部オッケーなので、今度はもうオッケーですから、和歌山においでという話を徹底的にPRする行動をやっていますが、もっと強化しないといけないというふうに思っています。大いにチャンスです。

朝日:発表項目ではないのですが、10月8日に、東京の民間調査会社が毎年発表している、都道府県魅力度ランキング2022年調査の結果が発表されました。和歌山県は、全体で26位ですが、前年からの伸びが全国1位という結果だったということで、知事として何かありますか。

知事:それを出しているのは寺島さん(寺島実郎氏)ところでしょう。

朝日:ブランド総合研究所です。
知事室長:寺島さんのところとは、別だと思います。寺島さんのところは、もうちょっと順位が上だったような気がします。

知事:寺島さんにはいつもお世話になっていて、この間、久しぶりに、もうそろそろ私も辞めますのでと、旧交を温めに行って来ました。その時に、さぁ行くぞとバタバタしている時に、あなたにこれあげますともらったのが、寺島さんのところのものかな。

知事室長:それは日本総合研究所で、寺島さんが関係した魅力度調査です。

知事:それを見る暇もなく行かされたので、ほとんど頭に入ってない。ましてや、今言われたものは、全く教えられていないのですが、それは良いことです。ただ、寺島さんのものも見たら、そんなに(ランキング)低いかなと思いますが、計算の仕方が毎年ずっと決まっているので、そういうふうになるのでしょう。そっちの方も、毎年、同じやり方で決めているはずなので、きっと、どこかがガバっと上がったのでしょう。
 こっちのものとこっちのものを比べるのは意味がないけど、同じものを時系列で比べるのは、意味があると思います。だから、それが上がったと今お聞きして、良かったなと(思います)。これから(内容を)よく見て、良かったところは偉いといってもっとやろうと言うし、イマイチのところはこれからまた頑張ろうというふうに言うべきでしょう。ちょっと勉強してみます。ありがとうございました。

関連ファイル

このページの先頭へ