知事記者会見 2026年8月18日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

2026年8月18日 記者会見室

 発表事項の前に、まず、令和8年熊本地震並びに8月の千葉豪雨によりまして、被害の犠牲となられた方々に深く哀悼の意を捧げますとともに、ご遺族の皆様方に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

 1日も早い復興、復旧をお祈りいたします。

 それでは、発表事項に入らせていただきます。

ツキノワグマ緊急銃猟訓練を実施します

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 県では、ツキノワグマ対策として、昨年度第二種特定鳥獣管理計画を作成しまして、保護政策から管理政策へ転換いたしました。また、昨年度、緊急銃猟制度が創設されまして、県内各地で机上訓練を実施してきました。

今年度の目撃件数は、7月末時点で61件となっていまして、今回、日高川町と共催で、机上訓練に加えて、県内で初めて実地訓練も実施したいということです。

 出没想定地において、現場の状況や周辺環境を確認しながら、住民避難、交通規制の範囲や射線方向の安全確認など、緊急銃猟の実施権者である市町村、それから関係者の県、警察、猟友会が、現場で安全かつ円滑に緊急銃猟を行えるよう、手順について訓練します。

『わかやまMEAT UPフェア』を開催します!!

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 県産ブランド和牛(である)熊野牛、紀州和華牛の認知度向上および消費拡大を目的とした「わかやまMEAT UPフェア」を昨年度に続き開催いたします。

「わかやまMEAT UPフェア」は、県内の県産ブランド和牛取扱店を味わいながら巡っていただくフェアです。期間中には、参加店舗を巡るデジタルスタンプラリーを実施して、抽選で熊野牛の食事付ペア宿泊券や県産ブランド和牛、和歌山一番星アワードのグランプリ商品が当たります。

 また、県産ブランド和牛だけでなく、県内の様々な畜産物が一堂に集まるフードイベント「わかやま 肉マルシェ」を、10月4日に開催予定で、私も参加予定です。詳細は、後日あらためてお知らせいたします。

 和歌山が誇る2つのブランド和牛、熊野牛と紀州和華牛ですが、これらをはじめ地元 和歌山の地で育てられた畜産物を、ぜひこの機会に味わっていたいと思います。

文化観光推進法に基づく拠点計画の認定について~和歌山県立近代美術館を拠点とした文化観光推進拠点計画~

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 この度、文化観光推進法に基づく「文化観光推進拠点計画」について、文化庁から正式に認定を受けました。
  この計画は、県立近代美術館を文化観光の拠点として地域の優れた文化資源を守りながら、その魅力を観光に生かして、「地域経済の活性化」と「文化の振興」につなげるものです。計画期間は今年度から令和12年度までの5年間です。

 県立近代美術館の建築作品としての魅力発信や作品解説パネルの充実、美術館広場前でのナイトマーケットの開催などにより、和歌山市内を周遊していただく仕組みづくりや国内外からの観光客を受け入れるための環境整備に取り組む予定です。

 これを機に、関係機関や地域の皆様との連携をさらに深め、持続可能な文化観光の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。

質問と回答

読売: 昨日県職員が熊本地震の支援に行ってこられて報告会があったと思いますが、報告を聞かれて、改めての受けとめと和歌山の防災において大事だと思ったことなど教えていただけますか。

知事:帰ってこられた方、それから今行っておられる方も含めて、本当にお疲れ様です。

 酷暑の中の地震であったということで、暑いわけですから、クーラーが効かない避難所というのはちょっと考えられないのではないかと思いました。過酷な避難生活が一番恐ろしく、逆に怖いなと思いました。(それから)この間の地震の写真などを見ると、やはり耐震ができてないところがあったのかなと思います。屋根瓦がぺしゃとなっているのを見て、そうなるとやはり逃げられない。そういうことを、うちの県に当てはめても非常に怖いなと思いました。

 たくさんの課題はあります。今までの能登半島地震も1月でしたし、東北の地震も3月で、暑い時はあまりそういう被害はなかったのかなと思います。今回の酷暑での地震というのは非常にいい教訓をいただいたと思います。今もなお酷暑で苦しまれている方々に、本当にお見舞い申し上げたいと思います。これからもそういったことも含めて、減災対策に取り組んでいきたいと思いました。

読売:ツキノワグマ緊急銃猟訓練で、実地訓練をされるのが今回初めてだということですが、こちらに踏み込まれたきっかけ、必要性を改めて詳しく教えていただけますか。

知事:県内で61件という目撃情報があります。もちろん机上訓練でずっとやっていくのも大事ですけれども、実地訓練に踏み込んだというのは、やはりそれだけの実行性を求める方法だと思います。市町村、警察、もちろん県も一緒になって、安全性をしっかり確認しながら、銃で撃って管理する体制というのを作っていかないといけないということです。

 (それから)地震について、耐震化が非常に大事だということを先ほど申し上げたのですが、和歌山県では耐震化率が令和7年度で85%になっています。決して低い数字ではないのですが、まだ全国的にそんなに高くない。ぜひ県民の皆様方にはしっかりと耐震をやっていただいて、大きな揺れに対して、まず生き延びるということをしっかりと確認をしながらやっていただきたい。

 和歌山県では(耐震改修に)最大で130万円以上の補助が出ます。全国でもかなり高い規模なので、ぜひとも皆さん考えていただきたいと思います。

 それとスポットクーラーなどの設置率もこれからも上げていきたいなと思います。酷暑というのは非常に耐えられない状況だと思いますので、避難所に指定されているところから順に進めていきたいと思います。

NHK:今、スポットクーラーの設置も進めていきたいということでしたが、多くの災害では、発災当初は停電の問題もあります。冬は寒い時だと灯油などがあれば暖を取れますが、逆に夏の酷暑の中だと電気がないと(クーラーは)使えないというところもあると思うのですが、例えば、自家発電の設置であるとかそういうところも含めて検討していくというような考えでしょうか。

知事:基本はスポットクーラーなりクーラーを設置していくというのが一番最初にしないといけないことであり、そのうえで、もちろん電気が途絶えた時の対策というのは考えないといけませんから、自家発電装置も、必要なときは使っていかないといけないと思います。

NHK:今回酷暑の中の避難というのもありましたが、イオンモール熊本で大規模な爆発が起きて多くの方が亡くなるという悲惨な事故も起きました。商業施設は県のものではないですが、商業施設の災害発生時の安全性、避難であったり人々の安全を守るという観点も大事だと思います。県内の多くのショッピングセンターや商業施設などの事業者たちに、改めてマニュアルの徹底とか安全を高めるための提言とかを求めるという考えはありますか。

知事:商業施設で痛ましい事故が起こったというのは、想定ができなかったような話だと思います。そういったことにも注意をしていくように、各商業施設に対して訴えていきたいと思います。

テレビ和歌山:千葉豪雨のお話もされましたが、この豪雨はいわゆる都市型豪雨だと思います。この受け止めと、あのような豪雨に対する県民への注意喚起、呼びかけがありましたらお願いします。

知事:内水被害になるかと思います。和歌山県は土砂災害が非常に多かったので、それに対する対策というのは非常に偏っているところはあったのでしょうが、5年ぐらい前に、海南(市)を中心とした雨も都市型だったと思います。

 (千葉豪雨は)おそらく車で亡くなった方が非常に多いと聞いています。夜であり視界も悪いということで、車で移動するのが非常に危ない状況であったと思います。そういったことを教訓として、都市型のハザードマップを和歌山市とか市町村から出していますが、そういったものをしっかりと活用しながら対策をしていかないと(いけない)。内水対策を下水道としてやっているのですが、和歌山市を中心として16市町で対策をしています。内水ハザードマップを作っているので、そういった対策をしっかりできるような体制を作らないと(いけない)。作っていないところはまたそれなりに作っていただくようなことも働きかけていきたいと思います。本当にたくさんの方々が亡くなられて痛ましい災害だったと思います。

紀伊民報:地震避難の対策ですが、先ほどクーラーの話も出て、トイレカーや循環型シャワーが現地で役に立ったということで、今後、市町村に対して導入を推進していくとか、そういうお考えは。

知事:もちろん、トイレカーとか循環型シャワーというのは、非常に現地の方々にも喜んでいただけたということで、ぜひ各市町で設備を持っていただきたいということを一生懸命働きかけていきたいと思います。

紀伊民報:昨日の話の中で、対策をマニュアル化したいというようなお話もあったと思いますが、どのような段取りで今後進めていく(予定ですか)。

知事:マニュアル化をしたいというのではないですが、せっかく皆さん方が体験をされ、大変な目に遭われ、それぞれの方々に共感をしながら、良い経験を積んだ。この経験は行った人でないとわからないというのではもったいないので、皆さん方にちゃんとわかるように、マニュアルにできればもちろんいい。全てマニュアル化することはできないと思いますが、マニュアル化できるものはマニュアル化したらいいということを非常に感じたので、そういうふうに申し上げました。

 それと、体験を各職員に浸透してもらうことが大事なので、行って来られた方々の経験談というのもしっかりと伝えていきたいと思います。

紀伊民報:そのマニュアルというのは県内の地震対策においての意味合い(ですか)。

知事:そうです。県内に当てはめた時に、今回の酷暑の場合も、どういう対策をできるのかというマニュアル、考え方です。

紀伊民報:時期的なもので言うと、派遣されている職員が皆さん帰ってきてからの段取りになりそうですか。

知事:今からでも進めていいと思います。

紀伊民報:商業施設での事故がありましたが、県内の商業施設に対して、訓練であったり対策とか、何か呼びかけていくような考えがありますか。

知事:これから考えていきたいと思います。

毎日:先日行われました和歌山市長選挙で、尾崎さんが初当選という形で尾花さんから変わっていくということです。尾崎さんは、県との連携をより高めていきたいということを訴えてもいたのですが、そのあたり既に何か元県議ではありますから個人的にお話をされて、どうしていこうというようなことがあったり、あるいは何か期待する部分がありましたら教えていただけますか。

知事:尾花さんの時代と変わらずに、和歌山市とは仲良く協力しながらやっていきたいと思います。尾崎新市長には、当選を心からお祝い申し上げたいと思います。県議会議員を長いことされておられましたし、私としても政治家の大先輩でもあり、当選された時に万歳をしたくて(事務所に駆けつけたのですが)、ちょうど長崎の原爆の日で、熊本地震もあったということで、万歳をせずにお祝いだけとなりました。

 和歌山市は、非常にたくさんの課題を抱えていて、チャンスも持っています。そういうことが県にとりましても課題でありチャンスであるということも考えておりますので、ぜひ一緒になって県政、市政を進めていきたいと思います。

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