知事記者会見 2025年11月18日
知事記者会見
記者会見での発表事項等を紹介します
2025年11月18日 記者会見室
本日は発表事項が3つと、発表事項の前に1つ良い話がありますので披露させていただきたいと思います。11月15日から開催されています東京のデフリンピック、女子柔道の52キロ級で和歌山県出身の岸野文音さんが銅メダルを獲得いたしました。今大会日本勢(メダル)第1号ということで、(デフリンピックに)出場しますということで知事室にも(9月30日に)来ていただいて、もっと前には(私の)教育長時代に、大会に出るということで報告に来ていただいたのですが、52キロ級なのですごく小柄なのですが、担ぎ技、背負(投)とか袖釣込(腰)とかそういったことが得意な非常に器用な選手だったということで、本当に良かったと思っています。
知事のメキシコ・アメリカ訪問について
それでは、発表事項に移りたいと思います。まず、知事のメキシコ・アメリカ訪問についてです。先日、メキシコ(メキシコシティ)とアメリカのフロリダ(州)へ行ってまいりました。その報告なのですが、11月7日から13日の日程で、県議会の代表団の皆さんと一緒にメキシコシティ、それからフロリダ州を訪問いたしました。メキシコでは、和歌山県人会の創立40周年を記念する式典に出席いたしました。これがメインです。県人会会員との交流を通じて、和歌山県と本県出身者やその子孫との絆を深めてまいったということです。また、日本メキシコ学院というメキシコ最大の日系の教育機関を訪問いたしまして、日本に興味のある方が、観光や留学、就職を考える際には、和歌山県を選んでいただけるようにということで和歌山県のPRを行いました。私がプレゼンを行ったのですが、そのプレゼンが終わったらもう1つ、JETROの方も少しお話をしていただいたのですが、参加者からたくさん質問が和歌山県に対してありまして、非常に深い関心を持たれているということが見受けられました。メキシコって日本からという考え方は少ないみたいなのですが、メキシコ人は非常に日本に好感を持っておりまして、日本にぜひ来たいという方がたくさんいらっしゃったので、これからそういった方を受け入れていきたいと思っております。
それからアメリカのフロリダ州ですが、マイアミで開催されました和歌山県とフロリダ州の姉妹県州提携30周年記念の式典に出席いたしました。式典では、コード・バード州務長官、だいたい知事の下のNo.2ぐらいの方だということなのですが、その方とともに次世代の交流を促進する覚書に署名いたしました。今後は、この覚書に基づいて、両県州の交流が活発に行われるということを期待したいと思います。この式典では、和歌山県の文化交流団ということで派遣いたしました高野山高校の生徒11名が、声明を披露いたしました。そして、フロリダ州の芸術学校の生徒がゴスペルの歌を歌っていただきまして、合同パフォーマンス、一緒になって皆でゴスペルを歌ったということで、次世代を担う学生による文化交流も行われたということです。また、式典の翌日にはスペース・フロリダで、ロバート・ロングCEOとプレゼンテーションとか意見交換を行いまして、ケネディ宇宙センターではロケットの組立・発射場を視察いたしました。今回得られたネットワークや知見を本県の施策に活かして、引き続き宇宙産業の集積や人材育成を推進してまいりたいと考えております。本当に、このスペース・フロリダでは、非常にいろんなことを聞いて成果があったと思いました。うち(和歌山県)がまだ成功していない、(ロケットが)軌道までは至っていないということで、そういう話をしましたところ、やはり1号機を打ち上げるのは大変難しいんだいうことを非常に同情的に言っていただきまして、ぜひその後のいろんな取組について一緒にやっていきたいとおっしゃっていただきまして、非常に規模は違いますが非常に良い会見だったと思っております。詳細はお手元の資料をご覧いただきたいと思います。
国際課長:知事のメキシコ・フロリダ訪問の中で、日本メキシコ学院の方で知事にプレゼンを行っていただいたのですが、そちらで知事とともに発表されたのが、先ほどJETROということだったのですが、実際はJICAメキシコ事務所でした。1点訂正させていただきます。
熊野白浜リゾート空港の国内チャーター便の運航について
それから2点目は、熊野白浜リゾート空港の国内チャーター便の運航についてです。この度、株式会社フジドリームエアラインズのプログラムチャーター便の運航が決定いたしました。株式会社フジドリームエアラインズは、平成27年より毎年、和歌山県へのチャーター便を運航しておりまして、今年で11年目になります。今回は令和7年12月5日から(令和)8年2月9日の間に、北海道や熊本、沖縄などから計14便が運航されます。今回のチャーター直行便によりまして、便利にお越しいただき和歌山を楽しんでいただきたいと思っています。熊野三山をはじめ紀伊半島の名所を巡るツアーが組まれておりまして、和歌山の自然や文化、美味しい食を満喫していただけるのではないかと期待しています。それから、チャーター便到着時には、観光パンフレットやノベルティを配布して、来客されるお客様をおもてなしいたします。要するにこれ、和歌山へ来てくださいということでいろんな地域の都市から和歌山を選んでいただきたいということでチャーターをするわけでありまして、ぜひ和歌山の良さをしっかりとアピールできればと思います。
熊野白浜リゾート空港発着!「富士山遊覧飛行」参加者募集!
資料3(PDF形式 1,297キロバイト)
今度は、熊野白浜リゾート空港発着の富士山遊覧飛行についてです。この度は、これも同じなのですが、熊野白浜リゾート空港を発着する富士山遊覧飛行の運航が決定いたしました。これも(株式会社)フジドリームエアラインズなのですが、同社の遊覧フライト、これは今回で4回目となるのですが、富士山へ遊覧飛行というのは初めてです。出発は(令和)8年の1月12日の月曜日・祝日です。10時に熊野白浜リゾート空港を出発いたしまして、富士山周辺を遊覧飛行した後、正午頃に帰着するという約2時間のフライトプランです。新春に世界遺産である富士山の眺望を空からお楽しみいただけるということで、大変絶好の機会であると思います。今度は県民の皆様がぜひ乗っていただきたいということで、今日発表の中に入れております。
質問と回答
日刊工業:アメリカ・メキシコの訪問についてで、最後の項目でスペース・フロリダとの意見交換とありますが、和歌山でも宇宙産業の誘致というのをめざしていると思うのですが、この話の中で何かアメリカの取組で参考になるようなこととか、何か真似してみたいとか、そういったことの参考意見あれば教えてください。
知事:真似したいとは思うのですが、非常に規模が違うというのは勿論そうだと思います。そのケネディ宇宙センターの発射場の感覚が、だいたい串本町と古座川町と那智勝浦町を合わせたぐらいの面積なのです。あの(紀南)地域をロケットの発射のメッカのような形にしたいという気持ちはあるのですが、なかなか実現が難しいのかもしれないが、何が一番参考になったかというのは、やはりすごくいろんな企業さんが集積しているのです。やはり、打上げを成功させることによって、また次の打上げということもどんどん増えてくるだろうし、これだけ需要があるともう1個発射場も作らないといけないのではという話になってくる可能性もなきにしもあらずだということで夢は膨らむのですが、そういうたくさんのいろんな分野の企業さんが来られていて、それから高校・大学もあって、大学とも協働しながらという部分が非常に、うち(和歌山県)も高校で専門的な学校ありますよとか、そういったこととか、大学の教授とも話をしながら進めていますよとか、そういったことの話をしてきたら、取組は素晴らしいし、どんな取組になるかというのはぜひこれからも共有していきたいということも言っていただいていまして、非常にこれからいろんなことを参考にしていくこともできるだろうし相談していくこともできるのではないかという感覚は持ちました。
NHK:富士山遊覧飛行の件でお伺いしたいです。今回、富士山の遊覧飛行は初めてで、遊覧飛行自体は今回が4回目ということでしたが、この遊覧飛行で県が期待していることというのはどんなことでしょうか。
知事:今まで遊覧飛行は、熊野三山の方とかそういった形の近辺が多かったということで、今回、富士(山)遊覧飛行が決定したということで和歌山県の人がたくさん見に行っていただけたらと思って、和歌山県の方が熊野白浜リゾート空港をより親しく使っていただける、これが一番の目的かなと思っています。
朝日:知事がメキシコへ行ったのが(11月)7日ですが、まさにこの日の国会の予算委員会で高市さんの発言がありまして、台湾の有事に関する発言があって、たぶん帰ってきたらかなりの大きな話になっていて、今、中国の外務省が日本への渡航自粛というのも勧告するような事態になっていて、割と訪日客への影響というのも懸念されていたり、実際キャンセルの動きが出たりというのもあります。和歌山県の中でいうと、だいたい年間宿泊者が去年50万人ぐらい(約51万人)外国人の方が泊まっていて、そのうち(約)12万人が中国の方というデータがあったのですが、今すぐにということではないでしょうが、これ長期化すれば和歌山県にも影響が出かねないような事態に今なっているところです。知事としては、この今の日中関係、緊張が若干高まっている感があるのですが、これについてどう考えるのか。あとは、訪日客への影響みたいなところがどう考えるのか、その2点お願いします。
知事:まず、外交とか安全保障は、そういった分野というのは国の専権事項であるということで、県知事としてその内容にとやかく申し上げるということはないのですが、ただ今回おっしゃったように中国政府が日本への渡航を控えるように呼びかけているということは、おそらくおっしゃったようにまさに今後、観光に非常に影響が出るのかなと思っています。その点は、非常に懸念しております。現時点で両国政府が冷静になっていただいて、そして見守っていきたいとは思っているのですが、和歌山県もすぐに影響があるかどうかということをきちんと注視するように各課には伝えております。既に少しキャンセルが出ているということも聞いているのですが。特に和歌山県としては、山東省と四川省との交流があります。地方の中で、地方同士が交流をずっと取り組んできたという歴史がありますので、文化と人と人との交流というのは政治に関係ないとは言えないのですが、やはりそういう微妙なところになると渡航禁止とかそういったことになってくるので、非常に友好関係を引き続きやっていきたいのですが、国同士の付き合い方というか、冷静な付き合い方に終始して欲しいと思っています。
朝日:和歌山県が関係するそういう交流事業であるとか、あるいは和歌山県内で何か影響が出ているという情報、今のところ入っているのですか。
知事:今のところは若干キャンセルが出ているという話は先ほど聞いたのですが、それがどのぐらいの数になっているかというのは、まだちょっとわからないですが、おそらく(影響が)出てくると思います。
朝日:こどもの交流とかそういう事業がどうだという話は、今のところないですか。
知事:そうですね、そこはあまり今のところはないです。
共同通信:また発表項目外なのですが、改めてになってしまうところもあるかもしれないのですが、国会議員の定数削減についてお伺いします。自民党と日本維新の会が連立政権樹立にあたって1割削減というのを合意文書を交わして、今ちょうど国会で議論が始まっているところです。国会議員は地方の声を国政に反映する役割を担っている面があると思いますが、かつ和歌山県は前回の衆院選で元々あった選挙区が3個から2個に減っています。それも踏まえて、今回の定数削減についての知事のお考えや懸念することなどあれば教えてください。
知事:和歌山県としても和歌山県知事としてもですが、定数削減によって、何よりも地方の声が国政に届きづらくなるということが、非常に懸念しているところです。国政においては、いろんな地方なりの意見というのを吸い上げていくことが非常に重要なことだと考えておりますので、単に効率化とか財政的な健全化ということで、その観点だけで定数削減となっていると思うのですが、それは非常に心配だと思います。地方の声が適切に国政に反映される仕組みというのをやはりしっかりと議論していかないと大変なことになるのではないかと思います。これはもう、全国知事会議なんかでもきっと大きな問題になってくるだろうと思います。
NHK:先ほどの中国の渡航自粛勧告による訪日客への影響の件で追加でお聞きしたいのですが、県として例えばキャンセルがでているような宿泊施設や観光地に何か支援をするだとか、そういった県としての動きとして今考えられていることはありますでしょうか。
知事:とにかく今の現状がどうなっていくかということを注視していくということが一番大事だと思っていますので、その後本当に何か対策を打てるのか、打たなければいけないのかということは、その後考えていきたいと思います。
NHK:今は注視している段階ということですね。
知事:そうです。
和歌山放送:発表項目外で恐縮ですが、地方の交通機関、鉄道について聞きたいことございまして、ある経済系の雑誌で御坊市の紀州鉄道が来年の鉄道事業廃止の可能性があると、事業譲渡先を今探しているという記事がありまして、私も紀州鉄道の関係者等に取材しましたら、どうもその方向で今動いているのだという現状なども伺ったのですが、今JRの白浜-新宮間の利用促進に力を入れていらっしゃったり、(和歌山電鐵)貴志川線の支援をずっと続けていらっしゃったりしていますが、県の次の長計(総合計画)の2040年の姿でもそういった地方の交通システムの維持ということに関しての明記もされている中で、地方の鉄道の衰退とか、もしくは今後の存続などについて、改めて宮﨑知事のお考えというのを聞かせていただきたいです。
知事:まさに交通機関、鉄道は非常に大事なものでありまして、この間(11月4日)も(特急くろしお)増便の実証実験ですが、発車式(特急「くろしお」増便実証実験開始セレモニー)に行ってまいりましたが、まずJRならJR等の議論の中では、やはりなぜその区間だけの話になるのかとかいったことを議論していかないといけないと思っていますし、それよりもやはりとにかく乗ることが大事だということが1つの議論になると思っています。それから、御坊の紀州鉄道、それと貴志川線と、私鉄になるのですが、これから貴志川線についてもいろんな議論をしていかないといけない段階になっています。そして紀州鉄道に関しましても、これから本当になくなってしまって、地域はどうなるのかということをこれからしっかりと見極めていかないといけないと思っていますので、本当になくさないでいただきたいとは思うのですが、実際はいつかは、いつかはと言って、またそうはならない場合もあるのでしょうが、企業さんがやっていることなので、それを県として市としてどうやってバックアップしていくか、どうやって一緒になってやっていくかということをこれから議論していかないといけないと思います。
共同通信:中国の関係で話があったので、加えてお伺いしたいと思ったのですが、今回、台湾有事を巡る中で中国の駐大阪総領事の薛剣(せつけん)総領事がツイート(X(旧ツイッター)に投稿)した内容が高市首相への少し過激な投稿として、少し今国内でも問題になっています。和歌山県、パンダなどの関係で知事も含めて総領事とも関係性はあったと思うのですが、なかなか難しいと思うのですが、この投稿への受け止めと、今後、和歌山県として地方レベルでの交流というのはあると思うのですが、どのような関係を築いていきたいかというのを教えてください。
知事:難しい質問ですね。薛剣さんは総領事としてパンダの交渉とかいろいろしているし、それ以外の交流もずっとやってきております。その中で、彼が総理に対して(その)ような言葉を発したというのは、少し私も割とびっくりしたのですが、やはり総領事は国を背負っている方なので、そういう国としての発言なのかよくわからないのですが、そういったことは別の問題であると思っています。僕ら(和歌山県)の彼との付き合いの中と、それと今、彼がああいうことを言ったというのは、まさに別の問題なのだろうと思っておりますので、彼が国外退去とかそういうふうになるのは、それはもう国が決めることでありますので、それは仕方がないと思いますが、それ以外の分野では通常の関係を保っていくのだろうと思っています。
共同通信:なので今回の発言に関しては、国を背負っている方という中で、知事自体は少しびっくりしたところはあるが。
知事:発言は少しびっくりしましたよね。
共同通信:今後については、国レベルでどうなるかはあれですが、その個人と個人との関係性というのは継続して、和歌山県としてのということですよね。
知事:そうです。今のうち(和歌山県)のスタンスとしては変わらないということです。それは薛剣さんであるのか、別の方であるかは別として。
共同通信:少し難しい中、あれだと思うのですが、ありがとうございます。
NHK:また別の話題になるのですが、マイナ保険証への移行に伴って従来の保険証が来月2日から使えなくなるという中で、和歌山県はマイナ保険証の利用率がかなり低くて、全国下から数えて2番目という状況だったと思います。そういった中で、マイナ保険証の周知というのは今後、県としてどのように行っていきたいかというお考えがあればお願いします。
知事:(和歌山県の)マイナンバーカードの普及率というのは8割ぐらいになっていて、全国でもそんなに低くないと伺っていまして、真ん中よりも少し上ぐらい。なんでマイナ保険証(の利用率)だけがこんなに低いんだということを非常に不思議に思って、いろいろなことを調べてみたのですが、まず資格確認書というのが、(健康保険証として利用登録した)マイナンバーカードを持っていない方のところに送られてくるとか、後期高齢者のところにも送られてくるということで、たぶん今そういう資格確認書があるから、それでずっとやっているのだろうが、これから(従来の保険証の)期限が切れてくると、これもおそらくなのですが、どっと(マイナ保険証の利用が)増えてくると思うのです。ちょうど期限切れの時期が重なってきますので、だから別に何もしないわけではないのですが、やはりしっかりとこれ(従来の保険証)が使えなくなるんだよということを宣伝しながら、今までもやっているのですが引き続いてしっかりと、例えば医療機関から声を掛けるとか、市町村国保とか各保険者が、そういったところから声を掛けるとか、しっかりと声掛けをして宣伝をしながら、広報紙とかホームページとかテレビとかラジオ、そんなあらゆる手段を尽くして広報していきたいと思います。その上で、やはりこれからこういう仕組みになりますということをしっかりと皆さん方にわかっていただけたら、その8割の方はマイナンバーカードを持っているのですから、おそらく(保険証利用の)紐づけもされていると思いますので、使っていないだけなので、おそらく使っていただけると思います。
NHK:クマに関することで、全国でクマの被害が相次いでいて、和歌山でもクマが目撃されていたりとか、違う動物をかけるための罠にかかったりということがあると思うのですが、県として今後クマ対策どのように進めていきたいと考えていらっしゃいますでしょうか。
知事:クマ対策というのは、例年も同じだと思うのですが、全国的にクマが特定地域でたくさん出ているということもありますので、そういったことで非常に話題になっていると思います。11月11日に鳥取県が開催いたしました実地訓練に和歌山県も参加いたしまして、その内容について振興局とか市町村へ情報提供いたしました。そういうことはやっているのですね。緊急銃猟の訓練を実施しないといけないということで、現在協力いただける市町村、猟友会と調整しているところです。近畿地方環境事務所にも要望を行っているというそういう状況で、対策しないといけないということを思っています。それから、前回(11月5日の記者会見)も聞いていただいていたと思うのですが、特に外国人に対する情報提供という意味で、自然環境課のホームページに外国人向けの(クマから身を守るための注意事項)英文で今準備しておりまして、まだ準備なのですが、もうすぐホームページに出せると思いますので、そういったことで周知していきたい。(クマの事故は)出会い頭に起こるということが一番ありますので、登山を計画している方については複数人で行動する。それから、クマ鈴をつける。クマと出会わないような方策をまずやっていただいて、もし出会ったら逃げたり死んだふりとかしないようにしていただいて、クマをじっと見ながら、後ずさりをしながら(離れる)ということを周知するようにしております。
NHK:緊急銃猟の訓練を実施すべく今、市町村(等)と準備を進めている段階ということですか。
知事:そうです。


