知事記者会見 2025年10月28日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

2025年10月28日 記者会見室

知事のメキシコ・アメリカ訪問

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 本日は発表事項が2つ、話題事項が2つです。まず、発表事項の1つ目は、知事のメキシコ・アメリカ訪問です。11月7日から11月13日まで、(帰国日を除き)6日間の日程でメキシコシティ、フロリダ州を訪問いたします。

 メキシコでは、和歌山県人会の創立40周年を記念する事業がありますので、県議会の代表団の皆さん方と一緒に周年事業へ参加します。県人会のこれまでの功績を称えるとともに、関係を深めてまいりたいと思っております。また、日系の学校を訪問いたします。日本に興味のある若者に対して、日本への留学や就業を考える際には和歌山県を選んでいただけるよう、和歌山県のPRをしてまいりたいと考えております。

 それからもう1つ、アメリカフロリダ州に参ります。1995年に和歌山県とフロリダ州が姉妹県州提携を締結いたしました。今年でちょうど30周年になりますので、マイアミ市で実施される記念式典に出席いたします。これまでの交流を回顧するとともに、交流が末永く継続することを目的として、次世代の交流を促進する覚書に署名する予定です。また、30周年を記念して、和歌山県文化交流団として派遣した高野山高校の生徒11名が、フロリダ州芸術学校の生徒と音楽やアートの分野で交流を行うとともに、30周年記念式典では声明(しょうみょう)を披露していただく予定です。

カイロスロケット3号機「地元メッセージ打上げプロジェクト」 宇宙へ届けたいメッセージを募集します

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 続きまして、カイロスロケット3号機「地元メッセージ打上げプロジェクト」宇宙へ届けたいメッセージを募集いたします。この度、スペースワン株式会社から「和歌山県の皆さまの多大なる御支援、御協力に深く感謝の意を表すため、県民の皆さまの想いも一緒に宇宙へ届けたい」との御提案をいただきました。具体的には、県民の皆さまのお名前やメッセージをシール(スペースポート紀伊・串本町・那智勝浦町のロゴ)に刻印しまして、カイロスロケット3号機に貼り付けて打ち上げるというものです。本提案は、和歌山県の皆さまが宇宙への夢・想いを託し、地域活性化、宇宙産業・教育の振興を共にめざす契機として、大変貴重な機会であると思っております。和歌山県を含むスペースポート紀伊周辺地域協議会は、「地元メッセージ打上げプロジェクト」を後援いたします。和歌山県の皆さまに、カイロスロケット3号機では、メッセージの打上げにご参加いただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。メッセージの募集期間、その詳細につきましては、資料の方を御覧いただきたいと思います。

熊野白浜リゾート空港ビジネス利用応援キャンペーンを実施します!

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 話題事項の1番目「熊野白浜リゾート空港ビジネス利用応援キャンペーン」を実施いたします。これは何かと言いますと、熊野白浜リゾート空港は近年、年間20万人を超える利用客数がありますが、観光目的の人が多くて、ビジネス目的の利用は少ない状況です。また、和歌山の地元需要ということでも弱いということで、そういう特徴がありますので、地元需要の喚起とビジネス利用の一層の促進というのを図っていきたいということを考え、(和歌山県内の)商工会・商工会議所の会員事業者を対象に、利用促進キャンペーンを実施いたします。白浜羽田線を利用した場合、片道あたり5,000円のキャッシュバックをするものでありまして、熊野白浜リゾート空港からのビジネス利用が大変お得になります。キャンペーンは来年3月15日(第1期:10月14日~12月26日、第2期:1月6日~3月15日)搭乗分まで対象としております。商工会・商工会議所の会員事業者の皆さまが東京方面へ出張する際には、ぜひ熊野白浜リゾート空港の羽田便を御利用いただきたいと思います。

「熊野白浜リゾート空港利用×JR 特急くろしお・空港リムジンバス乗継キャンペーン」を実施します!~飛行機に乗って、豪華賞品を当てよう!~

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 それから、話題事項の2つ目です。これもキャンペーン系なのですが、「熊野白浜リゾート空港利用×JR特急くろしお・空港リムジンバス乗換(継)キャンペーン」を実施します。飛行機に乗って、豪華賞品を当てようというのが副題です。熊野白浜リゾート空港と地域の公共交通機関の利用促進を目的とした「熊野白浜リゾート空港(利用)×JR特急くろしお・空港リムジンバス乗換(継)キャンペーン」を実施します。白浜・羽田間の飛行機を利用された方、さらに同日中にJR白浜駅発着の特急くろしお、または熊野御坊南海バスが運行する空港リムジンバスを利用された方、これらの方に抽選で宿泊券など豪華賞品が当たります。キャンペーン期間は(令和)7年の11月1日から来年(令和8年)の1月31日までです。年末年始の12月27日から1月4日の利用に関しては対象外とさせていただきます。応募期間は令和8年2月2日まで。熊野白浜リゾート空港の年間利用者数増加に向けまして、全庁を挙げて利用促進策に取り組んでいるところでありまして、このキャンペーンもその一環です。11月4日からは特急くろしおの増便実証実験、こういうのが始まりますので、公共交通機関の維持・確保のためにも、県内や県外の皆さまにも、熊野白浜リゾート空港利用の際には特急くろしおや空港リムジンバスなどの公共交通機関の利用をお願いしたいということで始めます。

質問と回答

日刊工業:カイロスロケットに関連して、宇宙関連で3つお聞きできればと思います。1つ目はまず、このカイロスロケット3号機の打上げの状況について、もしお聞きになられていることだとか、状況がわかれば教えていただきたいというのが1つ。もう1つが、今回メッセージの打上げプロジェクトというのに募集しますということですが、こういった宇宙関連で地元を盛り上げるようなプロジェクトを今後もどういったことをやられていくのか、予定があれば教えてください。これが2つ目です。もう1つは、先ほどの米国とメキシコに訪問されるというところで、確か予定の中に、11月11日にケネディ宇宙センターを訪問される、ここら辺の意図なんかも教えていただけると助かります。以上3点です。よろしくお願いします。

知事:まず、スペースワン(社のカイロス)ロケット3号機の打上げの時期の問題ですが、現時点では聞いておりません。この間の9月(8日)に開催されましたスペースポート紀伊周辺地域協議会ですが、臨時総会におきまして、スペースワン社からは、打上げ日の2ヶ月前に発表すると説明があったので、その発表を待っているような状況です。それから、それ以外のキャンペーンはどんなものがありますかという御質問なのかなと思いますが、特に今のところ無いのかな、(成長産業推進課、)特に無いでよろしいですか。

成長産業推進課長:地元の盛り上げとか機運醸成という意味では、毎年「宇宙シンポジウムin串本」というのを実施しております。今年(8月31日)も大変盛況で、いろんな方に楽しんでいただけたと思っております。引き続き、こういった取組も含めながら地域活性化に向けて取り組んでまいりたいと思っております。

知事:それからもう1つは、海外出張の件だと思いますが、ケネディ宇宙センターに行くという話。宇宙のことをしっかりと勉強しないといけないと今思っていますので、その関係で行かせていただくということです。

日刊工業:これは知事が宇宙のところを勉強したいので、そこを選んだということ(ですか)。

知事:そういうことです。

NHK:メッセージの方なのですが、これは貼るって書いてあるのですが、これは本当にいわゆるシールを貼るのですか。

知事:私もよくわからなかったので詳しく聞いてみたのですが、43センチ(メートル)×43センチ(メートル)の、こういう大きさのシールがあるんですね。ここ(資料)に図で見ていただいたとおり、3つの種類のシールがあります。これが四角になっているんですね。外側を四角で囲んでいるような感じになります。その全体に、細かい字でメッセージが入っていくという感じ(です)。

NHK:字の細かさはわかりますか。

知事:だいぶ細かかったような気がします。

NHK:ここに1,000人分を納めるということですよね。

成長産業推進課長:1つの四角は42センチ(メートル)×42センチ(メートル)です。その四角の中にロゴ、県(スペースポート紀伊)とか各町(串本町、那智勝浦町)のロゴが入ります。それ自体は丸です。シール3枚あるのですが、その中に各1,000名のお名前と言葉を刻んでいただく予定です。具体的な文字サイズとかは、スペースワンさんに御確認いただければと思っております。よろしくお願いします。

NHK:その際に、メッセージ自体、何か使ってはいけない言葉とか、先着順だということなのですが、いかようにでもどんなメッセージでも可能なのですか。いわゆる主旨ではないようなメッセージも受け付けるのですか。

成長産業推進課長:基本、スペースワンさんが今回募集をかけられる際には、宇宙への想いとか託したいことというので募集をかけていただくことになっております。そちらの内容については、協力されている(和歌山ロケット)応援団さんの方で一部確認等はされると伺っています。

NHK:知事として、このメッセージの募集に際して、ぜひその県民の方、あるいは(串本・那智勝浦)町民の方に呼び掛けを一言伺いたいです。

知事:まだ打上げ時期も決まっていないのですが、ぜひとも3号機の打上げも成功して欲しいし、その際に和歌山県民の想いというのが宇宙に届けばいいなということもありますので、非常に面白い取組だと思いました。ぜひ応援していきたいと思って、このような形でわざわざ記者発表をさせていただいたということです。

NHK:知事は、(地元メッセージ打上げプロジェクトに)応募されますか。

知事:一応は遠慮して、皆さん方の、1人でも多くの方々に参加していただきたいので、一応私は遠慮して、足らなくなったら私からメッセージを送ろうかなと思います。

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