知事記者会見 2025年7月8日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

2025年7月8日 記者会見室

「東京2025世界陸上競技選手権大会」に向けてフランス代表の事前キャンプ地が和歌山県に決定!!

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 今日は発表事項が2点と話題事項が2点です。まず発表事項の1つ目ですが、「東京2025世界陸上競技選手権大会」に向けて、フランス代表の事前キャンプ地が和歌山県に決定いたしました。和歌山県では、国内外のナショナルスポーツチームのキャンプ誘致を行っています。この度、今年の9月に国立競技場で開催される「東京2025世界陸上競技選手権大会」に向けて、フランス代表が和歌山県の紀三井寺公園陸上競技場で事前キャンプを行うことが決定いたしました。今後、和歌山県とフランス共和国陸上競技連盟で、事前キャンプに関する協定を締結いたします。フランス代表は陸上競技の花形種目でありますリレーにおいて、5種目で出場いたします。キャンプの期間は資料のとおりであります。歓迎セレモニー、県民との交流事業、そういうことにつきましては詳細が決まり次第、またお知らせいたしたいと思います。別添に、フランス共和国陸上競技連盟の会長からのコメントもありますので、ご参考にしていただきたいと思います。

「株式会社西尾家具工芸社」が「企業の森」事業に参画します!

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 2点目でありますが、株式会社西尾家具工芸社が「企業の森」に参画いたします。株式会社西尾家具工芸社との企業の森の調印式を7月4日10時半から知事室で行います。この度、参画いただく企業は大阪に本社を置きます株式会社西尾家具工芸社です。調印式では株式会社西尾家具工芸社、それから田辺市、それから和歌山県の3者において、森林保全・管理協定を締結いたします。この活動地は、田辺市中辺路町野中の山林で1.18ヘクタールとなります。今回で参画いただく企業・団体(数)は104となります。なお、西尾家具工芸社様は、田辺市中辺路木材加工場の集成材を使用して、学校の家具等、製品販売している会社でありまして、そういう縁もあり、今回参画いただくことになったということであります。


森林整備課長:企業の森の関係で補足説明させていただきます。調印式の日ですが、7月14日10時30分ということで、再度確認させていただきます。

東京大学先端科学技術研究センターとの共催事業「高野山会議 2025」を開催します

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 話題事項でありますが、毎年実施しています東京大学先端科学技術研究センターと和歌山県との共催事業で、「高野山会議2025」が開催されます。今年で5回目となります。既に資料提供もされているかと思いますが、期間は7月22日から24日。それから内容は資料のとおりであります。和歌山にゆかりのある方々や著名な方々が多く参加され、各セッションでお話をされます。参加申し込みについては7月15日までとなっておりますので、ぜひ遅れないようにご参加いただきたいと思います。高野山会議の延べ参加想定人数は1,100人ぐらいで、各セッション100人ぐらいです。コンサートには500人ぐらい集まっていただくということで、昨年はもう少し多かったということでございます。

県内初の特定地域づくり事業開始に伴う知事表敬訪問について

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 2点目の話題事項でありますが、県内初の「特定地域づくり事業」開始に伴う知事表敬訪問ということで、明日の7月9日2時半から3時まで、県内初となる特定地域づくり事業協同組合の認定を受けました、かつらぎ町未来づくり協同組合の代表理事と、かつらぎ町長が知事室にお見えになります。特定地域づくり事業協同組合制度は、過疎地域(等)の人口が急減している地域において、事業協同組合がいろんな仕事をするマルチワーカーを雇用して、複数の組合員の事業者へ派遣して、年間を通じて安定的な雇用の実現ができるというようなことを考えている事業であります。今後、地域産業の担い手確保と併せて、圏域外からの移住促進施策ということで、各県いろいろ取り組まれているのですが、和歌山では初めてということで、今後の活躍(効果)を期待できると思っております。

質問と回答

日刊工業:発表項目外ですが、万博が開催して、もうすぐで折り返しになると思います。今日も確かポルトガルとの何か(コラボイベント)があると思うのですが、海外との連携の今までの振り返りと今後の予定、特に海外のトップの方との会談などがあって何か話し合いをする予定があるのか、その辺もしあれば教えてください。

知事:よく把握はしていないのですが、今までだとデンマークとの昼食会があったり、それからトルコとの共同イベント(駐日トルコ共和国特命全権大使等が関西パビリオン和歌山ゾーンを訪問し、スイーツ等を試食)があったり、それからポルトガル(とのコラボイベント)がありました。それから、イタリアとの関係もあると聞いています。あとは、あまり把握していないです。申し訳ないです。いくつかあると思います。まだこれから、国はよく覚えていないのですが、他のところとも連携していくという話もありますので、またそれは決まり次第ご報告したいと思います。

朝日:4つ目の特定地域づくり事業について、この制度ができたのが、たぶん結構前だと思うのですが、和歌山県の規模ぐらいの県で、今これが県内初というのは、結構全国的にも後発かと思うのですが、県内で始めにくかった理由みたいなものがあるのでしょうか。それと、今後他にこの特定地域づくり事業を検討しているところがあれば教えてください。

知事:後発には違いないと思っています。ただタイミングがうまくいかなかっただけの話だと思っています。例えば、みかんなどの収穫をしてもらう人というのは、ずっと決まっている人が来てくれるらしいです。その人のための部屋があったり、家があったりするというような、そういう付き合いをずっとしているのですが、こういう特定地域づくり事業ということの組合的な要素を使っていなかったというのが、本音のところではないかと思います。梅農家でもそうなのですが、それぞれ同じような形で活動しているのでしょうが、紹介はずっとしていると思うのですが、これを採用してこなかったのは、たまたまやっていなかったのではないかと思います。ただ今回こういう形で動きだしたということは、中心になっていただける方がいらっしゃったことも一番の原因(理由)だと思いますので、こういうことをきっかけにまた広がっていけば、それはそれでいいのかなと思います。

朝日:他の地域で、この制度を今、検討しているところはありますか。

知事:そこはわからないです。また、原課に聞いていただけたらと思います。

地域振興課長:現在、紀美野町の方で今後の設立に向けた動きがございます。

産経:先日、中国の在大阪から大使でしたか、こちらの方(和歌山県)にいらっしゃって(知事)表敬訪問(7月2日)があったということですが、まずこのスケジュールを隠していたというのは何か極秘の会談で大事なものでもあったのでしょうか。それと、白浜のパンダが今、県民が非常に注目している中で、そういうようなお話は出ましたか。

知事:たぶん(中華人民共和国)駐大阪総領事ですよね。アワーズ(アドベンチャーワールド運営会社)と中華人民共和国(中華人民共和国駐大阪総領館)が共催でパンダの歓送セレモニーを開催(6月27日)したということで、私も行ってきまして、(中華人民共和国駐大阪総領事の)薛剣(せつけん)さんにお会いしてきました。そのときにもパンダのお話は薛剣さんからありましたし、この間もお会いしたときに、薛剣さんとのお話の中でパンダの話もありました。

産経:難しいところもあると思いますが、具体的には何か要望など伝えられたのですか。

知事:私が要望して、じゃあ何とか考えましょうとなるわけではないのですが、和歌山県としてもパンダは必要なのですということはしっかりと訴えてきましたし、アワーズと(約)30年続いてきた繁殖の協定(ジャイアントパンダの保護共同プロジェクト)を、ずっと続けていただけるようにということをお願いいたしました。(中華人民共和国駐大阪総領事の知事表敬を)別に隠していない(と思います)。

産経:事前に広報せずに、終わってから広報があった。

広報課長:そこは国際課の判断になってしまった。

知事:全総領事が来られるときに、皆さん方(報道機関)に資料提供しているわけではないと思いますので、それはうがった見方ではないかなと思いますので、そこはそんなに(隠しているということは)ないと思います。

産経:よっぽど大事な話があったのかなと。

知事:(知事)就任のご挨拶ということで、まずはお受けいたしましたので、もちろんパンダの話は避けて通れませんので、させていただいたということであります。

NHK:発表事項の1項目のフランス代表の事前キャンプ地(のこと)なのですが、先日バスの中にフランスと書かれた人たちがいっぱい乗っているのを見てすごく驚いたのですが、たぶん事前の視察だったと思うのですが、改めてフランス代表が紀三井寺(公園陸上競技場)で事前に練習されることについての知事としての期待ですとかコメントをいただけたらと思います。

知事:フランス共和国の陸上競技連盟につきましては、2007年(の大阪世界陸上)と、それから2008年の北京オリンピック、それから今回で3回目ということでありまして、会長のコメントにも書いているのですが、和歌山がよかったということを言っていただいているということで非常にありがたいし、これからもぜひ続けていただいて、陸上競技だけと言わずに、いろんな競技の事前合宿などに使っていただけたら非常にありがたいと思っております。

時事通信:発表項目外になるのですが、政府が骨太の方針で、都道府県が政府の示す基準より高い水準で最低賃金を引き上げた場合に、補助金や交付金を支給する方針を示しておりますが、これに対して知事のご意見とか、何か考えがあったらお聞きしたいです。

知事:意見は特にないです。間違えずにしっかりやっていただきたいと思います。

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